ソロキャンプにも使い勝手がよいカセットこんろは、アウトドア好きならぜひ持っておきたいアイテムのひとつ。持ち運びしやすい小型の製品を中心に、アウトドア向けのカセットこんろをご紹介します。
アウトドアで大いに活用したい小型のカセットこんろ
カセットこんろには屋内用のものだけでなく、アウトドアで使用することを前提にした製品もあります。折りたたんでコンパクトに収納できたり、持ち運びやすいように軽く作られていたりするのが特徴です。アウトドアで熱いコーヒーを飲んだり調理を楽しんだりしたい人は、ぜひチェックしてみてください。
【参考】アウトドアでも自宅でも使える!鍋、焼き肉、防災に役立つカセットこんろ8選
高所・寒冷地でのキャンプにおすすめ!コールマンのカセットこんろ
コールマンの「シングルガスストーブ 120A」は、高所や寒冷地での使用に強いとされるOD缶を使用するカセットこんろです。
キャンプ料理の幅が広がる8インチ(φ20cm)のダッチオーブンが使用可能なシングルバーナー。安定性・耐風性に優れる五徳を採用し、高さが2段階で調節できる足付きです。
【参考】コールマン公式オンラインショップ シングルガスストーブ120A
単独でもテーブルにセットしても使えるスノーピークのガスバーナー
スノーピークの「フラットバーナー」は、同社のアイアングリルテーブルにセットして使えるガスバーナーです。
もちろん、単独でも使用可能。ソロキャンプなどでは持ち運びに便利な小型軽量のガスバーナー
として重宝します。
安定性が高い大型の五徳を搭載したキャプテンスタッグのカセットこんろ
キャプテンスタッグの「大型五徳ガスバーナーコンロ(収納バッグ付)M-8809」は、搭載されている五徳が大きく、載せた調理器具が安定しやすいです。
高さのある足が付いているので、地面に直接置いても使いやすく、テーブルに置いてもテーブルが熱くなりにくいです。出力3000kcal/hと高火力なのも魅力。
【参考】キャプテンスタッグ 大型五徳ガスバーナーコンロ(収納バッグ付)M-8809
コンパクトに収納・携帯できるスノーピークのガスバーナー
スノーピークの「HOME&CAMPバーナー」は、五徳・バーナー部分を折りたたんで本体に収納できるカセットこんろ。非常にコンパクトになるので、収納にも携帯にも便利です。
省スペースに収納できるので、家庭で卓上コンロとして使用するのもおすすめです。カラーはこちらのシルバーのほか、ブラックとカーキもラインアップされています。
【参考】スノーピーク HOME&CAMPバーナー GS-600
ヒートシールドがおしゃれなアウトドアで重宝するカセットこんろ
イワタニの「FORE WINDS フォールディングキャンプストーブ」FW-FS01は、ステンレス製のヒートシールドがおしゃれなカセットこんろです。
ヒートシールドには輻射熱を反射してテーブルへのダメージを抑える働きがあります。折りたたみ式で持ち運び用のハンドルが付いていて、携帯性が非常に高い製品となっています。
【参考】イワタニ FORE WINDS フォールディングキャンプストーブ FW-FS01
イワタニのダブル風防ユニットにより風を通さないカセットこんろ
イワタニの「カセットフー タフまるJr.」CB-ODX-JRは、同社の「カセットフー タフまる」を約60%に小型化した製品です。耐荷重は10kgで8インチまでのダッチオーブンが載せられ、アウトドアでも本格的な調理が楽しめます。
風を通しにくい「ダブル風防ユニット」を搭載。風で火が消えにくい多孔式バーナーも採用しています。専用キャリングケースも付属し、アウトドアにピッタリのカセットこんろです。
【参考】イワタニ カセットフー タフまるJr. CB-ODX-JR
ユニークなデザインのロゴスのカセットこんろ
ロゴスの「LOGOS×SENGOKU ALADDIN ポータブル ガス カセットこんろ ヒバリン」の〝ヒバリン〟とは、火鉢と七輪を掛け合わせたネーミングです。名前の通り、火鉢や七輪を彷彿とさせる火鉢型の可愛らしい形状をしています。
バーナー部を囲うように天板がやや凹んだデザインになっていて、風の影響を受けにくく、屋外でも使いやすいです。焼き網や輻射プレートなどが含まれるグリルキットと、収納袋が付属します。
Sengoku Aladdinとのコラボ製品で、Sengoku Aladdinでも色違いの製品を販売しています。
【参考】ロゴス LOGOS×SENGOKU ALADDIN ポータブル ガス カセットこんろ ヒバリン No.81060025
キャンプでカセットこんろを使用する際は、風よけも大事
カセットこんろを使用する際、屋内と屋外で大きく変わるのは、風の影響があるか否かです。キャンプなどでカセットこんろを使用する場合、風が強いと火がつきにくかったり、火が風に流されて上手く調理器具に当たらなかったりすることがあります。
カセットこんろ自体に風よけの仕組みを搭載している製品もありますが、折りたためる風よけを準備しておくと安心です。風よけは、防風板やウインドスクリーンといった名称で販売されています。
購入する際にはサイズを確認して、カセットこんろをしっかり囲える大きさのものを選びましょう。足付きのカセットこんろには、高さのある風よけが必要です。
カセットこんろで簡単に作れるアウトドア料理はメーカー公式サイトで公開中
アウトドア向けのカセットこんろを製造するメーカーのなかには、公式サイトでアウトドアにぴったりな料理レシピを公開しているところもあります。
たとえば、イワタニではカセットこんろとホットサンドグリルでつくる「トマトとアボカドのパニーニ」、ロゴスでは鶏肉と野菜をトマト缶で煮込んだ具だくさんの「鶏のバスク風 トマト煮込み」などが紹介されています。アウトドアで作る料理に迷ったら参考にしてみてください。
【参考】とっておきレシピ集 トマトとアボカドのパニーニ|イワタニ
小型の製品を中心に、アウトドアに適したカセットこんろをご紹介しました。カセットこんろがあれば、手軽にアウトドア料理が楽しめます。アウトドア向けの製品でも、もちろん家庭でも使用可能で災害への備えとしても役立ちます。この機会に小型のカセットこんろの購入を検討してみてください。
※データは2022年8月中旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
※製品のご利用、操作はあくまで自己責任にてお願いします。
文/ねこリセット