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電波の届かない山の中でも現在地を把握することができる登山アプリ「YAMAP」の活用法

2022.07.23

今年の夏は山へ行こう!ナンバーワンアプリと本の組み合わせでより楽しく安全に「YAMAP 山登りベストコース関東周辺版」の使い方、楽しみ方

 今年の夏休みも、甥が我が家に遊びに来ることになっている。毎年いろいろなイベントを立てているが、今回は彼自身が「登山がしたい」と言い出した。どこへ行ったら良いのかさっぱりわからない。

山といっても、どのぐらい歩くのか。できれば中学生でも安全に登山できるコースにしたい。そして、甥にはできるだけ楽しい夏休みの思い出をつくってやりたいと思う。自然観察が趣味の同僚に聞いたら、登山に便利なアプリがあると教えてくれた。

それが、累計310万ダウンロード、国内シェアNo.1(※注1)の登山地図GPSアプリ「YAMAP(ヤマップ)」だ。なんでも、ナビゲーション機能で登山道を安全に歩くことができるという。

さらにYAMAPユーザーの登山データを分析して、関東周辺のおすすめコースを紹介した「YAMAP山登りベストコース 関東周辺版」(KADOKAWA発刊、定価1800円+税)が発刊された。アプリと本の両方で、今年の夏の登山計画は順調に進みそうだ。

今回は書籍制作を担当したヤマップの鳥羽さんに、本とアプリの合わせ技などを教えていただきました。よろしくお願いします。

撮影/Jontaさん

――最初に簡単にアプリについてお伺いしたいのですが、山の中でスマホを使ってルートナビゲーションができるということ自体に驚きました。山でも電波が通じるということですか? 

鳥羽さん いえ、山の中では電波が届かないエリアはまだまだ多いのですが、YAMAPは事前にダウンロードした山の地図と宇宙(GPS衛星)から測位した位置情報を重ね合わせることで、電波の届かない山の中であっても現在地を把握することができるサービスです。基本的な機能は無料でお使いいただけます。

実際の登山コースや歩いた軌跡も表示されるので、進むべき方向がすぐにわかり、道に迷っても、元の場所に戻ることができます。また、離れた場所にいる家族や友人に位置情報を共有できる「みまもり機能」やルートから外れた場合に通知される「ルート外れ警告」などのアップグレード機能も充実していますので、初心者でも、安心して登山をお楽しみ頂けます。

 ――それは安心ですね!アプリと本で山登りがさらに楽しめるということですが、もう少し詳しく使い方などを教えてください。

鳥羽さん 「YAMAP 山登りベストコース 関東周辺版」と登山地図GPSアプリ「YAMAP」を組み合わせて利用すると、より楽しく安全に登山をお楽しみ頂けます。シーン別に1)登山前、2)登山中、3)登山後の3つに分けてご紹介しましょう。

1)登山前

まず、本を開いて「この山、登ってみたい」「ここなら自分の体力・技術的に登れそう」と気になった山を見つけてみてください。 

トピックと概要を読むだけで「どんな山か」が分かるよう、その特徴を詳しく紹介しています。また、山ごとに異なる「見どころ」も、様々な観点から掲載しているので、登山前にきちんと把握しておくことができます。

には「登山DATA」としておおよその行程時間や行程距離、QRコードが入っています。このQRコードをカメラで読み込むと、YAMAPの山情報ページにリンクします。より詳細な情報が欲しい時や、登山計画を立てる際にお役立て頂けるので、ぜひ活用して頂きたいですね。

他にも、登山におすすめのシーズンやスタート地点となる登山口までのアクセス情報、高低差のグラフ、求められる体力度等「登山者の知りたい」に応えるコース情報を詳しく掲載しています。

とくに体力度はそのコースを歩いた時にどれだけエネルギーを消費するかを5段階で表示しています。体力に見合った山かを判断する際のひとつの目安にして頂けるものと思います。

2)登山中

登山中、紙の地図を持参することも大切ですが、現在地と進むべき方向をリアルタイムで把握し、安心して登山をお楽しみ頂くためには、ぜひ、YAMAPアプリを活用して頂きたいです。

