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Go Toトラベルとどう違う?10月11日から始まる「全国旅行支援」の活用法

2022.09.29

空旅vs鉄旅

各都道府県の「県民割」は10月11日から「全国旅行支援」として全国に拡大されることになった。こちらは助成金やクーポンの上限が利用条件によって変動するなど、「GoToトラベル」とは異なる点も多数。支援の仕組みや最新情報をしっかり把握し、お得に活用しよう。

鳥海高太朗さん旅行・航空アナリスト
鳥海高太朗さん
専門は航空会社のマーケティング戦略。国内外での取材がライフワークで、旅行や航空会社に関する情報発信や執筆を行なう。近著に『コロナ後のエアライン』(宝島社)。

最大40%割引になる「全国旅行支援」とは?

 全国統一の旅行支援が受けられる今回の「全国旅行支援」。まず2年前の「Go Toトラベル」と比較すると、割引の仕組みはGo Toトラベルに近いもので全国への旅行で割引が受けられますが、管轄が国ではなく、都道府県単位になります。そして「ブロック割」の対象外であった東京都民が都内以外でも割引が使えるようになるのが大きいです。

 この割引を最大限に活用するポイントは、やはり「平日+交通付きプラン」で予約すること。40%になりますが、交通付(航空機や鉄道、バスなどとのセット商品)で旅行代金の上限額が8000円に引き上げられ、現地での買い物や食事などに使えるクーポン券も休日1000円のところ平日3000円で最大1万1000円の割引が受けられます。ぜひ、平日に、そして自家用車では行きにくい遠方などへの旅行を検討してみてはいかがでしょうか?

 また今回の制度はGo Toよりは最大割引額が低く設定されている点もポイントです。Go Toは旅行・宿泊料金の35%割引+15%の地域共通クーポンで、合わせて1人当たり1泊最大2万円の割引だったこともあり、より高い宿泊施設を利用したほうが値引額は大きくなる仕組みでした。その結果、高額な宿泊施設に人気が集中する傾向にありましたが、今回はリーズナブルな宿を選んだほうが得をする仕組みとなっています。例えば、1人当たり1泊4万円の宿であれば、40%割引でも上限が宿のみであれば5000円なので負担額は3万5000円になり、平日は3000円、休日は1000円のクーポンがもらえますが、2年前のGo Toよりは割引額は少なくなりますが、1人当たり1泊5000円の宿なら、割引率40%の適用で旅行代金は1人2000円引き。さらに平日クーポン3000円分をフル活用すれば、「実質0円」で旅行することもできるのです。これで前回割を食ってしまった格安宿の救済効果にもつながります。

 また観光庁によると、今回は、すぐに予約枠がなくなることのないよう多めに予算配分しているそうです。さらに一部自治体では、全国旅行支援の期間中も独自のキャンペーンが併用できる場合があります。併せて使うことでさらに安くなるので、こちらもぜひチェックしてみてください。

交通付きプランと宿泊プランのみを利用した場合の比較

Go To トラベルと異なりリーズナブルな宿のほうがお得!Go To トラベルと異なりリーズナブルな宿のほうがお得!

割引額の上限は1万1000円。宿泊費が高額でも割引額はそれ以上増えない。Go To 時は高級宿に客が集中したが、全国旅行支援では、その問題を改善。

交通付きプラン・平日利用/旅行代金2万円の場合交通付きプラン・平日利用/旅行代金2万円の場合

宿泊プランのみ・平日利用/旅行代金2万円の場合宿泊プランのみ・平日利用/旅行代金2万円の場合

公共交通機関を利用する交通付き旅行プラン(航空会社、JRのダイナミックパッケージとのセットプランなど)を利用すると、助成は最大8000円となる。

お得に利用するテクニック

併用して使いたい地方自治体の独自キャンペーン

併用して使いたい地方自治体の独自キャンペーン※新型コロナウイルスの感染状況により、「全国旅行支援」および、地方自治体の独自キャンペーンの内容が変更、停止する場合があります。

取材・文/編集部

 

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