974個のミニLEDの点灯で着信先やアプリ通知、充電状況などを表示
英国のコンシューマー・テクノロジー・ブランドNothingは、ブランド初のスマートフォン「Nothing Phone (1)」を発表。日本では8月より販売開始する。
「Nothing Phone (1)」は、革新的なGlyph Interfaceや内部が見える透明な背面などが特徴的なAndroidスマートフォン。Glyph Interfaceは、スクリーンタイムを最小限に抑えるための新しいコミュニケーションツールで、背面に配置した974個のミニLEDの点灯により、着信先やアプリの通知、充電状況などを伝えてくれるというもの。
着信音に個別の連絡先をペアリングするだけで、それぞれユニークなGlyphパターンで設定ができるため、本当に重要な通知を見逃すことはないという。
また、ディスプレイにはHDR10+対応の6.55型有機ELを採用し、リフレッシュレートは120Hzを実現。OSはAndroid 12ベースにしたNothing OS、チップセットはQualcomm Snapdragon 778G+。バッテリー容量は4,500mAhで、1回の充電で18時間使用することが可能。30分で50%まで充電ができる急速充電や15WのQiワイヤレス充電にも対応する。
アウトカメラは5,000万画素の広角カメラ+5,000万画素の超広角カメラのデュアル構成で、広角カメラはソニーIMX766センサー、超広角カメラにはサムスンJN1センサーを採用。インカメラは1,600万画素のソニーIMX471センサーを搭載した。
そのほか、前面、背面ともにGorillaガラスを採用し、強度も確保。サステナビリティも重視し、アルミフレームは100%リサイクル素材で、プラスチック部品の50%以上にバイオベースまたはポストコンシューマーリサイクル材料が使用している。
本体サイズは約75.8×159.2×8.3mm、重量は193.5g。
8GB+128GB、8GB+256GB、12GB+256GB(晩夏発売)の3モデルを用意し、カラーはホワイトとブラックの2色で展開。8GB+256GBモデルの価格は69,800円。そのほかのモデルの価格や詳細な発売日、販売方法は後日発表するとのことだ。
構成/立原尚子