スマホ保有者の多くが親しむモバイルゲーム。世界規模で見た時にその消費支出、総ダウンロード数はどの程度なのだろうか。また、日本国内において今、特に人気を集めるモバイルゲームのタイトルとは。
2022年第2四半期の世界におけるモバイルゲームの消費支出が約2兆8835億円(約214億米ドル)に到達する見込み
data.aiはこのほど、2022年第2四半期内におけるモバイルゲーム市場全体の消費支出が、新型コロナウイルス感染拡大前の2019年同期比で30%増加となる、約2兆8835億円(約214億米ドル)に到達する見込みであることを発表した。
また、アプリストア(iOSとGoogle Play)におけるモバイルゲームの合計ダウンロード数は約135億回以上となり、モバイルゲーム市場全体の消費支出は、アプリストア(iOSとGoogle Play)における消費支出全体の約65%を占める結果となっている。
全世界におけるモバイルゲームの消費支出をプラットフォーム別に見ると、2022年第2四半期にiOSでは約1兆7925億円(約133億米ドル)に到達することが見込まれているのに対し、Google Playでは、その60%程度となる約1兆1053億円(約82億米ドル)に留まっている。
これは、2021年のモバイルゲーム消費支出が世界11位を記録したロシアで、昨今の東ヨーロッパ情勢の悪化を受け、Google Playストア内での決済の停止が影響していることが要因として考えられる。
また、過去4年間の第2四半期のモバイルゲームの週間平均ダウンロード数を比較してみると、新型コロナウイルスの感染が拡大し始めた2020年第2四半期よりも、2022年第2四半期の方がダウンロード数が多いことが伺えた。
新型コロナウイルス感染拡大前の2019年第2四半期と比較した場合では、2022年第2四半期の週間平均ダウンロード数は25%増加している。
第2四半期内のダウンロード数において、Google Play上では全ダウンロード数のうち44%を、iOS上では27%をモバイルゲームが占めている。
下記は2022年5月時点のダウンロード、消費支出と月間アクティブユーザーにおいての国内ゲームアプリ上位10位ランキングとなる。
●【日本】上位10位 ゲームアプリ ダウンロードランキング
(iOS&Google Play – 2022年5月末時点)
1位:デッドバイデイライト・モバイル
2位:エーペックスレジェンズ
3位:コードギアス 反逆のルルーシュ ロストストーリーズ
4位:Fishdom: 深海パズル
5位:プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク
6位:ソーセージマン
7位:カウントマスターズ
8位:妖怪ウォッチ ぷにぷに
9位:パーキングジャム 3D
10位:LINE:ディズニー ツムツム
●【日本】上位10位 ゲームアプリ 消費支出ランキング
(iOS&Google Play – 2022年5月末時点)
1位:ウマ娘 プリティーダービー
2位:モンスターストライク
3位:パズル&ドラゴンズ
4位:Fate/Grand Order
5位:荒野行動
6位:プロ野球スピリッツA
7位:ドラゴンクエストウォーク
8位:ポケモン GO
9位:ヘブンバーンズレッド
10位:あんさんぶるスターズ!!Music
●【日本】上位10位 ゲームアプリ 月間アクティブユーザーランキング
(iOS&Google Play – 2022年5月末時点)
1位:LINE:ディズニー ツムツム
2位:ポケモン GO
3位:モンスターストライク
4位:プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク
5位:パズル&ドラゴンズ
6位:ウマ娘 プリティーダービー
7位:フラッシュパーティー
8位:にゃんこ大戦争
9位:エーペックスレジェンズ
10位:Toon Blast
出典元:data.ai
構成/こじへい