洗濯するのが面倒、忙しくてなるべく家事の時間を減らしたいならあらかじめ洗剤をタンクに入れて置いて、自動投入できる洗濯機がおすすめ。
洗濯の時短ができるだけではなく、タンクの手入れのしやすさや、洗剤と柔軟剤がたくさん入る大容量など嬉しい機能が搭載されたタイプもあるのでご紹介します。
洗剤を自動投入してくれる洗濯機なら量をはかる手間が省ける!
洗剤や柔軟剤をあらかじめ入れておいて自動投入できる洗濯機なら、洗濯物を入れてボタンを押すだけでスタートできるので量をはかる手間が省けて便利です。
また、洗剤や柔軟剤の中身を一本丸々入れることができる大容量タンクだと、洗剤や柔軟剤のボトルを常に置いておく必要もなくなり、洗濯機付近もスッキリするでしょう。
洗剤自動投入できる機能付きのおすすめ洗濯機を、“ドラム式”“縦型洗濯機”別にご紹介します。
使う水が少なく皮脂汚れに対して力を発揮する“ドラム式洗濯機”
ドラム式の洗濯機は、衣類を持ち上げて下に落とす“たたき洗い”とドラムを急速に反転させて小刻みに衣類を動かす“もみ洗い”の組み合わせで汚れを落とします。
使用する水の量が縦型よりも大幅に少ないのが特徴の一つ。水が少ないので、洗剤の濃度を濃くできて、皮脂汚れに対して力を発揮してくれます。
【参考】パナソニック 洗濯機の縦型とドラム式を徹底比較!それぞれの違いと選び方
洗剤と柔軟剤だけではなくおしゃれ着洗剤まで自動投入できる。洗剤自動投入機能付きのおすすめ洗濯機。パナソニック「NA-LX129AL/R」
液体洗剤と柔軟剤だけではなく、おしゃれ着洗剤まで自動投入できる“トリプルタンク”機能が搭載されています。
また、液体合成洗剤が約1.010ml、柔軟剤が約890ml、おしゃれ着洗剤が約730ml入る大容量タンクなので、詰め替え用のパウチの中身をまとめて入れることも。
高濃度の洗剤液を、空気を引き込みながら泡にして槽内へ噴射。繊維の奥にある汚れを浮かせて洗い落とす“泡の力”と、勢いよくシャワーを噴射させて泡を繊維の奥まで浸透させる“水の力”、たたき洗いともみ洗い、押し洗いの3つの洗い方でしっかり洗浄する“機械の力”、これら3つの力を使って洗うことにより、パワフルな洗浄力を実現しています。
ハンドル付きで取り出しやすく手入れのしやすいタンク。洗剤自動投入機能付きのおすすめ洗濯機。日立「BD-NX120GL」
洗剤自動投入のタンクは、ハンドル付きで取り出しやすく、分解もできて水洗い可能なので、お手入れがしやすい仕様になっています。
“除菌清潔プラスコース”により、湿気を含んだ温風で衣類を加熱し、ドラムが回転しないので型くずれを抑えつつ除菌、ウイルスを抑制してくれます。
時速約300㎞の高速風によりビッグドラムの中で乾燥してくれる“風アイロン”コースを使えば、シワを伸ばしつつしっかりと乾燥させてくれます。
衣類温度約65℃の低温乾燥で行ってくれるので、衣類に優しくふんわりとした仕上がりに。
【参考】日立 BD-NX120GL
洗剤の残量が少なくなるとスマホにお知らせ。オンライン購入できるサービスまで。洗剤自動投入機能付きのおすすめ洗濯機。シャープ「ES-W114」
洗剤や柔軟剤の残量と使用量を検知し、残り少なくなったら洗濯機の音声やスマホで知らせてくれます。
“COCO HOME”アプリを使えば、洗剤のオンライン購入も可能です。なので、洗剤を切らしてしまう心配や、お店から重い荷物を持ち帰る心配も無用。外出を控えたいこの時期だからこそ便利な機能です。
清潔な水道水を毎秒100万個以上の微細な水滴にし、高圧シャワーノズルから衣類に噴射します。微細な水滴なので、衣類の傷みを抑えつつガンコな汚れを弾き飛ばします。
さらに、すすぎ時には繊維の奥の洗剤までしっかり洗い流してくれるのですっきりとした仕上がりに。
【参考】シャープ ES-W114
“縦型洗濯機”はもみ洗いでガンコ汚れに大きな力を発揮
縦型洗濯機は、パルセーター(底にある回転羽)の回転による“かくはん水流”による“もみ洗い”で洗濯します。
ガンコ汚れに対して大きな力を発揮するのが特徴です。
【参考】パナソニック 洗濯機の縦型とドラム式を徹底比較!それぞれの違いと選び方
洗剤自動投入で“自動2度洗いコース”も楽に。洗剤自動投入機能付きのおすすめ洗濯機。東芝「AW-12VP2(T)/(W)」
洗剤を入れるタンクの蓋裏には、密閉して洗剤の蒸発を防ぐため、パッキンが採用されています。
“自動2度洗いコース”は、2度目洗いの時に洗剤を自動で入れてくれるので、ガンコな汚れを手間なくすっきり落とすことができます。
また、繊維のすき間より小さいウルトラファインバブル(ナノサイズの泡)と洗剤を混ぜ合わせることで繊維の奥まで浸透し、汚れをしっかり落とします。
さらに、マイクロバブル(マイクロサイズの泡)が、衣類からはがれた汚れをキャッチし、汚れの再付着を防ぎつつキレイに洗い上げます。
【参考】東芝 AW-12VP2(T)/(W) ※2022年8月発売予定
洗剤が約800ml、柔軟剤が約780ml入る大容量タンク。洗剤自動投入機能付きのおすすめ洗濯機。アクア「AQW-VX14M」
液体洗剤が約800ml、柔軟剤が約780ml入る大容量タンクです。詰め替えタイプだと一本丸々入れることができて便利です。
洗剤液を超音波の振動により汚れを分解できる“らくらくSONIC”の機能付き。
トレイを引き出して、超音波ホーンに軽く押しあてながらゆっくり左右に動かすと約30秒でキレイに。ピーディーに汚れを落とすことが可能です。
【参考】アクア AQW-VX14M
少なくなるとランプでお知らせ。タンクを洗浄できるお手入れ機能も。アイリスオーヤマ「10.0kg KAW-100A」
自動投入タンクに入れておいた洗剤と柔軟剤の残りが少なくなると、補充ランプでお知らせしてくれます。
また、タンクの洗浄ができるお手入れ運転機能付きなので、清潔に保つことができます。
“部屋干しモード”を使えば、洗濯と脱水槽の回転で水分をしっかりと飛ばすので、部屋干し時間を短縮することも。
洗い、すすぎ、脱水の時間を自由に設定できるので、脱水のみで運転したり、量や汚れ具合に応じて変えることも可能です。
※データは2022年6月下旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
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文/山田ナナ