コースはもちろん、活動時間・標高・歩行距離・カロリー等の情報がリアルタイムに分かります。また、登山後には活動の記録を「活動日記」として、家族やご友人、他の登山者に共有することができます。

「活動日記」には登山中に撮影した写真も載せることができます。本のコラムに掲載している「スマホで撮れる山の写真テクニック」も是非チェックしてみてください。

3)登山後

本書では、同じ山でも複数のコースを紹介していますので、同じ山でも異なる魅力を持つコースを探したり、「全体マップ」にある全41座の一覧から行きたい山を選んだり、様々な楽しみ方を見つけて頂けると嬉しいです。

登山後はきっと次の山に行くまでのワクワクが募る、そんな瞬間が人それぞれに出てくると思いますので、そんな時に是非ともお手にとって頂きたいですね 

YAMAPユーザーのデータをもとに選出したベストコース

――YAMAP 山登りベストコース 関東周辺版」では人気の山41座とその登山コース97本を紹介しています。どうしてこの選択になったのですか?

鳥羽さん 山のガイド本に限った話ではありませんが、その道に精通する方々が自らの豊富な経験をもとに制作されている情報はすでに多くあります。これまでとは違った観点から、より客観的な山情報を届けていくためには、やはりユーザーさんのデータこそ価値になると考えました。

結果として、本書で紹介している山はすべて、YAMAPをお使い頂いているユーザーさんの登山記録や写真、実際によく登られている山の登頂回数、よく歩かれているコースの軌跡データをもとに選出しています。

今回紹介されている山一覧

高尾山の魅力は自然と文化にあり

――なるほど!真っ先に高尾山が紹介されていました。外国人に人気なのは何となく知っていましたが、やっぱり魅力的な山ですか?

鳥羽さん 非常に魅力的な山だと思います。山頂には薬王院有喜寺がありますが、一帯は寺域として古くから守られてきたと聞いています。そのため、高尾山には豊かな植生が今も残っているんですね。また、歴史的にも見どころが多い山なので、自然も文化も両方楽しめると思います。

都心からのアクセスも良好で、しかも登りやすく、見どころもたくさん。まさにこれから登山を始めたいと思っている方にはうってつけの山です。

また、高尾山といえば、コンクリートで舗装された1号路が有名ですが、他にも多彩な道があります。ぜひ、本書を参考に色々な表情の高尾山を楽しんでほしいです。

いろいろなコースが紹介されている

――最後に鳥羽さんから、登山に関するアドバイスやこれから始めようかと思っている人へのコメントをお願いします。

鳥羽さん 登山は、身体を動かすこともでき、自然や文化の豊かさを感じることもでき、また人が本来備えている「歩くスピード」でゆっくりと感覚を研ぎ澄まして、世界を感じることができるアクティビティーだと思います。

本書では、関東周辺の山を収録させていただきましたが、街から少し足を伸ばせば、そこには非常に多様な自然が広がっています。日常からちょっと離れて、奥深い自然と文化をゆっくりと楽しんで頂けると嬉しいです。 

――ありがとうございました。

行く前からワクワクしている今年の夏の登山。本のコラム「スマホで撮れる山の写真テクニック」で写真撮影の腕も上げておこう。

※1)20225月時点、20218月登山アプリ利用者数調査(App Ape調べ)

著者

株式会社ヤマップ
本社 〒812-0011 福岡市博多区博多駅前3-23-20 博多AGビル6F
代表 春山慶彦
主な事業内容

  1. 登山・アウトドア向け WEB サービス・スマートフォンアプリ「YAMAP」の運営
  2. 登山・アウトドア用品のセレクトオンラインストア「YAMAP STORE」の運営
  3. これからの登山文化をつくるメディア「YAMAP MAGAZINE」の運営
  4. スマホから申し込める登山保険「YAMAP登山保険」の販売
  5. 山・自然を活用したコンテンツ開発・コンサルティング・プロモーション 等

URL:https://corporate.yamap.co.jp/

文/柿川鮎子

編集/inox.

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