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スマホやタブレットなど6種類の新製品が登場!aiwaが令和の時代に復活を遂げた理由

2022.09.01

ITデバイスの開発・製造受託を主に手掛けるJENESISは、40代以上にとってはたまらない、かつての人気ブランドaiwaのデジタル分野における商標使用権を取得して、デジタル製品を展開するプロジェクトを始動。8月24日に第1弾製品やブランドキャラクターなどを紹介するaiwaデジタル製品発表会を開催した。aiwaは、日本で初めてラジカセを発売し、ヘッドフォンステレオ『カセットボーイ』などの人気製品を生み出し、そのブランド力は日本だけでなく、アジアをはじめとした海外でも高い人気を誇った。その後、デジタルやIT化の潮流に乗り切れず、2008年にはブランド使用の停止になっていた。それをJENESISが令和の時代に復活させる。

JENESISの代表取締役社長の藤岡淳一氏は、発表会で意気込みを語った。

「私は、2006年に “かつてのaiwaの役割を果たす”という記事を出してもらうほど、当時からaiwaに対する強い憧れがありました。aiwaに関してブランド認知度の調査を行いましたが、20代女性の認知度は少ないものの40代以上の男性は71パーセントと圧倒的な認知度を誇っており、ほかのオーディオメーカーと比べても劣らないと思っています。aiwa製品を開発・製造されてきたかつての先駆者・先輩の敬意を示して、外注に頼らない自社による製造・サービスを行っていきます。私たちが少年の頃にお年玉をためて憧れて買ったaiwaの製品。それをJENESISが引き継いで、デジタルでaiwaを再び世界のブランドにしていきたいです」

JENESISは、これまで多くの開発受託を行い、手がけた製品は500以上で累計出荷台数は300万台以上になるという。JENESISのこだわりは、自社工場を持ち、設計・開発・製造・アフターサービス・サポートを自前の社員で行なうこと。こういった製造のこだわりはaiwaデジタルでも行っていくという。これまで法人向けのビジネスが多かったが、aiwaをコンシューマ向けに展開するためにブランドキャラクターとして歌手・俳優として活躍する石橋凌氏を起用。販促物やパンフレットなどで活用していく。石橋氏は発表会でもビデオコメントを寄せたが、aiwa世代に向けた大きなアピールになりそうだ。

「一世を風靡したaiwaのラジカセを私も愛用していた時期があります。カセットテープで国内外の音楽を聴いたり、オリジナルナンバーの作曲の際にバンドメンバーとのリハーサルで活用したことがいまでも思い出として残っています。私自身、ミュージシャン、俳優としてこれからもaiwaデジタルと同様に世界に向けて本物のモノつくりを目指していきたいと思っています。みなさん、新たなaiwaデジタルにどうぞご期待ください」(石橋凌氏)

第1弾製品はスマホやタブレットなど6種類

今回発表されたラインナップは6種のデバイス。いずれも低価格でコストパフォーマンがよい製品という印象。各製品は、aiwaデジタルシリーズ公式オンラインストア『aiwaデジタルダイレクト』より9月7日以降順次発売予定。(価格は公式オンラインストア発売記念特価)

『JA2-TBA1001』

3万9800円(税込み)
今回のフラッグシップモデルの10.3インチタブレット。CPUに「MediaTek MT8183」を採用し、OSは『android 12』。メモリ4GB、ストレージ64GBを搭載。4つのスピーカーと2つのマイクを搭載し、ストレスフリーなビデオ通話ができる。バッテリー容量は6800mAhでフル充電なら約5時間稼働する。IP65防水防塵でさまざまな場面で使える。サイズは、幅約248.8㎜×奥行き約7.9㎜×高さ約158.5mm(突起部除く)、重量約490g。

『JA2-TBA1002』

1万9800円(税込み)
OSに『Android 12』を採用した10.1インチディスプレイのタブレット。CPUは「Mediatek MT8168」で、ストレージ32GB、メモリ4GBを搭載。コストパフォーマンスとスペックのバランスが良いエントリーモデル。無線LANの5GHz帯に対応し、USB type-Cポートも搭載。サイズは幅約243.3㎜×奥行き約9.7㎜×高さ約161.8mm(突起部除く)、重量約490g。

『JA2-TBA0801』

1万6800円(税込み)
OSに『Android 12(Go edition)』を採用した、手軽に使える8インチAndroidタブレット。アルミ製ナロースリムボディのエントリーモデル。CPUは「Mediatek MT8168」、ストレージ32GB、メモリ2GBを搭載。サイズは、幅約124㎜×奥行き約8.8㎜×高さ約208mm(突起部除く)、重量約334g。

『JA2-TBW1001』

4万9800円(税込み)
『Windows11Pro 64bit』を採用し、Intel CPU「Celeron N4040」搭載の2in1タブレットパソコン。ディスプレイは3対2の10.5インチで画面解像度は1920×1280px。ストレージ64GB、メモリ4GBを搭載。ポートは、USB type-c×2、micro HDMI×1を搭載。専用キーボードを標準搭載し、ノートパソコンとしても扱いやすい。サイズは幅約247.6㎜×奥行き約8.8㎜×高さ約173.6mm(突起部除く)、重量は本体約600g、キーボード約300g。キーボードのみのサイズは、展開時:幅約370㎜×奥行き約254㎜×高さ約11mm、折りたたみ時:幅約183 ㎜×奥行き約254㎜×高さ約17mm。

