フード内部とファンの掃除を10年間不要にする「自動洗浄」機能
FUJIOHは、10年間ファンの掃除を不要にする「自動洗浄」機能を搭載した一般家庭用レンジフード「TAR/TAG」シリーズを8月1日より販売開始する。
「TAR/TAG」シリーズは、ファンを自動で回転洗浄する「自動洗浄」、調理状況に合わせて風量を自動で調整する「風量おまかせ運転」、CO2濃度を検知し自動で換気を開始する「自動換気」の3つの自動機能を搭載した、一般家庭用レンジフード。
「自動洗浄」は、レンジフードの困りごとである“掃除の負荷”を軽減し、10年間ファンの掃除を不要にする機能。独自形状のノズルからお湯をワイドに噴射してファンを自動で回転洗浄する構造により、レンジフード内部とファンの掃除を不要にした。
自動洗浄での掃除は2か月に1回程度。給湯トレイをセットし洗浄ボタンを押すと自動洗浄を開始する。自動洗浄後は、排水トレイを洗うだけなので、掃除にかかる時間と使う水の量を削減できる。
「風量おまかせ運転」は、レンジフードに搭載した8×8の複眼タイプの温度センサーで調理状況を検知することにより、3段階の風量レベルを自動でコントロールする機能。油煙が多く発生しやすい高温調理を検知したときは「強運転」、油煙が少ない低温調理を検知したときは「弱運転」で静かに油煙を吸い、快適な調理空間を実現。
また、効率よく油煙をキャッチし必要以上に風量をあげないので、強運転のみで調理した場合と比べて消費電力の削減にも繋がる。
「自動換気」は、調理時はもちろんのこと、調理時以外でも室内のCO2濃度を検知し、数値が高い状態であれば自動で換気を開始。CO2濃度の上昇スピードに応じて「強」「中」「弱」の風量をコントロールする独自の制御機能も搭載しているため、急激にCO2濃度が上昇した場合は「強」で急速換気を行い、緩やかに上昇した場合は「弱」で静かに換気を行なう。状況に合わせて自動で換気を行うため、室内の換気状態に特別な意識を向けずとも、快適な室内環境を維持することができる。
「FUJIOHオリジナル製品(TAR-EC-751/901 W/SI/TBK)」と「ガス事業社向け製品(TAG-REC-AP601/751/901 SV/GM/FW)」を用意し、価格は「FUJIOHオリジナル製品」が242,220円~、「ガス事業社向け製品」が253,000円~。
構成/立原尚子