「ゲーミング○○」という製品が数多く登場するようになった。
ゲーミングPC、ゲーミングスマホ、ゲーミングヘッドホン、ゲーミングマウス、ゲーミングモニター。
そして最近では「ゲーミンググミ」というものまで開発されるようになった。グミとは、食べるグミである。
何でも「ゲーミング」とつければ売れるだろうという軽薄な魂胆では決してない。それどころか、明確な目的と強靭な意志の下に開発された製品である。
そしてこのゲーミンググミは、ゲームをしないビジネスパーソンにとっても有益な食品だ。
イベントに出展されたゲーミンググミ
無人島で100人のプレイヤーが銃を撃ち合うバトロワゲームは、展開によってはプレイ時間が30分を越える長丁場になる。
その間にプレイヤーは目と指を駆使してエイムを合わせて敵を討ち取るわけだが、この試合が3回、4回と続くと目が疲れてくる。
仮に1回30分の試合を5回、インターバルを兼ねたマッチング所要時間をそれぞれ3分挟むとすると、合計162分。2時間42分である。
さすがにここまで連続でプレイすると、目に多大な負担がかかってしまう。
そこで目に優しい栄養成分を含んだサプリメントが注目されるようになった、という次第だ。
株式会社マルガジャパンは、eスポーツ選手のためのゲーミンググミ『BUFF G3』を開発した。
これは同社のサプリメントブランド『Gα-MIT』の第1弾の商品でもある。
6月に東京ビッグサイトで開催されたeスポーツビジネスEXPO。筆者はマルガジャパンのブースの前にいた。
「ゲーミンググミの掴み取りをやってます。よかったらどうぞ!」
それが筆者と『BUFF G3』との出会いである。容器の中に詰まった『BUFF G3』を片手で掴み、その分だけを無料で頂戴できるという催しをやっていた。
だからというわけではないが、今回のeスポーツビジネスEXPOで最も印象的だったのはこの製品である。
eスポーツとテレワークの「共通点」
『BUFF G3』はビルベリー配合の栄養補助食品。アントシアニンが豊富に含まれ、アイケアを謳うサプリメントの定番栄養素でもある。目の疲労軽減だけでなく、ピント調整機能も期待できる。
ボディビルダーが良質なアミノ酸を含んだプロテインを摂取するように、eスポーツ選手はアントシアニンを含んだサプリメントを摂取する。
摂取しなければコンディションを保つことができない、と表現したほうがより現実的か。
そしてマルガジャパンの社員曰く、
「『BUFF G3』はテレワークの合間に食べることもできますよ」
とのこと。
「テレワークというのは、つまるところ長時間PCの画面と向き合う行為ですからね。状況はゲームプレイとあまり変わりません。もちろん、その間に目を酷使します」
確かにその通りだ。筆者自身、ライター稼業を始めてから7年ほどの間にすっかり視力が落ちてしまった。
故に最近はアイケアに有効なサプリメントを探していたのだが、それがまさか東京ビッグサイトのイベントで見つかるとは……。
開発者の熱いメッセージ
マルガジャパンは健康食品のOEMメーカーである。そして此度の『BUFF G3』は、マルガジャパンにとって初めての自社商品とのこと。
筆者が先方からいただいた資料には、こんな文言が書かれている。
ゲームは遊びだろうか?
集中⼒、瞬発⼒、判断⼒……
さまざまなスキルが勝敗を左右する
遊びじゃない、勝つために
+αの選択を
「開発者が製品にかける想い」というものは意外なところで観察できるのだが、『BUFF G3』の場合は「ゲームは遊びじゃない!」というメッセージが込められている。
さらに公式サイトでは、
ゲームで勝つためには何が必要?
集中力? 反射神経? 記憶力?
ゲームに勝つためには自らの能力向上も必要である。
ゲームのキャラにBUFFをかけるように
現実でもBUFFをかけろ!
一瞬の動きも逃さないために
という熱いメッセージも記載されている。が、これは何もゲームだけの話ではない。
我々ライターも、そして毎日テレワークに臨むビジネスパーソンも、常に「現実でBUFFをかけている」はずだ。
ビジネスパーソンの心強い味方
1粒に12mgのビルベリーが配合された『BUFF G3』は、仕事の合間にも食べやすい形状に収まっている。
指で摘んでもベトつかず、PCのキーボードやマウスを汚すこともない。まさにおやつ感覚で摂取することができる食品なのだ。
現在、この『BUFF G3』は販売パートナーを募集している状態で、本格的な販促はこれから。
しかし筆者としては、コンビニや大手ドラッグストアの棚に並んでいてもおかしくないのでは? と考えている。
というより、身近な店舗にこれがあったら絶対に買う!
ゲーミンググミは、ビジネスパーソンにとっても心強い味方である。
【参考】
Gα-MIT
取材・文/澤田真一