シネスコ映像の臨場感あふれる全画面表示も可能
LGエレクトロニクス・ジャパンは、21:9曲面型ウルトラワイドモニターの新製品として、34インチの「34WQ75C-B」を8月下旬に発売する。価格はオープン。予想実売価格は77,000円前後。
21:9ウルトラワイドモニターは、縦横比16:9のフルHDなどに比べ、約1.3倍も横長な画面による効率的な作業性や、シネスコ映像の全画面表示による臨場感あふれる映像体験、ゲームにおいては広い視界による高い視認性など、さまざまな用途で活躍が期待できるモニターだ。
今回登場する「34WQ75C-B」は、解像度3,440×1,440ドットのIPS方式の液晶パネルを採用。視野角が水平178度/垂直178度と広く、色域はsRGBを99%以上サポートする。
また、有線LANコネクタ(RJ45)を実装しており、ノートPCとUSB Type-Cケーブルを1本差すだけで、従来の映像+音声データ(DP Alt Mode)、PCの充電(USB PD最大90W)、データ転送に加え、有線による安定したネットワーク通信も使用できる。
さらに、KVMスイッチも内蔵。PC1台をUSB Type-Cに接続し、もう1台のPCを映像入力端子(HDMI、DisplayPort)とUSBアップストリーム端子(USB2.0)に接続すれば、モニターのダウンストリーム端子に接続したUSBデバイスやネットワーク通信などを2台のPCで共有できる。
そのほか、アイケア機能として、ブルーライト低減モードやフリッカーセーフを搭載。音響面では、7W+7Wの高出力ステレオスピーカーを搭載する。
出入力端子はHDMI×2、DisplayPort 1.4、USB Type-C、USBアップストリーム(USB 2.0)、USBダウンストリーム×4(USB2.0×2/USB3.0×2)、LAN(RJ45)、ステレオミニジャックを装備。
主な仕様は、表示色が約10億7,000万色、輝度が300cd/m2、コントラスト比が1,000:1、応答時間が5ms(GTG)。本体サイズは817×460~570×260、重量は8.6kg(ともにスタンドを含む)。電源コード、HDMIケーブル、DisplayPortケーブル、USB Type-Cケーブルを付属する。
製品情報
https://www.lg.com/jp/monitor/lg-34wq75c-b
構成/立原尚子