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iPhone SEは最新モデルに買い換えるべきか?

2022.07.22

2020年4月15日に発表され、最安値モデルでは5万円を切るお手頃価格、しかもコンパクトで持ちやすいサイズに加え、マスクを着用していても指紋認証でロック解除できることもあり、大人気となったのが「iPhone SE(第2世代)」です。

「iPhone 6」から続く、4.7インチディスプレイ搭載モデルのデザインを踏襲しながら、当時の最新チップセットだったA13 Bionicを搭載し、eSIM対応によるデュアルSIM対応モデルとなりました。

2022年3月9日に新型「iPhone SE(第3世代)」が登場し、旧モデルとはなりましたが、外観がほぼ変わらなかったため、iPhone SE(第2世代)をしばらく使い続けようと思っている人も多いはず。

そこで、iPhone SE(第2世代)はまだ使えるのか? それともそろそろ買い換えるべきなのか? 検証してみました。

iPhone SE(第2世代)はいつ発売された?

iPhone SE(第2世代)は2020年4月15日(現地時間)に発表されました。そして、4月17日の21時から予約開始。アップルストアでの発売日は4月24日でした。ドコモ、au(KDDI)、ソフトバンクからの発売は当初、4月27日からとなっていましたが、コロナ禍の影響により、5月11日に延期されました。

iPhone SE(第2世代)のサイズとデザイン、特徴

それでは、iPhone SE(第2世代)のスペックやデザイン、特徴を改めて確認してみましょう。

iPhone SE(第2世代)のサイズ

iPhone SE(第2世代)のサイズは、幅67.3×高さ138.4×厚さ7.3mmです。重量は148gとなっています。

ちなみに、前身となる「iPhone 8」のサイズは、幅67.3×高さ138.4×厚さ7.3mmで重量は148gと、iPhone SE(第2世代)と全く同一のスペックです。

「iPhone 8」

また、後継機となる「iPhone SE(第3世代)」のサイズは、幅67.3×高さ138.4×厚さ7.3mmで、重量は144gと4g軽量になります。

「iPhone SE(第3世代)」

3モデルとも、ディスプレイは4.7インチのRetina HDディスプレイ(液晶)です。

iPhone SE(第2世代)のデザイン

iPhone SE(第2世代)はiPhone 6から続く、4.7インチディスプレイのiPhoneシリーズのデザインを踏襲。やや丸みのあるフォルムにより、持ちやすい形状となっています。フロントにはホームボタンを搭載し、Touch ID(指紋認証センサー)を内蔵。背面のメインカメラはシングルタイプとスッキリしたデザインです。IP67等級(最大水深1メートルで最大30分間)の防沫・耐水・防塵性能にも対応します。

また、航空宇宙産業で使われているものと同じグレードのアルミニウムをフレームに使用し、前面を黒でまとめ、背面をガラス仕上げとしています。カラーはブラック、ホワイト、(PRODUCT)REDの3種類です。

iPhone SE(第2世代)のカメラ

ボディ背面のメインカメラは、12MP広角カメラでf/1.8の絞り値。光学式手ぶれ補正にも対応します。ビデオカメラは4K(最大60fps)対応です。

そして、フロントカメラは、7MPのf/2.2の絞り値となります。また、1080p HDビデオ(25/30fps)対応です。

iPhone SE(第2世代)は5Gには非対応

携帯回線は、残念ながら5Gには対応せず、4G、3G対応となります。搭載するチップセットはA13 Bionicチップ。8コアNeural Engineとなっています。ストレージ容量は64GB、128GB、256GBの3タイプがラインアップしました。

iPhone SE(第2世代)の価格

Apple StoreでのiPhone SE(第2世代)の販売価格は当初、64GBモデルが一括払いで4万9280円(税込。以下同)、128GBモデルが一括払いで5万4780円、256GBモデルが一括払いで6万6880円となっていました。

キャリアでの販売価格など、以下記事に詳細が掲載されていますので、ご確認ください。

【参考】根強い人気を誇る「iPhone SE」(第2世代)の販売価格はいくら?キャリア版/SIMフリー版、64GB/128GB/256GBをチェック

iPhone SE(第2世代)の買取価格・下取り価格はいくら?

新しいスマホに買い換えるか検討する際に、手持ちの端末の買取価格が気になるのではないでしょうか?

大手中古スマホ買取サイトによる参考価格は以下のようになっています。こちらはSIMフリー版、キャリア版で買取参考価格に大きな違いはありません。もちろん、中古品は端末のコンディションで価格が大きく変動します。あくまで参考価格としてご覧ください。

64GBモデル:未使用品3万円前後。中古買取2万円〜2万6000円前後
128GBモデル:未使用品3万3000円前後。中古買取2万円〜2万6000円前後
256GBモデル:未使用品4万円前後。中古買取2万5000円〜3万円前後

キャリアでの下取り価格はどのくらいでしょうか? ドコモを例にご紹介します。

ドコモでのiPhone SE(第2世代)の下取り価格は、執筆時点(2022年7月上旬)で以下のようになっています。

64GBモデル:良品1万3300円、画面割れ品4000円、機能不良品4000円
128GBモデル:良品1万5500円、画面割れ品4700円、機能不良品4700円
256GBモデル:良品1万8800円、画面割れ品5600円、機能不良品5600円

【参考】下取りプログラム|NTTドコモ

また、アップルストアでのiPhone SE(第2世代)の下取り価格は、執筆時点(2022年7月上旬)で最大で1万9000円となっています。

【参考】Appleでの下取り

iPhone SE(第2世代)はまだまだ使える? それとも買い換えるべき?

ここまで、iPhone SE(第2世代)について振り返ってみました。新型として第3世代が登場しましたが、チップセットがA15 Bionicチップとなり5Gに対応しましたが、外観はほぼ変わらず。機能面もカメラ性能の向上などはありますが、決定的な違いというほどではありません。また、キャリアの5Gネットワークが徐々に進んでいますが、普段使いに4G回線で困るという状況ではまだありません。

そして、iPhone SE(第2世代)は、新OSとなる「iOS 16」への対応が発表されています。iPhone 8も含まれましたので、おそらくあと2年程度はアップルのサポートを受けられるのではないかと予測します。

以上の状況を踏まえると、iPhone SE(第2世代)の買い換えについては、よほどのお気に入りモデルが登場しない限り、今すぐは必要ないのではと思われます。ただし、iOSのサポートが終了する前に乗り換えした方が、セキュリティ面を考慮すると安心かと思われます。2023年6月ごろに発表されるであろう、「iOS 17」の対応状況で買い換えの判断をしてみてはいかがでしょうか?

取材・文/中馬幹弘

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