全国旅行支援(全国旅行割)や県民割・ブロック割など、国内への旅行を後押しする施策が続々と始まり、この秋から冬にかけて旅行したいムードが高まっている。
さて、出張や旅行に行くとき、何に荷物を入れていくか悩むことはないだろうか。キャリーバッグかボストンバッグを使う人が多いと思うが、どちらも一長一短なのである。
・キャリーバッグ
通称「コロコロ」。ハードケースあるいはソフトケースにキャスターが付いており、移動はラクだが階段や段差では持ちにくい。また、アスファルトではキャスターの音がうるさい。
・ボストンバッグ
たっぷりとマチがあり大容量なのは良いが、バッグの中が荷物が迷子になりがち。荷物が多いときは、ショルダーストラップを使っても重い。
これらの短所をすべて解決した、優れもののトラベルバッグを発見した。「ツナグバッグ トラベラー2.0」である。
「ツナグバッグ トラベラー2.0」の5つのポイント
一見、ふつうのシンプルなボストンバッグに見える「ツナグバッグ トラベラー2.0」。その秘めた機能性の高さを紹介していこう。
1.【横持ち・縦持ち・ショルダー・リュック】の4wayスタイル
筆者は出張や旅先で荷物の扱いにとらわれてイライラするのを非常に嫌うため、持ち運び安さを重視している。「ツナグバッグ トラベラー2.0」はなんと【横持ち・縦持ち・ショルダー・リュック】4パターンで持つことができる。
なんといってもうれしいのがリュックだ。荷物がパンパンで重いときは、負荷が分散するため背負うのが一番安定している。両手が空くので、スマホを操作したり、もうひとつビジネスバッグを持つときにもいい。片側で持って重さで身体が傾かないので歩きやすさも抜群だ。
このリュックのストラップは、肩にくいこまないしっかりしたパデット仕様。
使用しないときは完全にバッグの中に収納可能だ。
2.フルオープンで荷物が探しやすい
3~5泊用サイズの50Lの大容量を誇るこのバッグ、スーツや靴などもまるっと納められる。だが大容量となると、心配になるのが冒頭にも挙げた「荷物探すのが大変」問題だ。
しかし「ツナグバッグ トラベラー2.0」は180度フルオープンにすることができるので、どこに何を入れたかが一目瞭然。
筆者はホテルでバッグの中の荷物を探すのがわずらわしく、とりあえず荷物を全部ぶちまけがちなのだが、このバッグならそんな心配も無用なのである。
さらにフルーオープンにした形から、ぺたんこに畳むことができるので、収納時の場所を取らないのもポイントだ。
3.靴用、小物用などポケット充実でポーチ要らず
特に出張の際は、ビジネス用のガジェット類やらスーツ、靴など私服以外の荷物が多くなりがちだ。
「ツナグバッグ トラベラー2.0」はバッグ内に7か所のポケットを備えており、行き場がわからなくなりがちな、あらゆるものを収納できる。
キークリップ付きのオーガナイズポケットは持ち手側のバッグサイドの内側にあり、使うときにサッと取り出すことができる。
逆側のバッグサイドの内側はシューズポケットになっており、ほかの荷物に触れることなくスマートにしまうことができる。出張先や旅先でランニングをしたり、ゴルフをしたり、ジムに行くときにも役立ちそうだ。
バッグ内側のセンターファスナーを開くと、スーツをそのまま納めるスペースになる。しっかりとハリのある素材のため、スーツがシワにならずにすっきり入れられる。
内側以外にも、リュック時の両ショルダーストラップには、カードが3枚入るイージーアクセスポケット付き。交通系ICカードなどを入れておけば、リュックをいちいち降ろすことなく取り出せる。
4.美しく撥水も備えた高級感のあるディテール
いくら機能的でも、安っぽさが目立つとビジネスパーソンの信頼感を損なってしまうし、何より自分のテンションも上がらない。
その点もしっかり配慮されており、生地には1680D(デニール)のナイロンを使用。デニールとは糸の太さを示す単位で、丈夫さと耐水性を備えつつ、高級感のある生地をチョイスしている。
この頑丈で美しい生地に撥水加工を施したものを別注し、天候に左右されない仕上がりにも注目。
この撥水加工に関しても、多くの撥水剤に含まれるフッ素化合物を使わず、同様の撥水効果が期待できる環境や健康に優しい撥水剤を選んでいるというから、見えないこだわりにも脱帽だ。
さらに、外側のファスナーは止水ファスナーを採用し、突然の雨でも水の侵入を防ぐ。そして手持ちのグリップには本革を採用し、高級感を格上げし、デザインにこだわる人にも満足の仕上がりとなっている。
女性が持つとこうなる!
リュック好きの筆者はこのバッグに興味しんしんで、どんなものか実際に使ってみることにした。普段仕事で使用しているリュックサックの容量は18~20L。その2.5倍となる50Lは、本当に「何でも入りそう」なサイズ感だ。
背負ってみると、さすが50L。大きい感はあるが、手で持つにはちょっと重い荷物も、背負うことでラクラク移動することができた。
手持ちの場合もグリップにはしっかり詰め物がされているため、手にくいこんで痛いということはなかった。スマホや財布だけ、小さいバッグに入れて手に持っておけば、荷物を降ろすことなくスマートに移動ができるのを実感した。家族旅行などで荷物がかさばる場合も、両手が空くので子どもの手をひいて移動するときにピッタリ。
かゆいところに手が届きまくりの大容量ボストンバッグ。出張や旅行時のバッグに不満がある方、キャリーの置き場所などに困っている方にも、おすすめしたいアイテムだ。
■ツナグバッグ トラベラー2.0
価格:2万8600円(税込)
サイズ:W52×H25×D30(機内持ち込み可能)
重量:1310g
素材:1680デニールナイロン
取材・文/@DIME編集部