うどん県として有名な香川県は、1年を通し日照時間が長く降水量が少ない、瀬戸内海特有の穏やかな気候に恵まれた県だ。日本で一番面積が小さい県ではあるが、「讃岐の金毘羅さん」で知られる金刀比羅宮が鎮座し、現代美術活動も盛んな歴史や文化活動が盛んな地域でもある。
大東建託は、そんな香川県居住の20歳以上の男女、2,781名を対象に過去最大級の居住満足度調査を実施。「いい部屋ネット 街の住みここちランキング2022<香川県版>」「いい部屋ネット 住みたい街ランキング2022<香川県版>」として集計した。
住み心地1位は3年連続で綾歌郡宇多津町!都市部と周辺エリアの自治体が引き続き上位に
1位を獲得した綾歌郡宇多津町は、瀬戸内海に面した県のほぼ中央に位置する県内最小面積の町だ。
臨海部の塩田の跡地に、高さ158mの「ゴールドタワー」をはじめ、観光・商業施設や中・高層マンションなどの建設が進み人口が増加、街並みも整備され生活しやすい環境が整っている。
その他上位には、高松市や県内第二の都市、丸亀市などの都市部と、都市部に隣接する綾歌郡宇多津町・木田郡三木町・綾歌郡綾川町などの「町」が引き続きランクインしていた。
住心地の良さを因子別に見ていくと、TOP8外の自治体では、「静かさ治安」「親しみやすさ」「自然観光」「防災」の4分野で、金刀比羅宮が鎮座する仲多度郡琴平町が1位を獲得していたので、今後注目を集めそうだ。
住みたい街1位は3年連続で高松市、3位は同率タイで丸亀市と神戸市。
1位は3年連続で高松市が獲得した。昨年は四国の自治体のみを対象として集計していたが、今年は全国の自治体を対象とした結果、2位は東京23区、3位は同率タイで丸亀市と神戸市となった。
「住みたい街が特にない」53.1%、「今住んでいる街に住み続けたい」20.7%の合計が73.8%で、昨年に引き続き、今住んでいる街を評価する結果となっている。
調査概要
調査方法:マクロミルの登録モニタに対してインターネット経由で調査票を配布・回収。
調査期間:
2022年3月8日(火)~3月29日(火):2022年調査(回答者数:1,432名)
2021年3月17日(水)~3月30日(火):2021年調査(回答者数:1,383名)
2020年3月17日(火)~4月3日(金):2020年調査 (回答者数:1,115名)
2019年3月26日(火)~4月8日(月):2019年調査 (回答者数:463名)
計4,393名
関連情報:https://www.eheya.net/sumicoco/
構成/Ara