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DS 4 CROSSBACK とアルカナ、どっちがオシャレ?洗練されたスタイルが美しいフレンチSUV対決

2022.09.17

レクサス『NX350h』vs ルノー『アルカナ』

同じSUVでもメーカーによって、デザインも走りも雰囲気も全く異なるが、個性的だと言われるフランス車はどんな違いがあるのだろうか。最新モデル2台を乗り比べてみた。

 日本の市場において、輸入車といえばドイツ車とスウェーデン車が販売台数の上位を占めていた。しかし、HV、PHEV、EVが注目を集めるようになり、フランス車の存在が大きくなってきた。現在、プジョー、シトロエン、DS、ルノーが次々と魅力的な新型車を投入している。フランス車といえば、実用性を重視しながら個性的なクルマ造りを得意とするメーカーが多いが今回は、DSとルノーから登場したデザインも秀逸な最新モデルを試乗した。

 DSはシトロエンが2014年に立ち上げたブランドだ。ステランティスグループの高級ブランドとしてすでに3車種を発売しており『DS4』は4番目のモデル。今年1月の国際自動車フェスティバルでは〝世界で最も美しいクルマ〟に選ばれている。確かに洗練されたデザインが特徴だ。パワーユニットは3気筒1.2Lガソリンターボ、4気筒1.5Lディーゼルターボ、1.6Lガソリン+モーターのPHEVが選べるが、今回は1.2Lターボに試乗した。ボディーサイズに対して小さめの排気量のクルマがどんな走りをするのか興味津々だったが、結果として驚かされることになる。

 一方、ルノー『アルカナ』は今年5月にデビュー。最低地上高が200mmというクーペSUVだ。注目したいのはパワーユニット。HV車だが、ルノー独自の技術力でほかの欧州ブランドが搭載しているマイルドHVとは異なり、モーターでの走行距離が長く、アシストの時間も多いトヨタ方式に近いフルHVを実用化している。そもそもフルHVはトヨタが特許で押さえているので、他社が実用化することは至難の業とされてきた。それをルノーはF1の技術などを活用しながら『アルカナ』で市販化に成功したのだ。

 2台の走りを比べてみると『DS4』は大きめのボディーで1420kgの車重があるが、1.2Lターボ+8速ATはスタートからスムーズに加速した。高速道路での巡航も力不足は感じなかった。『アルカナ』はフルHVでスタートからのモーター走行、エンジンを併用しての高速走行などスムーズだが、ドグミッションの音などでモーター走行時も無音ではない。

 両車ともにドイツ車にはない繊細さやエレガントな佇まいを感じられるのが印象的だった。この2台なら、どちらを選んでも楽しみが増えそうだ。

世界で最も美しいと評されたSUV

DS『DS 4 CROSSBACK』

Specification
■全長×全幅×全高:4415×1830×1495mm
■ホイールベース:2680mm
■車両重量:1420kg
■排気量:1199cc
■エンジン:直列3気筒ガソリンターボ
■最高出力:130PS/5500rpm
■最大トルク:230Nm/1750rpm
■変速機:8速AT
■燃費:17.7km/L(WLTCモード)
■車両本体価格:449万円
※「RIVORI Pure Tech」

DS『DS 4 CROSSBACK』

ヘッドライトはスリムなプロジェクタースタイル。デイタイムランニングライトはグループ会社プジョーの縦長デザインより長く、さらにフロントエアスポイラーまで伸びている。

DS『DS 4 CROSSBACK』

長いホイールベースもDSの特徴。全長は4415mmで『アルカナ』より155mm短いがホイールベースは40mmしか差がない。全高は1500mmを切っているので使い勝手はよい。

DS『DS 4 CROSSBACK』

レクサスのSUVにも似ているリアのデザインだが、細長く伸びたランプはレーザーエンボス加工された立体的なダイヤモンドデザイン。片側だけで80個のLEDライトが使用されている。

輸入車唯一のフルハイブリッドモデル

ルノー『アルカナ』

Specification
■全長×全幅×全高:4570×1820×1580mm
■ホイールベース:2720mm
■車両重量:1470kg
■排気量:1597cc
■エンジン型式:直列4気筒ガソリンDOHC+交流同期モーター
■最高出力:94PS/5600rpm+49PS
■最大トルク:148Nm/3600rpm+50Nm
■変速機:電子制御ドグクラッチ8速AT
■燃費:22.8km/L(WLTCモード)
■車両本体価格:429万円
※「R.S.ライン E-TECH HV」

ルノー『アルカナ』

ルノーはヘッドライトにLEDを採用しているが、外側はルノー車であることを象徴するCシェイプのデイタイムランプが取り囲んでいる。バンパー下のエアロパーツはF1譲り。

ルノー『アルカナ』

ルーフラインはクーペのようにリアに向かってなだらかに下がっている。全高は1580mmだが最低地上高は200mmを確保。前輪駆動車だが悪路走破能力は高い。タイヤは18インチ径。

ルノー『アルカナ』

全幅は狭く見えるが『DS4』とほぼ同じ。テールランプもCシェイプが組み込まれ、左右は細いラインでつながっている。バンパー下の整流板を模したパーツにも空力低減効果がある。

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