バーベキューの〆はデザートで!おしゃれ&盛り上がる人気レシピ10選
夏といえば行きたくなるのが、バーベキュー。暑い中食べる焼きたての肉や野菜は格別ですが、近頃は写真映えするような凝ったメニューを屋外で作る進化系バーベキューも注目されています。
というわけで今回は、バーベキューの〆に食べたいデザートレシピをご紹介。定番人気から絶品変わり種まで、おしゃれ&盛り上がる人気レシピをまとめました。
夏にぴったり<冷たい系>バーベキューデザート
バーベキューならデザートは冷たいものがいい!という人におすすめの、暑い季節に食べたくなる冷たい系デザートレシピです。
1.できたてメスティンプリン
【材料】
卵 2個
牛乳 200~260mlくらい(固めにするなら200mlくらい)
砂糖 25~40gくらい(甘めにするなら40gくらい)
バニラエッセンス 数滴
(カラメルソース)
砂糖 大さじ3
水 大さじ1
熱湯 大さじ1
「メスティンプリン」は、その名の通りメスティンを型にして作るプリンです。容器いっぱいのできたてプリンが食べられるという、夢のようなバーベキューデザートなのです。
家にある材料だけで簡単にできるので、自宅のコンロと以前ダイソーで購入したメスティンで実際に作ってみました。
【作り方】
①フライパンにメスティンが1~2cm程度沈む量の水(分量外)を入れ、お湯を沸かしておく
②メスティンに砂糖と水を入れて弱火にかける
ゆすりながら火にかけているとだんだんと茶色っぽくなってきます。焦げめのカラメルが好きな人は少し濃い色になるまで火にかけましょう。
③飴色になったら火からおろし、熱湯を入れてかき混ぜ、熱を冷ましておく
④卵をボウルに入れて泡だて器でよく混ぜ、残りの材料も全て加えてしっかり混ぜる
⑤茶こしで濾しながらメスティンにゆっくり流し込み、蓋をする
⑥お湯が沸騰しているフライパンにメスティンを入れ、弱火〜中火で10分程度蒸す
⑦火を止めてさらに10分程度蒸す
このとき蓋をあけてみて、まだ液状の場合は再び弱火にかけましょう。
筆者の場合小サイズのメスティンだったせいかプリン液の量が多く、真ん中の方がなかなか固まりませんでした。
強火にすると食感が損なわれるといいますが、気にしない人は少し強めの火で蒸すと早く仕上がりますよ!
メスティンを揺らして液ダレしないくらいまで固まればOKです。
⑧フライパンからメスティンをおろし、粗熱をとってから冷やす
今回は写真だけ撮った後手っ取り早く冷蔵庫に入れてしまいましたが、キャンプやバーベキューのときは氷を入れたボウルやクーラーボックスで冷やすと良いです。
冷えて固まったら完成です。
少なめの牛乳(200ml)で作ったので、しっかり固めのクラシカルなプリンができあがりました。
アウトドアシーンで食べるなら、柔らかめより固めの方がとりわけ安くて良さそうですね。
味は昔ながらのシンプルなプリンといった感じ蒸し器も生クリームも使用していませんが、普通に美味しいです。
フルーツミックス缶や次に紹介するアイスと組み合わせてプリンアラモードを作るのも楽しそうですね。
蒸したり冷やす時間はかかりますが工程は簡単なのでおすすめです。
2.転がして作る缶蹴りアイスクリーム
【材料】
牛乳 200ml
生クリーム 200ml
砂糖 大さじ2~3くらい
バニラエッセンス 数滴
氷 缶の1/2くらい
塩 大さじ8くらい
ジップロックなどの密封袋
粉ミルク缶などの大きめの缶
ガムテープ
【作り方】
①氷と塩以外の材料を全て密封袋に入れ、蓋を閉めて軽く振り混ぜる
②大きめの缶に氷と塩を入れ、①を入れて蓋をする
③ガムテ―プで缶をぐるぐる巻きにする
④5分くらい缶を転がしながら蹴り合い、中身が固まったら、完成
テレビやメディアでも話題になった、遊びながら作れる「缶蹴りアイスクリーム」のレシピです。氷と塩を使った凝固点降下現象の実験遊びにもなっていて、子供と一緒に食育を学べると注目を集めていました。
キャンプやアウトドアシーンのデザートにぴったりなので、ぜひ試してみてください。
ちなみに、小さい子が蹴りにくい場合はタオルなどで缶を巻いてボール型にしてからガムテープで巻くと蹴りやすくなります。
参照:https://kosodate.city.sapporo.jp/mokuteki/manabu/kodomo/shokuiku/shokuiku/cooking/1177.html
3.果物丸ごとくりぬきフルーツポンチ
【材料】
スイカ・メロン・グレープフルーツなど器にする果物
缶詰のミックスフルーツ
