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その手があったか!ファーウェイのオーディオグラス「HUAWEI Eyewear」をテレワークに活用する方法

2022.07.08

テレワークが一般的になりつつある昨今、オンライン会議や電話を使って、同僚や取引先とやり取りをする機会が増えたビジネスパーソンにとっては、音が外に漏れにくいイヤホン、ヘッドホンといったオーディオ機器が便利。特に、自宅に家族がいたり、共同オフィスのような場所で作業をしている人にとっては、オーディオ機器が必須アイテムともいえます。

筆者も、自宅での作業中は、イヤホンを使って音楽を聴きながら作業をし、そのまま電話や会議に対応できるようにしているのですが、長時間イヤホンをしていると、耳が疲れてきてしまうので、たびたび休憩をはさむ必要がありました。

耳の疲れを考慮すると、ヘッドホンを使用するのも1つの手段ですが、作業中はメガネをかけたいため、兼ね合いがあまり良くないのが気になるところ。出勤時にはコンタクトレンズを着けるという人でも、自宅作業の日は使いたくないという場合もあるかと思います。

これらの問題を解決してくれるデバイスが、コスパに優れたスマートフォンで名が知れている、ファーウェイの「HUAWEI Eyewear」。一見普通のメガネなのですが、テンプル部分にスピーカーが搭載されており、再生デバイスとBluetooth接続することで、オーディオ機器として音楽の再生や通話ができる製品です。

本記事では、実際にHUAWEI Eyewearをテレワーク用に使用し、装着感や音質、音漏れといった気になるポイントを紹介していきます。

デザイン・装着感

HUAWEI Eyewearのデザインには、「ウェリントン型フルリム」「ウェリントン型ハーフリム」「ボストン型フルリム」の3種類が用意されています。自分の好みに合わせて、ある程度デザインが選べるようになっているのもポイントです。

ボストン型フルリム

いずれのデザインも、ぱっと見ではオーディオ機器とはわからないほど、一般的なメガネの形状に近くなっています。強いていえば、テンプル部分が若干分厚くなっていますが、よく確認しなければ気にならない程度に収まっているので、普段使いのメガネとしても十分利用できます。

一見普通のメガネと変わらないデザインが魅力

質量は、ウェリントン型フルリムが約36.8g、ウェリントン型ハーフリムが約38.8g、ボストン型フルリムが約37.6g。いずれも一般的なメガネに近い仕上がりなので、普段からメガネを使っている人であれば、ストレスなく利用できるでしょう。

テンプル部分はタッチ操作に対応しており、スライドや長押しといった操作で、曲送りやボリューム調節、電話の応答といった操作が行えます。自宅作業中に電話がかかってきても、スマートフォンに触ることなく応答できるのは便利でした。また、装着検知機能も搭載されているので、メガネを外すと、自動的に再生中の音楽や動画が停止するようになっています。

機能

HUAWEI Eyewearは、テンプル部分に搭載されたスピーカーから音を再生する製品。イヤホンのように耳の穴に直接着けたり、ヘッドホンのように耳を覆う形ではないため、特に屋外での使用の際には、音漏れが気になるポイントです。

本製品の場合、音楽の再生中には、逆音波を生成することで、周囲への音漏れを防ぐ仕組みになっています。実際、耳から外した状態で音楽を再生してみると、音はほぼ聞こえません。とはいえ、再生音量を大きくしすぎると音漏れは起きてしまうので、屋外で使用する際には注意が必要でしょう。

通話中には、周囲の音に合わせてスピーカーの音量を自動調節することで、会話内容が外に漏れない仕組みになっています。また、本体が防風設計になっており、空気の摩擦によるゆがみや乱れを低減できるため、屋外での通話も快適です。

本製品をテレワーク時におすすめしたい理由の1つに、「マルチポイント」機能への対応が挙げられます。これは、2つのデバイスに同時接続できる機能のことで、パソコンとスマートフォンの2台に接続しておけば、パソコンで動画を再生している最中に、スマートフォンに電話がかかって来るといったシーンでも、接続先を切り替える操作が必要なく、そのまま応対できます。

逆に、スマートフォンで音楽を再生していた後に、オンライン会議の時間になったので、パソコンの音声を再生したい、といったシーンにも対応可能。個人的には、この機能が搭載されているか否かで、テレワークの快適さは大きく左右されると考えているほど、便利な機能です。

