アメリカ・ワシントン州シアトル発祥のコーヒーショップ「タリーズコーヒー」。1997年銀座に1号店をオープン後、全国に700店舗以上展開するコーヒーチェーンだが、さまさまなコーヒーアイテムも販売。
今回は、見た目はガラスのようだが割れない!キャンプやピクニックでも活躍する「トライタンサーバー」を紹介する。
タリーズのコーヒーアイテムは逸材
カフェのイメージが強い「タリーズ」だが、「タリーズオリジナルドリッパー」、「タリーズオリジナルサーバー」、「ワンカップコーヒーメーカー」などコーヒー抽出器具の品ぞろえも豊富だ。
その中のひとつ「トライタンサーバー」は、素材が合成樹脂のトライタンで、涼しげでガラスようにみえるが、軽量で割れにくいので家カフェだけでなく、アウトドアでも活躍する。
コーヒー好きでアウトドア好きの筆者は、ドライブやキャンプに行くとき必ずコーヒーセットを持っていき、景色がよいところで一杯コーヒーを淹れてまったりするのが好きだが、そのコーヒーセットにコレを追加した。
コーヒーサーバーを利用すると…
コーヒー好きだがそこまでコーヒーの味にこだわっていない筆者は、今までコーヒーカップにドリッパーを乗せてコーヒーを抽出。しかし、そうすると2杯以上入れる場合は濃度が均一にならず、味にムラがでていた。
しかし、コーヒーサーバーを使うことで、目盛りがあるのでお湯を注ぐ量が安定。数杯入れる場合も抽出が1回で終わり楽で濃度も安定。少し玄人ぽくいうと、お湯の量をちゃんと量れるため、豆によって味の違いを感じやすく、お湯の量など調節できるようになる。
タリーズの「トライタンサーバー」の優れた点
シンプルでスタイリッシュなデザインでガラスのように見えてガラスではなく、安っぽく見えないところ。また、トライタン素材は医療用に使われていることもあり、化学物質を使用していなので安全。そして何よりも、一番の魅力は軽量で丈夫な点。何度落としても割れることなく、野外で使用するのにぴったりの素材だ。
実用量は500mlとたっぷり入り、きちんと目盛りもありため、ドリップするとき抽出量がわかり、コーヒーの濃度を均一にできる。
ただし、直火NG
100度からー20度までに対応する耐熱耐冷素材だが、直火はNG。ガラス製のサーバーは耐熱で直火できるモノも多く、淹れたコーヒーを温めるため、火にかけることができるが、コレはできず、焚火などの火のそばに置くことはできない。
色々な用途に使える
コーヒー1杯100~150mlとした場合、このサーバーで4杯ほどのコーヒーが淹れられる。コーヒードリッパーの下に置き、ホットコーヒを淹れるのはもちろん、たっぷり入るのでアイスをいれてアイスコーヒーのサーバーとしても活用できる。
また、コーヒーだけでなく、透明なので液体の色合いも楽しめ、ハーブティーのサーバーにしても、ワインと果物を入れてサングリアを入れるのにもおすすめだ。
タリーズのコーヒーアイテムで夏コーヒーを楽しもう
コーヒーショップのブランドということもあり、コーヒーのアイテムにもこだわって作られているため、初心者でも簡単においしく入れられるように工夫されているトライタンサーバー。これから暑い季節はアイス用のコーヒーサーバーにもぴったりだ。
タリーズでは不定期でコーヒースクールも行われている。コーヒーにこだわっている人もそうでない人も、一度コーヒーのプロに抽出方法を学ぶとより一層コーヒーが好きになるかもしれない。
タリーズコーヒー公式HP
https://www.tullys.co.jp
文/舟津カナ
編集/inox.