全国各所に広がる鉄道にはまだまだ知られざる「セットきっぷ」やお得な割引があふれている。通常より最大8000円安く購入できるネット予約など、各社の〝隠されたお得〟を総力調査。これらを押さえておけば、秋のレジャーで電車旅をより楽しめる!
【裏ワザ01】『スマートEX』『EX予約』が6月から九州新幹線でも使えるように!何度も乗るなら『EX予約』がお得!
ライター 綿谷禎子さん
お得に新幹線の乗車券を購入できる会員制のネット予約サービス『スマートEX』と『EX予約』。これまで東海道・山陽新幹線のみが対象だったが、2022年6月より九州新幹線でも利用可能に。年間、何度も利用する人は『EX予約』がおすすめ。年会費1100円が必要だが、例えば名古屋〜熊本間なら片道2460円も安くなる。
【裏ワザ02】乗車券が最大50%お得に!JR各社の株主優待を上手に活用すべし!
ライター 渡辺雅史さん
JRの株式優待で目玉なのが、片道1人分の運賃が半額になる『株主優待割引券』だ。各社で割引率が異なり、JR九州とJR西日本が5割引きともっとも高い。次いでJR東日本が4割、JR東海は1割引きだ。JR東海は2枚同時に使えるが、そのほかは1枚ずつしか使えないため注意。またJR東日本の株主優待割引券は、QRコード記載部を削り、出てきたコードを券売機のリーダーにかざすだけで利用できるので便利だ。
【裏ワザ03】予約が取れない人気列車は、2日前のキャンセル待ちを狙え!
編集 ヒロ
「寝台特急サンライズ号」など、毎年人気の列車は予約困難な場合が多い。だが予約が取れなくても諦めるのはまだ早い。キャンセル待ちを狙ってみよう。指定席特急券やグリーン券、寝台券のキャンセル時払い戻し手数料は、2日前まで一律340円だが、前日から当日までは価格の30%になる。そのため2日前はキャンセルが多い傾向に。それまで粘ってみるのが得策だろう。
【裏ワザ04】東京で東日本方面の新幹線に乗るなら、上野駅が安くて快適!
編集 チバ
東京で新幹線に乗ったり、出張帰りで家族と待ち合わせをしたりするなら上野駅がおすすめだ。東北・上越・北陸新幹線の特急料金は、東京駅より上野駅のほうが210円安い。また東京駅は混雑しやすく、待ち合わせエリアが半地上にあるので、〝家族に出迎えをお願いしていたら子供が熱中症で倒れる〟というリスクも。一方、上野駅は東京駅よりも3割ほど利用者数が少なく、待合室が空調のきいた地下にあるうえ新幹線が間近に見える。もし東京駅でしか利用したことがない、という人は上野駅を利用するだけで新幹線の旅が格段に快適になるかも。
【裏ワザ05】『九州ネットきっぷ』はWebで予約・購入するだけで最大7930円お得になる!
鉄道ジャーナリスト 梅原 淳さん
驚異的な割引額を誇るのが、JR九州『九州ネットきっぷ』。例えば鹿児島中央〜新大阪の場合、21日前までの予約で使える『スーパー早得21』で購入すると、何と通常価格の7930円引きで購入可能。「JQ CARD会員」「JR九州WEB会員」のいずれかに会員登録すれば誰でもネット購入可能なので、ぜひ活用しよう。
【裏ワザ06】新幹線の乗車変更は指定席1回まで「無料」です!
鉄道ジャーナリスト 梅原 淳さん
新幹線の乗車時刻に間に合わず、乗り遅れてしまった場合でも安心してほしい。指定席を購入していた場合に限るが、乗車日当日に限り、同区間であれば別時刻の自由席に変更が可能だ。「はやぶさ」「こまち」など自由席のない全車指定席の場合は、立席に限り、同日の別便を利用できる。なお、差額の払い戻しはないため注意。座りたい時は追加で指定席特急券を購入が必要になる。
【裏ワザ07】改札外乗り換えの60分間を使って食事やショッピングができる!
編集 チバ
東京メトロと都営地下鉄の一部には、改札外乗り換え区間が存在する。対象区間には60分という長めの乗り換え制限時間が設定されており、一旦改札を出て、食事や買い物を楽しんでから乗り換えすることが可能だ。ただし、オレンジ色の自動改札から出場しなければならなく、それ以外の改札を使うと通常どおり精算されてしまうので注意しよう。
【裏ワザ08】JR四国のバースデイきっぷなら3日間鉄道乗り放題で9680円!
編集 テラダ
JR四国で購入可能な『バースデイきっぷ』は、誕生月の連続3日間、JR四国と土佐くろしお鉄道の全線で特急列車が乗り放題になる。グリーン車用と普通車自由席用があり、価格はそれぞれ1万3240円と9680円。購入時には誕生月を証明できる公的証明書の提示が必要で、申し込みから48時間以内にメールかFAXで書類を提示する必要がある。レンタカーとの併用割引もあるので要チェック。
【裏ワザ09】「レール&レンタカー切符」など鉄道×レンタカーのセットに注目!JR各社で乗車券2割引き&特急券1割引きに!小田急、東武鉄道ではカーシェアに220円の優待割引がついてくる
鉄道ジャーナリスト 梅原 淳さん
旅行の足として鉄道とクルマを併用するなら、鉄道と提携するレンタカーの同時利用で価格をおさえるサービスを活用したい。JRの場合、乗車券は2割引き、特急料金などは1割引きで利用可能。ただし、JR線を片道、往復いずれかで201km以上利用するなどの各種条件をまとめているので旅行先が該当しているか事前に確認しておこう。また、小田急電鉄や東武鉄道などでは「タイムズレンタカー」と連携し、PASMOを利用して乗車した後、カーシェア時にPASMOをかざすことで利用料金が220円割引きされるサービスを展開中。目的地が駅から少し離れている場合なら、近くまで電車、目的地までカーシェアを利用するとお得に移動できる。
小田急鉄道 & 東武鉄ほか/「レール&カーシェア」
JR各社/「レール&レンタカーきっぷ」
取材・文/桑元康平
※本記事内に記載されている商品やサービスの価格は2022年6月30日時点のもので変更になる場合があります。ご了承ください。