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使ってみたらめちゃ便利!2台のデバイスに同時につながるEarFunのノイキャン機能付きワイヤレスイヤホン「Air S」

2022.08.02

筆者は基本的に、仕事中はワイヤレスイヤホンを耳に装着している。

従って、このようなこともある。スマホで音楽を聴きながら仕事をしているが、よく考えたら3分後にZoom会議ではないか。

いかん、忘れていた。急いでイヤホンのBluetoothをスマホからPCにつなぎ直す。

しかしこれは、文章で書くよりも手間な作業だ。最初からスマホとPCの両方にBluetooth接続できないものか、と思案したこともある。

そのような製品は、既に存在する。今回は低価格ながら強力なノイズキャンセリング機能で知られる『EarFun』から登場した『EarFun Air S』を試してみよう。

2台のデバイスに同時接続できる!

実は筆者は、『EarFun Air S』から見た旧製品『EarFun Air Pro SV』を愛用している。

この『EarFun Air Pro SV』のメーカー小売希望価格は8,990円。しかし最大40dBのノイズキャンセリング機能を有し、これを起動させればまるで耳栓を着けたかのような静けさをもたらしてくれる。

その中で音楽を視聴するのだから、慣れないうちは不思議な感覚に陥ってしまうほど。

左右同時伝送、つまり左右のイヤホンが独立しているから、片耳だけの装着も可能だ。

このあたりはビデオ会議で大いに役立つ。正直、これ以上の機能は必要ないと今でも感じている。

ノイズキャンセリング機能を音にした状態での連続再生時間は4.5時間(イヤホン単体)で、ここはもう少しスタミナを増やしてほしいと思っている程度だ。

今回の『EarFun Air S』は、それらの機能に「2台同時接続」を付け足したような製品である。

早速やってみよう。まずは筆者のiPhoneに『EarFun Air S』をBluetooth接続。その後にAndroid機種のREDMAGIC 7に同じイヤホンを接続する。

これで2台のスマホに『EarFun Air S』を同時接続することができた。iPhoneで音楽を視聴している最中、ふと思い立ってREDMAGIC 7でYouTubeを観てみたくなった。

その場合はiPhone側の音楽を一時停止し、REDMAGIC 7側のYouTubeの再生ボタンを押す。この間、Bluetoothをつなぎ直すという作業は一切必要ない。

さすがに2台のデバイスから同時に音を再生することはできないが、仕事をするのにそのような機能はなくても構わない。

それぞれを簡単に切り替えることができれば、突然の通話やビデオ会議にも対応することができる。

これはマジで便利!

前作との違い

『EarFun Air S』は、カタログスペックで見ると『EarFun Air Pro SV』よりも多少だがスケールダウンしている。

『EarFun Air S』のノイズキャンセリング機能は最大30dB。前作は最大40dBだった。

しかし実際に装着すると、10dBの差はあまり感じられない。夏の屋内につきもののエアコンの稼働音を消す目的なら、最大30dBでも十分に用を果たすということだ。

前作がいささかオーバースペックだったかもしれない。

何しろ、『EarFun Air Pro SV』のノイズキャンセリング機能は強力過ぎて、屋外を歩きながらこれを装着するのは危険行為になってしまうほどだったのだから。

そして『EarFun Air Pro SV』のマイクは全6基だったのに対し、『EarFun Air S』のそれは全4基。ただしφ10mmウール複合素材振動板、左右同時伝送設計は前作と変わらず、さらに『EarFun Air S』の対応コーデックにaptXが追加されている。

前作ではノイズキャンセリング機能起動時4.5時間だった連続再生時間も、『EarFun Air S』では5時間と若干ながらスペックが向上している。なお、充電ケースを加味すれば最長30時間の稼働ができる(前作は最長24時間)。

それでいて『EarFun Air S』のメーカー小売希望価格は、何と6,990円。

前作より2,000円も安い。ウクライナでの戦争は今でも終わりが見えず、世界的物価高に半導体不足や円安が重なっているこの時勢に、よく6,000円台で新製品を出そうと考えたもんだ!

これが「シームレス」というものか!?

この記事を書いている時も、もちろん筆者は『EarFun Air S』を使っている。

実を言うと、@DIMEではない別の契約メディアでちょっとしたトラブルがあった。急遽ビデオ会議を実施しなければならないという事態が起こったのだ。

このような時に『EarFun Air S』を使っていたことは不幸中の幸いというもの。それまで流していたスマホからの音楽を止めて、予め同時接続していたPCでZoomを立ち上げる。

これを最近では「シームレス」と言うそうだが、ビデオ会議のためにゴチャゴチャとスマホやPCの設定をいじる必要はないというのは本当に便利だ!

そこへ上述の最大30dBのノイズキャンセリングが加わり、何者にも阻害されることのないオンラインミーティングが実現する。

とりあえず、この『EarFun Air S』が1台あればテレワークの在り方が劇的に変化するはずだ。

筆者はガジェットレビュー業界の末席に居座るしがないライターだが、それでも『EarFun Air S』は暗い世相に明かりを灯す素晴らしいガジェットであると胸を張って叫びたい。

【参考】
EarFun Air S-Amazon

取材・文/澤田真一

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