「ポメラ」向けに最適化した日本語入力システム「ATOK for pomera[Professional]」も機能を強化
キングジムは、テキスト入力に特化したデジタルメモ「ポメラ」の最新モデル「ポメラDM250」を7月29日に発売する。価格は60,280円。
「ポメラ」は、テキスト入力のみに特化した、コンパクトなデジタルツール。外出先でのメモや執筆などの用途で多くの人が愛用し、2008年11月の発売以来、ロングセラー商品となっている。
今回登場する「DM250」は、従来機「DM200」のテキスト入力のしやすさはそのままに、ユーザーからの要望を反映してより使いやすさを追求したモデル。
バッテリーの容量を増加したことにより、従来機より約6時間長い、約24 時間の使用時間を実現したほか、USB Type-Cに対応し、充電確認用LEDも新たに搭載するなど、使いやすさが向上している。
また、「ポメラ」向けに最適化した日本語入力システム「ATOK for pomera[Professional]」を強化し、校正支援機能や脚本や台本の作成に適したシナリオモードを追加。ファイルあたりの保存可能文字数も増え、従来機の2倍の20万字となった。
さらに、専用アプリ「pomera Link」との連携も強化され、ポメラ本体とスマホ間でのファイル送受信が可能に。テキストファイルをQRコードに変換する機能では、QRコード表示できる文字数が従来機の最大約9万字から20万字へと増えている。
加えて、US 配列キーボードユーザー向けに、「DM250」用にカスタマイズしたUS 配列を追加。日本語入力に特化した「親指シフト」は従来のレイアウトに加え、右手を1列ずらすことにより、より入力がしやすく改良したレイアウトを追加した。
そのほか、ゴミ箱、バックアップ領域を追加したことで、間違って削除したり上書きをしてしまったファイルも復旧が可能に。さらには、作成中のテキストの文字数やバッテリー残量が画面上に数字で常時表示されるようにもなった。
無線通信はBluetooth 4.2とIEEE802.11b/g/n(2.4GHz帯)準拠の無線LANに対応。外形寸法は約263(W)×120(D)×18(H)mm、重量は約620g。ディスプレイは7.0インチTFT液晶(1024×600ドット)。本体メモリはメイン1.3GB(バックアップ1.3GB、ゴミ箱0.6GB)。対応記録メディアはSDカード(最大容量2GB)、SDHCカード(最大容量32GB)。USBケーブル(Type-A/Type-C 1m)、ACアダプタ(AS0530U)キートップステッカーなどを同梱する。
製品情報
https://www.kingjim.co.jp/pomera/dm250/
構成/立原尚子