『JA2-SMP0601』

1万6800円(税込み)
『android 12(Go edition)』を採用したハイコストパフォーマンスのエントリーモデルのスマートフォン。ディスプレイは6.5インチを採用。ストレージ32GB、メモリ2GBを搭載。SIMフリーで2つのnanoSIMスロットに別々の番号を同時に待受可能。無線LANは5GHz帯に対応。サイズは幅約76.6㎜×奥行き約9.2㎜×高さ約164.4mm(突起部除く)、重量約190g。カラーはブラック/ホワイトの2色展開。

スマートウォッチ「JA2-SMW0001」

5800円(税込み)
24時間リアル心拍数モニタリングや安静時心拍数曲線を記録することができ、睡眠モニタリングもできる1.8インチ液晶のスマートウォッチ。血中酸素飽和度も測ることができる。20種類以上のスポーツモードを用意し、スマートフォン通話に対応。専用アプリで使用し、マグネット式専用充電ケーブルを採用。サイズは幅約45㎜×奥行き約11㎜×高さ約38mm(突起部除く)、重量約57g。対応OSはiOS10以上、Android 5.1以上。

音響、生活空間の融和、オープンイノベーションを追求

藤岡氏によれば、aiwaのデジタル製品では、今後は「音響の追求」、「生活空間の融和」、「オープンイノベーション」の3つにこだわって開発していくという。
音響の追求では、小型化・密閉によってサウンドのチューニングが難しいと言われるデジタルデバイスで、それを解決するためにDirac HD Soundの実装と熟練オーディオ技術者の活用をしていく。Dirac HD Soundは、スウェーデンの企業Research社の技術で、OS、ドライバー、ファームウェアの階層からチューニングして、いかに最適なアウトプットにアプローチするかという技術。そして熟練オーディオエンジニアに関しては、アナログのノウハウが少ない中国や若いエンジニアに指導・評価をしてもらっていくという。「Dirac HD Soundを含めて、内蔵するスピーカーや付属するイヤホンに対してアナログ的なアプローチをして、オーディオブランドaiwaらしさを再現していきたいと考えています」(藤岡氏)

生活空間の融和は、ITやデジタルが身近になって、デジタルデバイスの存在感が大きくなってきている。「ライフスタイルや生活空間に圧迫感を与えないアプローチをしたい」(藤岡氏)という想いの元、ブランドディレクターにaeteのプロダクトデザイナーの鈴木健氏を起用。第1弾の製品には関わっていないが、今後は製品のブランディングやデザインなどを手がける。

鈴木氏は、今回の発表会に登壇。aiwaの仕事を引き受けたのは、JENESISが自前で製品製造を行っていることが大きいと語った。「自社工場を持っていることは大きかったです。かつて家電メーカーに勤務していた時、日本中に工場がありました。そこでいろいろな人たちとアイデアを出し合ってモノ作りをしていたことを思い出します。やはり日本のモノ作りが強かったのは、そういうものが基盤にあったからじゃないかと思います。いまの日本のモノ作りはいかに早く安くで、新型コロナウィルスで価値観も多様化している。そんな中でいいものが作れるか、つくづく感じたタイミングでした。いま藤岡さんとは、タブレットの開発をしています。テレビが一家に1台だったように、タブレットも時代の流れで今後大きく変化していくと思います。そんな中で、みなさんがあっと驚くような製品が発表できればと思います」(鈴木健氏)

そしてオープンイノベーションとして、スタートアップへのバックアップなどを展開する。「かつて斬新な開発能力で人気だったaiwaは、ベンチャー魂のある会社だったと思います」(藤岡氏)。JENESISはこれまでも多くのスタートアップと製品開発や事業サポートを行ってきており、それもaiwaブランドとして応援していくという。今回は、スタートアップが開発して1年で5000台以上を出荷した、誰でも楽器が弾ける『InstaChord(インスタコード)』とコラボして『aiwa RX01 powered by InstaChord』を2023年頃に発売するを発表。元のモデルを量産化しやすく設計して、より身近な製品として発売する。さらにスタートアップのMAMORIOが展開する財布にタグを入れたりスマホにアプリをインストールすることで忘れ物をすぐに回収できる『MaMORIO』とも連携。こちらはaiwaデジタルの製品に実装して、「お忘れスマホ自動検知サービス」を無料で利用できるようにしていくという。

これまで法人向けビジネスが多かったJENESISは、今後はaiwaデジタルのブランド力を活かしてコンシューマも伸ばしていきたいという。「会社を創業して10年以上経ちますが、自分の経験や年齢を考えて、aiwaとの出会いでもう1回勝負をかけたいと思いました。安くて良いものを作ることは長けているかも知れませんが、アイデアや尖った部分は自社だけでは埋めにくい部分はあります。スタートアップとともに新しい斬新なものをaiwaブランドで出して、aiwaデジタルを盛り上げたいと思います。会社としては、2、3年後にはコンシューマの比率を半分以上にしていきたいと考えています」

aiwaデジタルは、最初は法人向けと直販というスタートだが、芸能人の起用や専用ケースなどの付属品を充実させることでコンシューマ向けとして長く使ってもらえる取り組みを目指すという。今後の販路についてもECサイト、量販店、店舗などの要望に合わせた製品カスタムなどにも対応し、大手メーカーや中国勢には難しい小回りを活かした展開も考えているという。おじさん世代にとって懐かしいaiwaが、令和の時代に新たなブランド価値を構築できるか注目だ。

https://aiwa-digital.com/

構成/久村竜二

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