3年ぶりに制限のない夏休みがやってくる。今夏は、旅行に出かける予定の人も多いはず。
そんな国内旅行の際には旅行費用の助成を受けるために、海外旅行では国や地域によって入国の際に、新型コロナワクチン接種証明書の提示が必要になる場合がある。
今回は、旅行時に便利なマイナンバーカードの証明書としての活用法についてまとめた。
夏休み前に接種証明書を準備。マイナンバーカードで電子版の取得も簡単に
制限がなくなった分、今年の旅行は新型コロナワクチン接種証明書を求められるケースが多くなると予想される。
県民割、ブロック割、都民割「もっとTokyo」を利用するには、新型コロナワクチン接種証明書や陰性証明等の提示が条件となっている。
証明書の発行方法としては、書面版と電子版の2パターンがある。
書面版では、接種を受けた際に住民票のある市町村の窓口より申請書、本人確認書類、接種券番号がわかるものが必要だが、電子版ではスマートフォンに「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」をインストールし、アプリ上でマイナンバーカードと暗証番号4桁のみでの取得が可能だ。
ちなみに「新型コロナワクチン証明書アプリ」とは、日本政府が公式に提供する、新型コロナワクチン接種証明書を電子的に取得できるアプリのこと。日本国内用と海外用の新型コロナワクチン接種証明書の取得・提示・読み取りができる。
健康保険証としてマイナンバーカードの利用が可能
今年の大型連休に国内旅行に出かける人の数は、東京や大阪で緊急事態宣言が出ていた去年の同じ時期と比べて70%近く増えるとの見通しが大手旅行会社から発表されている。
旅行者が増える分、感染リスクも高まる。旅行先で体調不良等のトラブルが生じた際に、健康保険証を持ち歩いていなくても、マイナンバーカードを健康保険証として医療機関・薬局で利用することができる。
マイナンバーカードは、「マイナ受付」のステッカー・ポスターが貼ってある医療機関・薬局で使える。利用できる医療機関・薬局等については、厚生労働省のホームページで公開している。
https://www.mhlw.go.jp/stf/index_16743.html
出典元:マイナポイント事業PR事務局
構成/こじへい