サメを被った「サメにゃん」に、エビを被ったり巻いたり、時には抱えたりしている「えびにゃん」。
SNSやLINEスタンプから人気に火がつき、最近はキデイランドやパルコなどでのポップアップショップで、老若男女をキュンキュンさせている人気のネコのキャラクターだ。表情やルックスが可愛いネコたちが、ちょっとシュールなポーズや構図で描かれたイラストはまさに唯一無二。この記事では、最近話題のmofusandの魅力と、その人気の秘密を考察してみたい。
もふもふでユニーク!新時代を代表するネコキャラクター
「mofusand」は、SNSを中心に活躍するイラストレーター・ぢゅのさんが描く愛嬌溢れる猫キャラクターたちのこと。現在、ぢゅのさんの公式Twitter(@mofu_sand)はフォロワー27万人。毎日のようにイラストが投稿されており、イラストの題材は、季節やイベントをテーマにしたものから、私たち人間が普段行っている家事や仕事、遊びを猫が行ったらどうなるかといったユニークなものまで、実に多彩!もふもふで表情豊かなネコたちは、猫好きだけに止まらず老若男女を魅了しており、キデイランドやヴィレッジヴァンガードなどの書店やユニーク雑貨ショップから、しまむらなどの量販店でも人気を博している。
ここからは、そんな老若男女を魅了するmofusandの魅力を見ていこう!
mofusandの魅力① ネコがサメを被る!?動物×動物の構図が最高に可愛い!
mofusandの中でも、もっとも知られているキャラクターのひとつがサメにゃんだ。イラストやグッズで、サメの着ぐるみを被ったネコが、様々なポーズをとるのだが、中にはゴマアザラシを抱っこしたりカプッと噛みついてるちょっとシュールな構図のイラストも。また、公式Twitter内で投稿された作品の中には、サメにゃん以外にもネコが動物の着ぐるみや被り物を被っているイラストも多い。例えば、6月20日に「\がおー/」というコメントとともにツイートされたイラストでは、ネコたちがライオンのたてがみを被りライオン風のポージングを披露。
また、仲良し動物たちと共演する場合も多く、7月に発売された「動く!うさ×にゃんLINEスタンプでは、うさぎと戯れたり、背中に乗ったり、うさぎの被り物をして楽しむネコたちの姿が動くスタンプとなっている。
mofusandの魅力② 愛らしいだけじゃないネコたちの表情に注目!
mofusandのネコたちは、本当に表情豊か!特に目の描き方は特徴的で、つぶらな瞳でこちらをじーっと見つめたり、目を細めて嬉しそうに笑ったり、気持ちよさそうに眠ったり、滝のような涙を流したりと、イラストごとにネコたちの喜怒哀楽が表現されていて、心癒されるのだ。
mofusandの魅力③ 家事も仕事も子育ても!想像の斜め上を行くネコの表情やイラストの構図にやみつき
公式SNSなどで、ハッシュタグや一言コメントと合わせて発信されるイラスト投稿もユーモアいっぱいだ。例えば6月28日に公式SNSに公開されたのは「#パフェの日」というハッシュタグとパフェグラスで遊ぶ(?)3匹のネコイラスト。パフェ風にデコレーションされたり、グラスのふちに乗りお尻をこちらに向けたりと自由気ままなネコたちのポージングは秀逸だ。
また、まるで人間のように振る舞う姿も見逃せない。
例えば、2022年6月24日は週末にちなみ「金曜日!」という1言コメントと、ネコが週末にパソコン仕事を頑張るイラストがツイートされている。
眠さでパソコンにうつ伏せになる9AM、少しアンニョイな表情の11AM、ものすごいスピードでパソコンをタイピングする3PM、退勤時間に向けてか、書類作成に没頭する5PMと、時間が経過するごとにくるくると変わるネコの表情やポージングは、まるで人間の会社員の1日をのぞいてるかのよう。
また、7月5日「#ビキニの日」には、「わがままボディ」という一言コメントと合わせて、ビキニ姿でまるでグラビアのように寝そべってポーズをとるネコたちの姿が!ユニークな設定やイラストの構図も、猫好き以外の人たちをも魅了する理由のひとつだ。
このように、「キュートなだけではないちょっとシュールなネコキャラクター」であることが、mofusandを老若男女に支持される存在にしている。5月に渋谷パルコで開催されたPOP UPストアには、Z世代や女性のファンだけではなく、買い物を楽しむ男性ファンの姿もちらほら。愛くるしい表情とちょっとシュールな世界観はファン層を拡大し続けている。
LINEスタンプやオンラインショップ「mofusand もふもふマーケット」でのグッズ販売や各種コラボ商品の発売をはじめ、8/31には初のイラスト集「旅するにゃんこに恋をする」の発売予定しているmofusand。今後も私たちにどんな「可愛い」を届けてくれるのか、楽しみだ。
ぢゅのTwitter
mofusand もふもふマーケット
©︎mofusand
文/あさみ
編集/inox.