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フェイスリフトにパワートレイン変更!マイチェンでさらに洗練されたフォルクスワーゲン「ポロ」の完成度

2022.07.12

ゴルフやパサートなど、実直なクルマ作りを続けるフォルクスワーゲン。そのラインアップのなかでこれらと同様に半世紀近く屋台骨を支えてきたポロの存在も忘れてはならない。その現行型が先頃マイナーチェンジを受けた。

 街中でも扱いやすいコンパクトなサイズに、大人4人が無理なく過ごせる居住空間、そして使い勝手のいい荷室を備えたハッチバック車は、日々の生活にフィットするモデルとして多くの人に支持されてきた。そのパッケージングを見事な形で具現し、カテゴリーを牽引してきたのがフォルクスワーゲン・ゴルフであることはいうまでもない。もっとも、ゴルフはカテゴリーの先駆者ゆえに要求される期待値はどんどん高くなり、それに応えるようにパフォーマンスは磨かれ、高級志向になっていくいっぽうで、ハッチバック本来のコンパクトで扱いやすいという根幹の部分が徐々に薄れてされていったことも否めない。そこをしっかりと補ってきたのがポロというモデルだ。

基本部分はそのままに、フェイスリフトとパワートレインを変更

 2017年にフルモデルチェンジを受けた際には、ゴルフと同じ車体(MQBプラットフォーム)となったこともあり3ナンバー枠になってしまったが、それでも約4m×1.75mのサイズが扱いやすいのはいうまでもなく、走りの良さは兄貴分に比肩するパフォーマンスを備えて高い評価を得ている。

 今回のマイナーチェンジでは、基本部分はそのままに、フェイスリフトとパワートレインを変更したのがトピックだ。デザイン面ではフロントバンパー下部の開口部形状が改められ、左右のヘッドライト間がLEDクロスバー(ライト)でつながったことでゴルフやパサートとの共通性を感じるファミリーフェイスとなったのが新しい。テールランプも立体的なLEDタイプとするとすることで視認性が高まっている。

 1ℓ直列3気筒エンジンは燃焼プロセスをミラーサイクルに変更するとともに、可変ジオメトリーターボやガソリンPMフィルターの採用で更なる高効率化と環境負荷への対応を強化。これらの改良のほかにグレード展開とその装備内容も見直され、Active Basic、Active、Style、R-Lineの4車種展開となった。

 今回試したR-Lineはこのなかのトップグレードらしく装備が充実したモデル。ActiveやStyleとはまた異なるグリル形状や17インチの大径ホイールを装着するとあって、より力強い印象だ。その走りっぷりも同様で、進化した直3ターボエンジンが1ℓという小排気量とは思えないほどパワフルかつスムーズに約1.2トンの車体を軽々と引っ張っていってくれ、スロットル操作に対するツキがよいため、シチュエーションを問わず運転しやすいのがいい。このマナーの良さはマイナーチェンジ前から備わるポロの美点だが、新型では最大トルクが街中でも多用する1600rpmという低い回転域から発生するようになったため、柔軟性により磨きが掛かった。ゴルフと同じ車体による走行安定性の高さは健在で、スポーツサスペンションや電子制御デフロック、17インチのグリップ力の高さを利したハンドリングを楽しめるのもいい。ただし、よりしなやかで乗り心地がよく感じられたのはStyleグレードの16インチ装着車。エンジンのフィールはもとより、足の動きが滑らかかつ素直で、軽快かつカジュアルというポロ本来の魅力が存分に味わえる。

 さまざまな要件を満たして人々の生活を豊かにするのがコンパクトハッチの本懐といえるが、やはりそこは本来のあるべき立ち位置をしっかりと把握してこそ、提供できるというもの。その意味で言うと、新しいポロはデザインはもとより、エンジンやサスペンションのセッティング等、上質さのレベルは同じサイズのモデルのなかでも群を抜いている。そんなスマートカジュアルに磨きが掛かったポロならどんなシーンに連れ出してもしっくりとマッチするだろう。むやみに大胆さを追わず、洗練を積み重ねることで得られる幸せ。そんな豊かさが新しいポロのコンパクトなボディにギュッと詰まっている。

大人4人が無理なく乗車できる3ボックスハッチバックのパッケージングの巧さはフォルクスワーゲンならでは。従来型から全幅・全高に変化はないものの、バンパー形状の変更により全長がわずかに伸びた。

デジタルメータークラスターは全グレードで標準装備(写真のR-Lineは“Pro”仕様)。アダプティブクルーズコントロールなど、先進運転支援システムはゴルフらと共通の最新仕様が奢られる。

R-Lineはマイクロフリースとファブリック表皮を組み合わせたスポーツシートを装着。かけ心地やホールド性は抜群だが、Styleグレードのスポーツコンフォートシートも申し分ない。

ラゲッジ容量は通常時で351ℓ、6:4分割可倒式リアシートを前倒しすれば1125ℓまで拡大できる。スクエアな形状ゆえ使いやすいのがいい。

グレードによってタイヤサイズやホイールデザインが異なる。写真はR-Lineの17インチ仕様。スポーツサスペンションや電子制御デフロックとの組み合わせによりハンドリングも楽しめる。

R-Lineでは最適な配光を行うマトリックスフロントヘッドライト「IQ.LIGHT」を標準装備。テールランプもLED化され視認性を高めるなど、安全面でのブラッシュアップも抜かりない。

標準仕様のデザイン。R-Lineとはアンダーグリル形状が異なる。16インチタイヤや標準サスペンションなど、しなやかな足回りが好印象。ボディカラーはこのアスコットグレーを含む全7色から選べる。

<SPECIFICATIONS>
フォルクスワーゲン ポロ TSI R-Line
ボディサイズ:全長×全幅×全高:4,085×1,750×1,450mm
車重:1,190kg
駆動方式:FWD
トランスミッション:7速AT
エンジン:直列3気筒ターボ 999cc  
最高出力:70kW(95PS)/5,000〜5,500rpm
最大トルク:175Nm(17.9kgm)/1,600〜3,500rpm
価格:3,299,000円(税込み)

問い合わせ先:フォルクスワーゲン 0120-993-199

TEXT:桐畑恒治(AQ編集部)


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