降水量1mm未満の日数が全国1位で「晴れの国」とも呼ばれている岡山県。中国自動車道や、山陽自動車道が東西に走っており交通の利便性も高い。また、県内に活断層はほとんどなく、地震によるリスクが少ない魅力的な地域でもある。
大東建託は、そんな岡山県居住の20歳以上の男女、8,509名を対象に過去最大級の居住満足度調査を実施。「いい部屋ネット 街の住みここちランキング2022<岡山県版>」「いい部屋ネット 住みたい街ランキング2022<岡山県版>」として集計した。
住み心地のいい自体は2年連続で都窪郡早島町が1位に
都窪郡早島町は、県内で最も面積の小さい自治体だが、瀬戸中央自動車道早島I.Cがあり、山陽自動車道に接続しており交通の便がいいエリアだ。
関西や四国、広島方面への移動が便利なため多数の物流拠点もある。また、岡山市と倉敷市に隣接し、両市のベッドタウンとして宅地開発が進み、商業施設も揃っているのも魅力。
その他のトップ4は岡山市内の自治体と、都窪郡早島町や総社市など、岡山都市部周辺に位置する自治体で、昨年と同じ順位となっていた。
自治体の魅力を因子別に調査したところ、TOP10外では和気郡和気町が「行政サービス」、「家賃物価」、「自然観光」でそれぞれ3位を獲得。久米郡美咲町は「防災」では2位を、「静かさ治安」では3位を獲得していたので今後注目を集めそうだ。
住みたい街1位は3年連続で岡山市北区、昨年2位の倉敷市は3位に
住みたい街について質問を行ったところ1位は3年連続で、各種行政機関や商業施設が集積する岡山市北区が獲得した。
昨年は中国エリアの自治体のみを対象として集計していたが、今年は全国の自治体を対象とした結果、2位は東京23区、昨年2位の倉敷市は3位という結果に。
「住みたい街が特にない」52.7%、「今住んでいる街に住み続けたい」21.2%の合計が73.9%で、昨年に引き続き、今住んでいる街を評価する結果となっている。
調査概要
調査方法:マクロミルの登録モニタに対してインターネット経由で調査票を配布・回収
調査期間
2022年3月8日(火)~3月29日(火):2022年調査(回答者数:2,802名)
2021年3月17日(水)~3月30日(火):2021年調査(回答者数:2,681名)
2020年3月17日(火)~4月3日(金):2020年調査 (回答者数:2,065名)
2019年3月26日(火)~4月8日(月):2019年調査 (回答者数:961名)
計8,509名
関連情報:https://www.eheya.net/sumicoco/
構成/Ara