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個人投資家が選んだおすすめの投資信託ランキング、3位eMAXISSlim全世界株式、2位楽天・全米株式インデックス、1位は?

2022.07.13

2022年4月から高校家庭科で金融教育が必修化し、今後は「NISA」や「iDeCo」など税制優遇制度のさらなる拡充が期待されている。

ますます資産運用に注目が集まる中、エイチームライフデザインはこのほど、投資信託を保有している全国の20代―50代の個人投資家552名を対象にした「投資信託に関する意識調査」の結果を発表した。

Q1-1. おすすめ商品、eMAXISSlim米国株式(S&P500)が1位

保有している投資信託のうち、一番おすすめだと思う商品を教えてくださいと質問したところ、インデックス・ファンドが上位を独占した。第1位は、「eMAXISSlim米国株式(S&P500)」で21%、第2位は「楽天・全米株式インデックス・ファンド」で11%、米国株銘柄のインデックス・ファンドが上位を占めた。今後も米国の経済成長に期待できると考える人が多いようだ。

次いで、第3位は「eMAXISSlim全世界株式(オール・カントリー)」、第4位は「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」という全世界の株式に投資する商品となった。

この4つのファンドで約半数の支持が集まる結果となった。いずれの商品も積立NISA対象であり、税制面でも優遇を受けることができる。一方、「おすすめしたい商品はない」と回答した人が16%、「わからない」と回答した人が14%おり、あわせると約3割もの人がおすすめの商品はないと回答しているのも興味深いところだ。

また、その他の回答からは「ひふみ」「I-SMT 日経225インデックス(ノーロード)」「たわらノーロード先進国株式」といった商品が挙げられた。

Q1-2. すべての年代で「eMAXISSlim米国株式(S&P500)」が1位

Q1-1.の回答を年代別に集計すると、すべての年代で「eMAXISSlim米国株式(S&P500)」が1位だった(20代では楽天・全米株式インデックス・ファンドが同率1位)。2位以降も大きな差異や年代別の特徴は無いようだ。

「わからない」「おすすめしたい商品はない」という回答は、年齢が上がるほど増える傾向にあり、50代では54%が「わからない」「おすすめしたい商品はない」と回答している。年代が上がるほど、投資信託への満足度が低いのかもしれない。

Q2-1. Q1で選んだ商品を推奨する理由は「好成績」と「低リスク」

選んだ理由の第1位は、「運用成績が良かったから」で、これは、2022年5月中旬に米国株式市場が下落傾向を見せるまで、ここで挙げられた商品については好調な成績を維持していたことによると考えられる。

2位は「比較的リスクが低いと思ったから」、3位は「低コストだったから」という人気インデックス・ファンドならではの理由が並んだ。4位には「ファンドの特徴が資産運用の目的にあっていたから」が続き、商品評価について積極的に自分で考え、選んでいる様子がうかがえる。

一方、「保有者が多いから」や「他者がおすすめしていたから」といった他人の評価を選択理由として挙げる人は少ない結果になっている。

Q2-2. すべての年代で運用成績が推奨理由の上位に

Q2-1.の回答を年代別に集計すると、40代を除くすべての年代で「運用成績が良かったから」という理由が1位だった。40代でもこの理由は2位に入っており、全般に運用成績がおすすめする理由となっているようだ。

また、各年代で順位は異なるものの、すべての年代で「運用成績が良かったから」「低コストだったから」「比較的リスクが低いと思ったから」「ファンドの特徴が資産運用の目的にあっていたから」が、上位4位の理由に選ばれていた。

さらに、興味深いのは年齢が上がるにつれ、「ファンドの特徴が資産運用の目的にあっていたから」という理由が上位にあがってきている点だ。年代が上がってくるほど、資産運用の目的が明確に見えてくることが要因かもしれない。

Q2-3. 米国株式銘柄の商品を勧める理由の1位「運用成績が良い」

「eMAXISSlim 米国株式(S&P500)」を選んだ理由の第1位は、「運用成績が良かったから」だった。これは、ここ10数年あまりの米国の著しい経済成長の恩恵にあずかった結果によると考えられる。

また、2位の「ファンドの特徴が資産運用の目的にあっている」という回答は、GAFAなどを中心に運用されているため、中長期的に成長企業の躍進による株価上昇の恩恵を受けることが期待できるからだろう。3位は、人気ファンドならではの「低コストだったから」という理由だった。信託報酬が年率0.0968%以内なので、コストをほとんど気にせずに運用できるのが魅力的だと考えられる。

「楽天・全米株式インデックス・ファンド」を選んだ理由の第1位は同じく「運用成績が良かったから」、第2位は「比較的リスクが低いと思ったから」で、米国の約4,000銘柄に投資でき、米国を丸ごと投資しているような特徴を持っているため低リスクと考えられているのだろう。3位は「低コストだったから」という理由だった。

「eMAXISSlim 全世界株式(オール・カントリー)」を選んだ理由の第1位は、「比較的リスクが低いと思ったから」。投資対象が全世界になるため、リスク分散ができると考えられたからだろう。

第2位は「運用成績が良かったから」で、米国株式を中心に構成される銘柄のため、米国の著しい経済成長の恩恵にあずかった結果によると考えられる。3位は「低コストだったから」という理由だった。

「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」を選んだ理由の第1位は、「比較的リスクが低いと思ったから」で、これ1本で世界全体に投資できるファンドの特徴からだと考えられる。2位は「低コストだったから」これは信託報酬が0.202%と平均と比較して低いことが理由と考えられる。3位は「運用成績が良かったから」で、ここ10数年の世界経済の成長による株価上昇の影響だろう。

Q3. 投資信託を保有する目的は「老後に備えた長期的な資産形成」

投資信託を保有している目的を聞いたところ、圧倒的多数の回答は「老後に備えるなどの長期的な資産形成」だった。投資信託そのものが長期運用してこそ強みを発揮できると言われているため、老後に向けての長期計画で投資信託を保有している人が多いようだ。

こういったことから「ライフイベントや教育資金の備え」といった近い将来資金を取り崩す機会が訪れそうなことを理由として回答している人は少なくなっているようだ。

出典元:株式会社エイチーム

構成/こじへい

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