サラダなどを美味しく食べるために欠かせない「ドレッシング」だが、多くの種類がある中で、人々に好まれているのはどの味なのだろうか?
カレンダーで8月31日(やさい)の上にあることから、8月24日は「ドレッシングの日」とされている。そんな「ドレッシングの日」にちなんで、LINEリサーチは、日本全国の男女5,254人を対象にドレッシングに関する調査を実施した。
サラダにかけるドレッシング、好きな味1位は「ごま」
自宅以外で食べるときも含め、ふだんサラダにドレッシングをかけるかどうか、かけると回答した人には好きな味(テイスト)について、酢や塩などの調味料単体、マヨネーズは除いて聞いた。
好きなドレッシングの味、全体1位は「ごま」で4割超。2位以降は「和風・和風しょうゆ」「たまねぎ・オニオン」「青じそ」「シーザー」が2~3割台で続いた。
一方、「ドレッシングはまったくかけない / サラダは食べない」という人は全体で6%にとどまる結果に。10代では1割超とやや高めだが、ほとんどの人はドレッシングをかけるようだ。
年代別にみると、10~50代では「ごま」が1位に。60代では2位となったものの、すべての年代で4割超と高い割合を占める。
順位に差はあるものの、10~50代ではいずれも「ごま」「和風・和風しょうゆ」「たまねぎ・オニオン」「青じそ」「シーザー」が上位5位以内にランクインしている。チーズの風味が特徴の「シーザー」は、20~30代で3割前後と高く、20代では3位にランクイン。
6位以降は年代によって差がみられ、ピリ辛の「チョレギ」は20~30代で2割超となり、特に女性に人気がある様子がうかがえる。
「中華」は、40代で8位にランクイン。シンプルな「塩・塩だれ」は20~40代で2割弱と、他の年代と比べてやや高めの割合だ。甘酸っぱい風味が特徴の「フレンチ」は、40~50代で上位10位以内に入り、濃厚な「サウザンアイランド」は、50代で8位。「サウザンアイランド」は特に50~60代男性で2割前後の高い割合となった。
「和風・和風しょうゆ」や、さっぱりとした味わいの「青じそ」「たまねぎ・オニオン」は、年代が上がるほど割合が高くなる傾向がみられる。
60代の1位は「和風・和風しょうゆ」で、2位の「ごま」とは僅差。「(大根)おろし」は60代のみ上位10位以内にランクインしている。また、60代では「柑橘系(レモン、ゆず、すだちなど)」が2割超で5位にランクイン。「コールスロー」も人気があるようだ。
男女別では、女性のほうが好きな味が多いのか、男性と比べて各項目の割合が高い。特に「ごま」「和風・和風しょうゆ」「たまねぎ・オニオン」「チョレギ」「柑橘系」は、女性の割合が高かった。
自宅で使うドレッシング、市販と手作りどちらが多いのか
続いて、ふだんサラダにドレッシングをかけている人に、自宅でドレッシングを使うときは、市販のもの・手作りのもの、どちらのドレッシングを使うことが多いかを聞いたところ、「自宅でドレッシングは使わない」という人は3%にとどまる結果となった。
全体では、「市販されているものだけを使う」という人の割合がもっとも高く6割超。10~20代で特に割合が高く、約7割となっている。
次いで、「市販されているもの・手作りのもの、両方を使う」が約3割。「市販されているものだけを使う」という人を合わせると、【市販のドレッシングを使う人】は9割以上ということになる。
一方、「手作りのものだけを使う」という人の割合は、全体で2%だった。また、「市販されているもの・手作りのもの、両方を使う」と合わせると、【手作りのドレッシングを使う人】は3割強となる。
男女年代別でみると、60代女性では「市販されているものだけを使う」人の割合と、「市販されているもの・手作りのもの、両方を使う」人の割合に大きな差はみられなかった。
また、「市販されているものだけを使う」のは男性のほうが高い割合となっており、「市販されているもの・手作りのもの、両方を使う」のは女性のほうが高い割合となった。
【調査概要】
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の15歳~64歳の男女
実施時期:2022年7月1日~2022年7月4日
有効回収数:5254サンプル
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック
※表/グラフ中の数字は小数第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なったりする場合がある
出典元:LINEリサーチ
構成/オニザワミカ