iPhoneの新型登場までのカウントダウンが始まったようです。発表会を目前にした今、iPhone Proシリーズの新型について確認してみましょう。
iPhone 14 Proはいつ登場? 気になる発売日は決まった?
例年秋に新型が発表されてきたiPhoneのナンバー付きモデル。2022年は〝14〟とナンバリングされることが有力視されています。
そんな中アップルは、「Apple Event」の開催を2022年9月7日午前10時(アメリカ時間)と公表しました。日本時間では9月8日(木)の午前2時からとなります。内容については明らかにされていませんが、iPhone 14シリーズとApple Watchの新型が登場すると予測されています。
現行のiPhone 13 Proは日本時間2021年9月15日午前2時に発表されました。そして、9月17日(金)21時から予約が開始され、9月24日(金)から販売されています。
それを踏まえると、iPhone 14 Proは2022年9月9日(金)21時から予約を開始。翌9月16日(金)に発売というスケジュールになるのではないでしょうか。期待しましょう!
iPhone 14 Proはどうなるの? カメラは進化する?
さてiPhone 14 Proはどのようなモデルになるのでしょうか? 様々な噂が飛び交っていますが、9月初頭時点でまとめてみました。
iPhone 14 Proのカメラはどうなる?
現行となるiPhone 13 Proでは1200万画素のカメラシステムを搭載していますが、こちらが4800万画素へと強化されるという噂があります。また、8K動画撮影が可能になるという説も。いずれにしてもカメラ機能の大幅強化がiPhone 14 Proで行われる可能性は高いと思われます。
iPhone 14 Proはノッチを廃止してパンチホールになる?
iPhone X以来、Face ID対応のiPhoneは画面上部にノッチがあり、良くも悪くもiPhoneの特徴となってきました。しかし、画面がカットされて投影面積が狭くなっているのも事実。ほかのハイエンドスマホがパンチホールなどで対応しているのに比べると、やや切り欠き部分が大きすぎる……という声もチラホラ。
そこでiPhone 14 Proではやや横長のパンチホールに変更する噂があります。これはiPhoneユーザーにとって気になる話ですよね。
iPhone 14 Proは画面周辺のベゼル(縁)が狭くなる?
こちらも様々なメディアなどで見られる話。画面が多少大きくなり、その代わりにベゼルが狭くなるというものです。iPhone 13 Proは豪華なステンレスボディを採用し、堅牢なイメージはあるものの、他社のハイエンドモデルに比べてややベゼルが太い印象があったのも事実。よりスタイリッシュになることを期待しましょう。
iPhone 14 Proはチップセットに〝Mシリーズ〟を搭載する?
iPhoneのナンバー付きモデルは例年、チップが新しくなることで進化を続けてきました。iPhone 13シリーズではA15 Bionicを搭載。iPhone 12シリーズのA14 Bionicから進化を遂げました。
当然、iPhone 14 Proには新しいチップセットのA16 Bionic搭載が期待されています。ただし、世界的な材料不足による原材料費の高騰や半導体の不足の影響は深刻で、ノーマル版のiPhone 14シリーズはA15 Bionicを継投するという噂も出ています。
また、iPad AirがM1チップを搭載したことで、秋から冬に登場が期待されている新型iPad ProはM2チップを搭載する可能性があります。
iPadがiPadOSを含めシリーズ全体でMac寄りの仕様になっていく中、iPhone 14 Proもより高性能を求めて〝Mシリーズ〟のチップを搭載する可能性があるかもしれません。ただし、こちらは消費電力量とのトレードオフ。搭載できる電池容量に制限のあるiPhoneでは採用しないかもしれません。
iPhone 14 Proの容量はどうなる?
現行のiPhone 13 Proの容量は、128GB、256GB、512GB、1TBの4種類がラインアップ。ここへ新たに2TBが加わるという噂があります。4K動画も撮影可能なiPhone Proシリーズでは容量をより多く求めるユーザーがいるのも確か。可能性はあるかもしれませんね。
iPhone 14 ProはUSB-Cに対応する?
ヨーロッパでは今後、モバイル端末の接続端子をUSB-Cで統一する方向になっています。その流れからiPhoneもいずれUSB-C対応を迫られる可能性があります。
iPhone 14 ProがLightningをやめてUSB-Cに対応する可能性は大いにあるでしょう。
iPhone 14 ProはディスプレイがApple Watchのように常時点灯となる?
こちらも噂レベルですが、iPhone 14 Proには画面の常時点灯が噂されています。Apple Watch Series 5以降のモデルのようにデフォルトでは「常にオン」となり、バッテリー節約のためにスリープ状態として画面が暗く表示されると予測する声が出ています。
最近のスマートフォンは画面の表示するサイクルであるリフレッシュレートを可変にして、滑らかな映像表示と節電を両立するモデルが増えています。iPhone 14 Proでもリフレッシュレートの可変表示をきめ細かく設定して画面の切り替えを減らし、さらに常時点灯はするものの画面を暗く表示。ロック解除での画面の無駄な立ち上がり電力消費を抑えて節電を図りつつ、利便性を高めてくれる……かもしれませんね。
iPhone 14 Proの価格はいくら?
ここまでiPhone 14 Proの噂をまとめてきました。それでは気になる価格はいくらくらいになるのでしょうか? 予測してみました。
現行のiPhone 13 ProのApple Storeでの価格は以下です。
128GBモデル 14万4800円
256GBモデル 15万9800円
512GBモデル 18万9800円
1TBモデル 21万9800円
こちらは2022年7月に、原材料価格高騰と半導体不足、物価上昇、円安を考えて価格改定をしたものです。しかし、この中で為替レートについては、7月時点では1ドル120円相当に設定したという話があります。2022年9月初頭で円安がまた進行しており、米ドル/円レートで140円台に突入しました。そうすると、120円から140円への上昇分が15%程度なので、iPhone 14シリーズには10%程度の価格上昇があってもおかしくないです。
仮に10%の価格上昇が織り込まれるなら、iPhone 14 Proの価格は
128GBモデル 15万9800円
256GBモデル 17万5800円
512GBモデル 20万9800円
1TBモデル 23万9800円
追加予測の2TBモデル 27万9800円
程度になるかもしれません。