炭酸ジュースやサワーなど
【作り方】
①器にする果物を半分にカットし、中身をくりぬく
②くりぬいた中身とミックスフルーツを①に入れる
③炭酸ジュースやサワーなどをお好みで注いだら、完成
「果物丸ごとくりぬきフルーツポンチ」は手軽にできるのに見栄えが良く、夏にぴったりのバーベキューデザートです。
大人におすすめなのが、サワーやフルーツ系チューハイなどを入れるとリッチなアルコールデザートにするレシピ。炭酸が苦手な場合はぶどうジュースやリンゴジュースでも作ることができます。
ナタデココや白玉、あんこなどを入れてフルーツあんみつ風にしても良いですね。
子供も大好き<焼き〇〇系>バーベキューデザート
簡単にできて子供も一緒に楽しめる焼き〇〇系バーベキューデザート。基本的にシンプルなレシピなので、材料さえあればささっと作ることができるでしょう。
4.焼きチョコバナナ
【材料】
バナナ 1本
チョコレート お好みで
【作り方】
①バナナの皮を半分だけ剥いて、中身に縦に切れ目を入れる
②皮を下にして焼き網に乗せ、切れ目にチョコレートを挟む
③皮が黒くなるまで焼いたら、完成
皮ごと焼くだけでできあがる焼きバナナは、もはや説明不要の鉄板バーベキューデザート。これにチョコを組み合わせるとお手軽「焼きチョコバナナ」が完成します。
チョコ以外にもマシュマロやナッツ類を挟んだり、キャラメルやはちみつをかけて食べても美味しいのでぜひお試しあれ。
5.焼きマシュマロ&スモア
【スモアの材料】
焼きマシュマロ
ビスケット マシュマロ1個につき2枚
チョコレート お好みで
【スモアの作り方】
①ビスケットにお好みでチョコレートを乗せる
②焼きたてのマシュマロを①に乗せてビスケットでサンドしたら、完成
写真映えするおしゃれなバーベキューデザートといえばこちら!「焼きマシュマロ」&焼きマシュマロを使って作る「スモア」です。
焼きマシュマロの作り方は簡単で、マシュマロを串に刺して軽く焦げ目がつくくらい火で炙るだけ。外はカリッと中はトロトロの食感が絶妙で、マシュマロさえあればすぐできるのでキャンプにも人気のスイーツです。
子供にも大人にも人気のスモアは、ビスケット以外にもオレオやクラッカー、バタークッキーなどサンドするものを変えてみても楽しいですよ。
※焼きたてのマシュマロは熱いので、お子様が食べる際はやけどしないように気をつけてあげてください
6.ホイル焼きデザート
【材料】
お好みの果物や野菜
お好みの調味料
【作り方】
①果物や野菜の下ごしらえをする(リンゴは芯をとる、カボチャは種とワタをとる、など)
②アルミホイルに①を乗せ、バターやシナモンシュガー、メープルシロップ、チョコシロップなどをお好みでかけて炭火で焼いたら、完成
下ごしらえした果物やさつまいも、かぼちゃなどにバターやシナモンシュガーを加えて焼くだけの手軽さが嬉しい「ホイル焼きデザート」。基本は果物や調味料を好きなように組み合わせればOKです。串焼きでも美味しいバナナやパインもホイル焼きにするとちょっと違った味わいが楽しめます。
かぼちゃなどはカットした方が早く出来上がりますが、丸ごと焼くとボリュームもあって見栄えもいいので大人数のバーベキューにはおすすめ。ぜひ色々試してみてくださいね。
【イチオシの組み合わせ】
リンゴ×バター・シナモンシュガー
桃×ブラウンシュガー×後乗せアイスクリーム
パイナップル×ココナッツシュガー
かぼちゃ×バター・はちみつ
7.さつまいものハニーバター
【材料】
さつまいも 1本
チューブのバター 大さじ2
はちみつ 大さじ2
【作り方】
①洗ったさつまいもをカットしてアルミホイルに並べる
②チューブのバターとはちみつを混ぜたものを①の上からかける
③ホイルを閉じて炭火で15分程度焼いたら、完成
タレントのたけだバーベキューさんがテレビで披露したことでも話題になった「さつまいものハニーバター」。カットしたさつまいもの上にチューブバター・はちみつを混ぜたシロップをかけ、ホイルで包んで炭火で焼くだけの簡単デザート。
キャンプの場合はホイルにセットしたものをに持っていけばその場で焼くだけですぐに出来上がるのでおすすめ。ピザ用チーズやクリームチーズをプラスしたり、少しだけ塩を振って甘じょっぱい味を楽しむのもアリです。
参照:https://www.youtube.com/watch?v=leqFLrrvns8
1度は食べてみたい<本格派>バーベキューデザート
ちょっと手間はかかるけど盛り上がること間違いなし。1度は食べてみたい本格派のバーベキューデザートがこちらです!
