ヘルメットやゴーグルに装着できる！様々な遠隔作業を可能にするエレコムの防水Webカメラ「UCAM-CW50ABWH」

エレコムは、さまざまな遠隔業務に対応可能なWEBカメラ「UCAM-CW50ABWH」を今秋に発売すると発表した。価格は32,780円。

働き方改革の推進やコストを削減するために、製造業や建設業、ビル管理など、様々な分野で業務のリモート化が定着してきている。しかし、遠隔業務でWebカメラを使用して現場の作業状況をオンラインで伝達しようとしても、カメラが持ちにくく撮影や通話がしづらい、ピントが合わず細部を映像で伝えにくい、雨天や砂ぼこりの多い屋外環境では使用できないなど、さまざまな問題があった。

そんな問題点を解消すべく開発されたのが、今回の新製品「UCAM-CW50ABWH」。「ヘルメットマウント」「クリップマウント」「neoplug準拠メガネマウント」などの付属アタッチメントによりウェアラブル、手持ちなどシーンに合わせた使い方ができるWebカメラだ。

「ヘルメットマウント」（左上）、「クリップマウント」（右上）、「neoplug準拠メガネマウント」（下）

「ヘルメットマウント」は、ボルトでしっかりと取り付けできるため、ヘルメットから落下しづらく現場での作業でも安心して利用可能。着脱が簡単な「クリップマウント」は、ゴーグルやフェイスシールドなどへの取り付けに適している。

また、「neoplug準拠メガネマウント」を利用することで、neoplug規格のメガネフレーム(別売)に装着可能。さらに、デスクの上などに設置することもできる「ミニ三脚」も同梱する。

しかも、IP54準拠の防塵・防水仕様なので、砂ぼこりの多い環境や雨天時などでも安心して使用できるうえ、本体を丸洗いすることも可能 (コネクターを除く)。本体上部にはレンズフードが設置されているので、レンズに雨などがかかりにくく、水滴による映像の乱れを防ぐこともできる。

カメラ自体の性能は、有効画素数約500万画素の1/4型CMOSセンサーを搭載し、フルHDでの動画配信が可能。被写体に約4cmまで近づき、細部まで高画質に映せるマクロオートフォーカスにも対応し、オートフォーカスのON/OFFを切り替え、ピントを固定するフォーカスロックボタンも装備する。

対応機種はUSB2.0インターフェースを搭載したWindowsパソコン、Mac、Android端末。対応OSはWindows 10、Windows 8.1、macOS Monterey 12、Android10～1。動作環境はCPUがインテルCore i3 1.2GHzと同等以上、メインメモリが1GB以上、HDD空き容量が1GB以上。

本体サイズは約幅18.0×奥行87.3×高さ22.2mm、質量は約40g（ともにケーブル、取付アタッチメントを含まず）。USB Type-C to USB Type-Cコネクター、USB Type-C to USB-Aコネクター、クリップマウント、ヘルメットマウント、六角レンチ、neoPlug準拠眼鏡マウント(右付け・左付け各1個)、ミニ三脚を付属する。

製品情報
https://www.elecom.co.jp/products/UCAM-CW50ABWH.html

構成／立原尚子