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ととのった心と身体に沁みるんです!サウナーに読んでほしいドラえもんの名言8選

2022.09.05PR

ドラえもん

実はサウナにはまんが『ドラえもん』がよく合う!? その理由をドラえもんの大ファンであるサウナーお二人に直撃! サウナでととのった心に沁みるドラえもんの魅力とは?

ドラえもん

サウナーに『ドラえもん』をおすすめしたい3つの理由

【1】1話完結型で、時間管理をしやすい

1話完結、かつほとんどが1話当たり2〜3分で手軽に読める。どの話からでも読み始められ、時間が限られる時や時間調整にも便利。

【2】「のんびり」を肯定するキャラクターの存在

まんが界を代表するのんびりキャラののび太。「今日は、思いっきりのんびりしよう」という気持ちが増して、サウナにいる時間をより楽しめるはず。

【3】ビジネスパーソンの心に沁みる、深いセリフが多い

大人が見ても思わずハッとさせられる深いセリフも多い。サウナで身体をリフレッシュした後だからこそ、普段の状態よりも心に響き、心のデトックスになる。

ドラえもん

笹野美紀恵ドラえもんファンのサウナ美容家
笹野美紀恵
サウナの聖地「しきじ」が実家。アメリカ留学後、日米でモデルとして活動し、2011年、株式会社ONEBLOWを設立。飲食店や宿泊施設・温浴施設などのプロデュース業を行なう。著書に『キレイをかなえる「しきじの娘」の速効サウナ美容』など。

杉浦 充サウナとドラえもんをこよなく愛する広告プランナー
杉浦 充
1987年愛知県生まれ。サウナ好きであり、ドラえもん好きでもある広告会社プランナー。サウナ、ゲーム、漫画が趣味。サウナ・スパプロフェッショナル保持。ホームサウナは『サウナイーグル』。

サウナで読む『ドラえもん』は沁みる!

──『ドラえもん』とサウナ、あまり関連性を感じませんが、おすすめする理由はどこにあるのでしょうか?

笹野(以下、笹)『ドラえもん』のような1話完結型のマンガはどこからでも読み始められて、終われるので、サウナと相性がいいんです。それに大人になって改めて読み返すと、『ドラえもん』ってセリフだけでもグッとくる。名言集シリーズなんです。サウナでととのった心にじんわり沁みるセリフも多いんです。

杉浦(以下、杉)『ドラえもん』はのび太がのんびりする話が多いのもサウナ向きだと思いました。「一生けんめいのんびりしよう」みたいなセリフなど、全力でのんびりする気持ちになるんです。

──今回はおふたりに、そんな『ドラえもん』の中からサウナーの心に響く一言をいくつか挙げていただきました。

 笹野さんに挙げていただいた『ドラえもん』のお話を読みましたが、結構考えさせられる内容のものが多いですね。これはどういった基準でセレクトされましたか?

 『ドラえもん』って、デキる上司がデキない部下にわかりやすい言語にして、問題を可視化してくれていると思うんですよ。

 部下がのび太ってことですね。

 そうです。のび太くんの目線で、のび太くんの気持ちになって理解してくれてる存在じゃないかと思うんです。見た目はネコ型ロボットですけど、中身は相当デキる上司なんだなっていうのを、大人になって思うようになりました。

 新鮮な視点ですね。そんなふうにとらえたことはなかったです。

 小さい頃は『ドラえもん』を友だち目線で見ていたんです。「こんな友達がいたらいいな」とか、「ドラえもんが友達ならほかに友だちいらないな」くらいの勢いで(笑)。わがままを言っても、全部かなえてくれますし。

 でも、大人になって社会に出てみると、ドラえもんってすごいデキる上司が歩み寄って、自分の目線に合わせて言ってくれてるような、また違う角度で見えてくるようになりました。

 なるほど、目線を下げて寄り添ってくれる存在ということですね。

 助けが必要な時は、ひみつ道具を与えて「やってみなよ」と泳がしてくれて、何かあったら責任はとる、みたいな。失敗から学ばせる懐の深い上司のような存在ですね。

大人になって初めてわかる『ドラえもん』の魅力

──失敗から学ぶみたいな話は結構ありますね。

 年を重ねると、いい意味で自分を見つめ直す機会って、そんなになくなってくるじゃないですか。上司や知り合いからの言葉も、一歩間違えると心の中で「うっさいな」とか「わかってんだよ」とか、何かしら出てくるものってあったりして(笑)。でもフラットな状態で読むと、自分が欲しかった宿題が自分にはね返ってくる感じなんですよね。私はたぶん自分が欲しい課題があって、それを『ドラえもん』を通じて自分に言い聞かせているみたいな感じがしました。

 わかります。サウナ後のフラットな状態だからこそ、自分が求めている課題や、響く言葉がより浮き彫りになってくる感じですね。

 自分自身が心の整理をするのにも『ドラえもん』はいいなって思いました。「気合いだー!」みたいに、暑っ苦しく言われると「うっさいな」って気持ちになっちゃいますからね(笑)。

 ちょうどよく、ストレスを自分にかけずに読めるマンガですね。

 そうそう、ほどよいバランスなんです。私は「おとなって、かわいそうだね」「自分より大きなものがいないもの」って言ってくれる話が好きです。わかってるんですけど、やっぱり求めてしまうじゃないですか。

 大人は立場を求められますよね。

 「よりかかってあまえたり、しかってくれる人がいないんだもの」って『ドラえもん』のセリフは本当にそうで、大人になればなるほど真剣に叱ってくれる存在はむしろ貴重になる。大人になるほど距離を置きますよね。

 この話は『パパもあまえんぼ』ってタイトルなんですけど、サウナに甘えられる部分を求めてるのかなって思っちゃいました(笑)。僕の場合は悩んだり、疲れた時にサウナに行きますから。

 確かにダラダラした自分を黙って受け入れてくれる存在は貴重ですね。

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