8.手作りバームクーヘン
【材料】
ホットケーキミックス 1袋
牛乳 パッケージに記載されている分量
卵 パッケージに記載されている分量
バター(またはサラダ油)
芯になる棒(太めの竹棒など)※
アルミ箔
【作り方】
①ホットケーキミックスのパッケージに記載されている手順で種を作る
②竹の棒などにアルミ箔を巻き、バターかサラダ油を塗っておく
③炭火の上に②の竹棒を乗せ、①の種を薄く塗る
④くるくると回して均等に焼き目が付いたら上からまた種を塗る
⑤ホットケーキミックスの種がなくなるまで④を繰り返したら、完成
バーベキューでやってみたい憧れデザートとして名高い「バームクーヘン」。材料はシンプルですが棒の用意があったり、焼き上がるまでに時間がかかるので覚悟して挑戦しましょう。
※バームクーヘンの芯は焼き台より長い長さで、太さ2~3cm程度のものが向いています。
※竹の棒を使う場合、節が閉じたままだと加熱中に破裂する恐れがあって危険です。穴を開けて貫通させてから使用しましょう。
※竹の棒以外には綿棒や木の棒もおすすめです。
参照:https://cookpad.com/recipe/3845339
9.デザートピザ
【材料】
ピザ生地
お好みの果物やお菓子
お好みの調味料
【作り方】
①ピザ生地に好きなトッピングをして焼いたら、完成
(表面に焦げ目をつけたい場合はガスバーナーで炙る)
インスタ映えするバーベキューデザートでお馴染みの「デザートピザ」。生地から作るとなると時間がかかりますが、市販のピザ生地やカットフルーツなどを使えば比較的手軽にできるのでおすすめです。
釜が無い場合はフライパンやスキレットに蓋をするか、アルミホイルで包んで焼きましょう。
好きな果物やお菓子を組み合わせればOKなので、子供と一緒にトッピングを楽しむこともできます。ハーフやクワトロにするのも良いですね。
自分好みのオリジナルデザートピザを作ってみてはいかがでしょうか。
【イチオシの組み合わせ】
マシュマロ×チョコレート
バナナ×チョコレート×砕いたオレオ
ピザ用ミックスチーズ×クリームチーズ×はちみつ
りんご×リンゴジャム×シナモンパウダー
フルーツミックス×プリン(柔らかめのもの)×グラニュー糖
10.焼きたてみたらし団子
【材料】
だんご粉 150g
絹ごし豆腐 160g
(タレ)
しょうゆ 大さじ1
水 大さじ4
みりん 大さじ1
砂糖 大さじ2
片栗粉 大さじ2
【作り方】
①ボウルにだんご粉と絹ごし豆腐を入れて粉っぽさがなくなるまでよく混ぜる
(1度ひとまとめにして半分に割り、粉っぽいぶぶんがなければOK)
②①を均等な大きさにちぎって丸める
③鍋に湯を沸かし、丸めただんごを入れ弱火で5分ほど茹でる
④だんごが浮いてくるので浮いてから1分ほど経ったらすくい出し、氷水で冷やした後、水気を切る
(タレ)
⑤タレの材料を全て小鍋に入れて弱火にかける
⑥スプ―ンでゆっくりかき混ぜながら加熱し、スプーンでタレがすくえるくらいとろみがついたら火からおろす
⑦できあがったタレを保存容器に入れる
~ここまでは家で準備しておき、ここから現地作業をすると効率が良いです~
⑧だんごを串に刺し、焼き網にサラダ油(分量外)を塗ってからだんごを乗せて焼く
⑨焼き色がついてきたら裏返し、反対の面を焼く
⑩両面焦げ目がついたらタレを塗り、再び軽く両面を焼いたら、完成
変わり種デザートを探している人におすすめなのが、こちらの「みたらし団子」。工程は多いですが意外性は抜群、焼きたてのみたらし団子も絶品で話題になること間違いなしのバーベキューデザートです。
バーべキュー場で全ての工程を行うのが面倒な場合は、⑦までを自宅で済ませておき、保存容器に入れただんごとタレを持参して残りを現地で作業するのが良いでしょう。
完成したみたらし団子に豚バラ薄切り肉を巻いて焼けば、今話題のキャンプ飯「豚バラみたらし団子」を作ることもできますよ!
参照:https://www.bepal.net/archives/188587
映えるデザートはバーベキューの盛り上げアイテム!
グループでワイワイ盛り上がるもよし、自宅でソロキャン気分を味わうもよし、なおすすめバーベキューデザートレシピをご紹介しました。
火を使わない簡単なレシピなら小さな子供でもお手伝いができるので、一緒にデザートづくりを楽しんでみてはいかがでしょうか。
※お子様と一緒に調理をする際は、火気や刃物の取り扱いに十分ご注意ください
文/黒岩ヨシコ
編集/inox.