iPhone 14はどうなる？サイズに差のないiPhone 13とiPhone 13 Proの性能はどれくらい違うのか

「iPhone 13」と「iPhone 13 Pro」は、現在発売されているiPhoneの中でも最新モデル（執筆現在2022年7月上旬）です。

この2つのモデルは画面サイズと厚みが一緒。店頭などで実際に見た人は「この2つのモデルは何が違うのだろう」と思ったことがあるのではないでしょうか。

実は、見た目ではなく中身の性能に大きな違いがある「iPhone 13」と「iPhone 13 Pro」。新型「iPhone 14（仮称）」が9月か10月に発表される前に、お得に買いたいと思っている方、ぜひ参考にして下さい。

iPhone 13とiPhone 13 Proの違いは?

iPhone 13とiPhone 13 Proは、カメラレンズの数、カラーバリエーションなど見た目でわかる違いだけではなく、性能にも違いがあるので、主な相違点をご紹介します。

違い1.本体に使われている素材と重量

iPhone 13の本体にはアルミニウム素材が、一方iPhone 13 Proはステンレススチール素材が使用されています。

画面の大きさは6.1インチ、厚さも7.65㎜と同じです。しかし、アルミニウム素材の方が軽く、装備にも違いがあるため、iPhone 13の重量は173ｇ、iPhone 13 Proは203ｇとなっています。

違い2.カラーバリエーションの種類

iPhone 13は、プロダクトレッド、スターライト、ミッドナイト、ブルー、ピンク、グリーンの全6種類。

iPhone 13 Proは、シエラブルー、グラファイト、ゴールド、シルバー、アルパイングリーンの全5種類です。

iPhone 13のカラー展開にある“(PRODUCT)RED”は、購入金額がAIDS対策と新型コロナウイルスの影響に対する取り組みに寄付されます。

違い3.カメラの性能とレンズ数

搭載されているカメラのモードとレンズの数にも違いがあります。

iPhone 13には、広角、超広角レンズが搭載されていてカメラは2個。

一方、iPhone 13 Proは広角、超広角レンズに加えて望遠レンズも搭載されており、カメラは3個です。

また、暗い中でも撮影しやすい“ナイトモードのポートレート”、本格的な写真編集ができる“Apple ProRAW”、わずか2cmの距離でもピントを合わせることができる“マクロ写真撮影”“マクロビデオ撮影”のモードはiPhone 13 Proのみ搭載されています。

違い4.バッテリーの持ち

Appleの公式サイトによると、iPhone 13は最大19時間のビデオ再生、ストリーミング時のビデオ再生は最大15時間、オーディオ再生は最大75時間となっています。

一方iPhone 13 Proは、最大22時間のビデオ再生、ストリーミング時のビデオ再生は最大20時間、オーディオ再生は最大75時間とされています。

違い5.容量の違い

iPhone 13の容量は、128GB、256GB、512GBの全3種類。iPhone 13 Proはこれに加えて1TBまであり、全4種類です。

1TBの容量が追加されたのはiPhone 13 Proからとなっています。

iPhone 13とiPhone 13 Pro選ぶならどっち?

カメラの性能を重視したい、容量が多い1TBを選びたいならiPhone 13 Proがおすすめです。

価格は、iPhone 13 Proが14万4800円～、iPhone 13が11万7800円～販売されています。

なので、お手頃価格、重量の軽さを重視したいならiPhone 13がおすすめです。

【参考】iPhoneのモデルを比較する

※データは2022年7月上旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。

文/山田ナナ