効率よく体を鍛え、引き締まった健康的な体型を目指せるフィットネスジム。一方で、フィットネスに対するモチベーションを維持するのは難しく、気がついたら数か月通わず無駄に会費を支払ってしまっていたということも。
そこでGYYM(ジーム)は、月会費制スポーツジムに現在通っている、または過去に通ったことがある対象者約500名に対して、利用実態に関するWEBアンケート調査を実施。解答結果をグラフにまとめて発表した。
月額制ジムの1回利用単価は平均3,870円、継続月数は平均22.3か月
月会費制ジムの入会金・登録手数料、月会費、継続月数、総利用回数を調査し、下記の計算式で実質的な一回利用単価の推計を行った。
〔(入会金+登録手数料)+月会費×継続月数〕÷総利用回数 = 実質的な一回利用単価
結果、実質的な一回利用単価は平均3,870円、半数が一回1,500円以上であることが確認された。
また、対象データにおいて、ジムの継続月数は平均22.3か月である一方、ジムに全く通わず、月会費を無駄に払い続けてしまっていた月数は平均1.8カ月という結果が得られた。
月会費制ジムの多くは、利用回数制限がなく、いつでも利用できることから使えば使うほどお得になるというメリットがある。
一方、利用頻度が少なかったり、仕事の繁忙期など生活環境の変化で一時的に利用できない期間があったりする場合、月会費の垂れ流しが生じてしまうデメリットも。
GYYMにおいては、提携総合ジムを一回1,500円程度から都度利用が可能であることから、月会費制ジム利用者の約半数にとってGYYMで都度利用することが経済合理的であり、フィットネスを賢く楽しみたいユーザのニーズを満たせるサービスであることが確認できた。
月会費制ジムを退会した人の43%が忙しさを理由に退会
ジムの退会理由の上位は、「時間がなかった」が43%、「飽きてしまった」が28%という結果に。
継続的に通おうと月会費制ジムに入会したものの、忙しくてなかなか通えなくなってしまった、また同じジムに通い続けることに飽きてしまい、退会したという事例が多いと考えられる。
ジムを退会した人に、運動再開意向を尋ねたところ、「再開したい」という人が41%いた。運動を再開したいと考える人に対して、その理由を調査すると、「運動不足」という回答が85%であった。
さらに、運動を再開したいと考える人に対して、運動を再開したいが再開できていない理由について調査すると、「継続的に通えず、月会費を無駄にしてしまう不安がある」「忙しく、時間がない」が42%、「新型コロナウイルスの感染不安」が41%という結果に。
過去に月会費制ジムに入会し、十分な利用頻度を維持できず月会費を垂れ流してしまった経験をもつ人にとっては、運動を再開したくてもまた月会費を無駄にしてしまうのではないかという不安からジムに再入会できず、運動を再開できていないということが確認できた。
また、働き方の変化や、子育てをしながら共働きを行う世帯の増加に伴い、時間的制約が増している人は少なくなく、ウィズコロナ時代において感染症の拡大がまたいつ起こるかわからないという不安が残り続けることも、月会費制ジム再入会の妨げになっていると考えられる。
ジム再開意向があるものの、月会費を無駄にしてしまう不安から利用を再開できていない人が一定数いることから、「都度払い方式」と「月会費制」の利用形態それぞれでの再開利用意向を調査したところ、「都度払い方式」を希望する人が60%いた。
都度利用で運動を再開したいと考える方が6割以上いるということであり、都度利用のニーズの高まりを表す結果となっている。
新型コロナウイルスの感染拡大を契機として、月会費制ジムを退会した利用者も多いが、都度利用制度であれば、面倒な入退会手続きもなく、感染状況に合わせた通い方も可能だ。
調査概要
目的:月会費制スポーツジム利用者の実態調査
対象者:月会費制スポーツジムの利用経験者 506名(日本全国の20~60歳男女を対象)
調査期間:2022年6月10日~2022年6月11日
※実質的な一回利用単価の推計において、月会費、利用月数、利用回数の記憶が定かではない等、有効ではないデータは除外し、有効データは474件。尚、現在ジムに通っており、過去にジムの退会経験がある人は、現在のジムの利用データ、及び過去のジムの利用データを調査し、それぞれを1件のデータとして計算。
関連情報:https://gyym.jp/
構成/Ara