Bluetooth接続で使用するオーディオ機器となれば、バッテリー容量も気になるポイント。HUAWEI Eyewearの場合、連続音楽再生時間が最大6時間、連続通話時間が最大4.5時間となっています。

テレワーク中に使用すると考えると、若干心もとない印象もありますが、10分間の充電で最大1時間の通話、もしくは最大80分の音楽再生が可能な急速充電にも対応しているので、お昼休憩中に充電するといった使用方法がおすすめです。

充電は、購入時に同梱される専用の充電コンバーターを、テンプルの付け根部分に装着して行うのですが、左右両方を装着する必要があるのが少し気になるところ。マグネットで本体と充電コンバーターが密着するようになっていますが、それほど強い磁力ではないので、ちょっとした衝撃で外れてしまうことがあります。左右のどちらかに接続するだけで充電できるようにするなど、改善の余地もまだまだありそうです。

とはいえ、ファーウェイのスマートグラス前モデル「HUAWEI×GENTLE MONSTER Eyewear II」では、専用のメガネケースに本体を戻さないと充電ができない仕様だったため、利便性は十分向上しているともいえるでしょう。

HUAWEI Eyewearもケースは同梱されるが、充電といった機能はない、シンプルなものになっている。

音質

HUAWEI Eyewearがオーディオ機器である以上、音質も重要な要素です。本製品は、テンプル部分に大振幅スピーカーを搭載しており、テンプルの上下から音を出す構造になっています。

イヤホンやヘッドホンと違い、耳に直接音を届ける仕組みではないためか、若干ぼやけた印象も受けますが、広がりのある中高音域の再生を得意としています。どの音がどこから鳴っているのかはっきりとわかるほど、立体感もうまく表現できます。

逆に、ズンズンと体の芯に響く低音域の再生は若干弱い印象もあります。これも、耳をふさがないデザインのためでしょう。ここは好みの問題ですが、全体のバランスが損なわれるほどではないので、個人的にはあまり気になりませんでした。

全国の「OWNDAYS」で度付きレンズと交換できるのもポイント

HUAWEI Eyewear最大ともいえる特徴が、全国の「OWNDAYS」にて、度付きのレンズと交換し、普通のメガネとしても利用できる点です。テレワーク時に使用すると考えると、マストともいえるオプションですが、全国に展開しているOWNDAYSにて手軽にレンズを交換できるのは、うれしい要素です。

レンズ交換の基本料金は、普通のメガネと変わらない7700円となっており、オプションでブルーライトカットレンズやくもり止めレンズなどを選ぶこともできます。

筆者も、「OWNDAYS 池袋西口店」にてレンズの交換を行いましたが、お店が比較的空いている時間であれば、20分程度で交換してもらえるので、HUAWEI Eyewearを購入した際には、ぜひ足を運んでみてください。購入後には、鼻パッドの調節といった細かい作業も、OWNDAYS店舗にて行えます。

HUAWEI Eyewearは公式ストアにて3万2780円で販売中

紹介してきた通り、HUAWEI Eyewearは、メガネとオーディオ機器が合体した、テレワーク時に便利な製品。メガネとオーディオが融合した製品としては、ほかのオーディオメーカーからも販売されていますが、マルチポイント機能対応や、全国のOWNDAYSでの度付きレンズとの交換など、便利な要素がふんだんに詰まっているのが特徴です。

ファーウェイ公式ストアでの販売価格は3万2780円。一般的なBluetoothイヤホンなどと比較すると、少し高価な印象も受けますが、+7700円でレンズを交換し、メガネとイヤホンを同時に購入したと考えれば、費用対効果は十分。また、OWNDAYSのみで販売されている「OWNDAYS × HUAWEI Eyewear」であれば、レンズ交換台込みで3万2780円となっています。

特に、「作業中は音楽を再生したい」といった人や、「コンタクトよりもメガネ派」といった人には、ぜひ試してほしい完成度になっています。オンラインでの購入がメインの製品ですが、一部のOWNDAYS店舗では、「OWNDAYS × HUAWEI Eyewear」の実製品が取り扱われているので、まずは手に持って感触を試してみるのもおすすめです。

OWNDAYS 池袋西口店

取材・文/佐藤文彦

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