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【Licaxxxの読書×鑑賞文・第13回】夏にテンションが上がってアツくなれるNetflixの注目映画

2022.08.18

■連載/Licaxxxの読書×鑑賞文【第13回】夏は結局テンション上げてもっとアツくなりたい

毎日命の危険がありそうなぐらい暑い日々が続いておりますが、皆様お元気でしょうか。私はそんなに夏が得意ではないのですが、一番“らしさ”を求める傾向があるのが夏です。

冬が旬なのに土用という文字を見ると鰻が食べたくなり、夏の夜の風を浴びればお祭り情報をググったりし、わざわざ外でビールが飲みたくなる。春にはあまり言わないのに夏らしいことまだしてないなあ、とか言っちゃうのが夏です。

映像で言えば、夏はホラーなんて言いますが、ホラーで涼しさを感じたことは一度もありません。どっちかというと驚いている自分に笑ってしまって、体温は上昇傾向だと思います。あと、ド派手な映画やアクションものが見たくなります。これもアドレナリンで体温上昇傾向。思考は鈍め、感覚とテンションは派手めで突っ切れる、夏にアツイ作品、いっておきましょう。

1.「グレイマン」

『グレイマン』(原題:The Gray Man)は、2009年に出版されたマーク・グリーニーの『暗殺者グレイマン』に始まる小説シリーズをもとに、クリストファー・マーカス、スティーヴン・マクフィーリーと共同で脚本を書き、アンソニー・ルッソとジョー・ルッソが監督し、マイク・ラロッカと共同で製作するアメリカのアクションスリラー映画。

主役にライアン・ゴズリングとクリス・エヴァンスが起用されている。本作は、Netflixオリジナルとして配信されている。製作費は2億ドルと、Netflix史上最も高額な作品となっている。(出典:wikipedia

ど頭の映像から、素人でもめちゃくちゃお金がかかっていることがわかるようなCGと実写の派手さ。絶え間なくこれでもかと続くアクションシーンは、まさにド派手そのもの。セリフとか内容よりも、多分アクションで繋がっていく感じです。

Netflix映画『グレイマン』独占配信中

ライアン・ゴズリングのアクションが半端ない。ドローン撮影を駆使したであろう、カーチェイスシーンの速度感はジェットコースターばり。あとは拳銃マニアとしては、拳銃の扱いや分解も見事で好きです。

あとは絶妙に印象的でクサいセリフで後々回収していく感じは、ヒーローもののでかい映画を見てるなあ、という気持ちよさがあります。あとカメラのレンズの映り込みも多用していて、撮られたものを見ているという感覚が、SFとしてではなく実際のアクションを見ている感覚に引っ張ってくれる感じも良い。

黒幕が多すぎて一生シリーズものが出来そうな濃い映画なのに、アクション祭りのおかげで、見終わったあとにはスッキリ感があるので許す。

『グレイマン』https://www.netflix.com/jp/title/81160697

2.「呪詛」

話題の台湾ホラーがNetflixに登場。恐ろしい呪いがかかる娘を救うため、その恐怖に立ち向かいながらルオナンはカメラを回し、自分の過去を語る。怖い&よかったと周りでも評価が高かったので見てみたけど全部が良かったです。

なんと言ってもホラーの中で、私は白石晃士監督作品「コワすぎ!」シリーズのフェイクドキュメンタリーが大好きです。

モキュメンタリーとも言われますが、映画やテレビ番組のジャンルの1つで、フィクションをドキュメンタリー映像のように見せかけて演出する表現手方法。「呪詛」も自分達で回しているカメラから見ている、今で言うYouTuberの配信とかに近いです。

Netflix映画『呪詛』独占配信中

パニックが起こる時の臨場感がすごく、自分がパニくってる感覚になるのでより怖い。なんと言ってもこの作品は、ジャパニーズホラー的なじわじわくる感じと、驚かしてくるターン、話の締め方、全部バランスよくまとめていたのでそれが私としては大満足でした!

ちゃんと怖いので、苦手な方はストレッチとかしながら部屋を明るくしてみてみたりして欲しいです(笑)。本当は没頭した方が面白いので、得意な人は部屋を暗くしてどうぞ!

『呪詛』https://www.netflix.com/title/81599888

連載:「Licaxxxの読書×鑑賞文」記事一覧

文/Licaxxx

Licaxxx
東京を拠点に活動するDJ、ビートメイカー、編集者、ラジオパーソナリティ。2010年にDJをスタート。マシーンテクノ・ハウスを基調にしながら、ユースカルチャーの影響を感じさせるテンションを操り、大胆にフロアをまとめ上げる。2016年にBoiler Room Tokyoに出演した際の動画は50万回以上再生されており、Fuji Rockなど多数の日本国内の大型音楽フェスや、CIRCOLOCO@DC10などヨーロッパを代表するクラブイベントに出演。日本国内ではPeggy Gou、Randomer、Mall Grab、DJ HAUS、Anthony Naples、Max Greaf、Lapaluxらの来日をサポートし、共演している。さらに、NTS RadioやRince Franceなどのローカルなラジオにミックスを提供するなど幅広い活動を行っている。さらにジャイルス・ピーターソンにインスパイアされたビデオストリームラジオ「Tokyo Community Radio」の主宰。若い才能に焦点を当て、日本のローカルDJのレギュラー放送に加え、東京を訪れた世界中のローカルDJとの交流の場を目指している。また、アンビエントを基本としたファッションショーの音楽などを多数制作しており、近年ではChika Kisadaのミラノコレクションに使用されている。
https://twitter.com/Licaxxx
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