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「昔の夏は今ほど暑くなかった」というのは本当か?

2022.07.07

日本の夏は暑過ぎる!年々暑さが深刻になっている気がしませんか?

今年も暑い夏がやってくる。

2022年の梅雨は「今年は空梅雨だねえ」なんて言っているうちにあっという間に明けてしまった。

既に都市部では連日の暑さに茹で上がりそうになっている方も多いところである。

さて。日本の夏となると、しばしば「昔は7月、8月もそんなに暑くなかった」という言説を聞くことがある。

実際これ、言われてみれば筆者なんかも「そういえば30年ぐらい前の夏って、エアコン使わずに扇風機だけで乗り切れたな」と回顧してしまうところだ。

ちなみに筆者は九州の宮崎県出身。南国とも称される宮崎でも、真夏に冷房を使わずにどうにか出来たという記憶自体は間違いなくある。

何なら冬場にストーブを使うことはあっても、夏場に冷房を起動させること自体があったかどうか。

それが徐々に2000年代に入る頃から、夏場の室内で命の危機をおぼえてエアコンをフル稼働させるようになった。

「以前の日本の夏は、今ほど深刻な暑さではなかった」……この話がどこまで正しいものなのか、ちょっとここに焦点を当てて今回は話をしていきたい。

東京での毎年8月1日の気温の記録を見て分かることとは?

NTTレゾナンスが運営するポータルサイトの「goo」が、「goo天気」というコンテンツを提供している。

この「goo天気」は全国のピンポイント天気予報や地震・台風などの災害情報なども参照可能で、さらに過去にさかのぼって任意の日時の天気や気温を振り返ることもできる。

過去50年分の天気データが収録されていると謳われる「過去の天気」では、1961年からの天気と当日の最高気温などが閲覧可能。

「過去の天気」で、ためしに東京の8月1日の気温を検索してみた。

本当に昔の日本は今ほど暑さが厳しくなければ、気温もそこまで高くなかったはずで、逆に近年に近づくにつれて気温は高くなるのではないか?と素人ながらに考えたからだ。

引用:NTTレゾナンス

上記を確認していただければわかるように、割と最近の8月1日の各年での東京の最高気温と、観測がスタートした頃からの気温の推移を抽出・引用させていただいている。

人によって感想は異なるだろうけど、個人的には率直なところ「あれ?意外と東京は昔もそれなりに暑かったんだな」と思ってしまった。

それこそ近年は8月1日に35℃に達していたというデータも複数あるにはあるが、1970年には34.7℃と、今と同じレベルの酷暑となっている。

ちなみにこの東京の歴代8月1日の最高気温が観測された年は2001年の36.3℃となっている。

これでももう20年以上前のこと。だがコンクリートジャングルに覆われたために高温多湿に見舞われる近代的な都会では、体感温度は恐らく昔よりも高くなってしまうはず。

観測史上8位タイの記録には1933年という古いものもあるが、全体的にはやっぱり近年酷暑傾向は見られる…

先ほどは東京の過去の8月1日に限った気温の話というものをしていったが、近年では東京に限らず、とんでもない最高気温を叩き出す地域もある。

たとえば埼玉県の熊谷、山梨県の甲府などが全国的にも暑い自治体として知られている。

気象庁は歴代の全国各地の気温について、観測史上1位の値を使ったランキングを作成・公開している。

このランキングによると、現時点での史上1位は41.1℃。

静岡県の浜松では202年8月17日に、熊谷では2018年7月23日に観測されている。

本ランキングでは1位から20位までの記録が並んでいるが、いずれも7月から8月にかけてとなっており、それ以外の月は確認されない。

やはり高気温が本領を発揮するのは7月か8月ということとなる。

20位までの記録の中で一番古いものは1933年7月25日の山形県山形の40.8℃。こちらは歴代8位タイの記録となり、まだ第二次世界大戦勃発の6年も前という時期である。

恐らく当時としては異例の暑さだったはずで、当時の山形市民も相当驚いたことだろう。

ただ、ランキングを見る限り最高気温が観測されたのは2010年代という傾向が非常に高い。

あくまでも1933年のケースが稀で、近年はやはり実際に夏場の気温が尋常ではないレベルで高まっていることを、記録が示唆しているとも言える。

35℃以上の猛暑日の数は年々確実に増えている。今年も暑さ対策は万全に!

気象庁では、30℃に達した時点で真夏日、35℃以上で猛暑日と定義している。

この猛暑日が観測開始時点から今に至るまで、日本の夏でどれだけの推移を見せているのかについてもデータを公開してくれている。

「全国(13地点平均)の猛暑日年間日数」というグラフがこれにあたる。

引用させていただくと、観測開始地点となる1910年から2021年までに、着実に猛暑日を観測した日数が右肩上がりに増えていることが一目で理解出来てしまう。

引用:気象庁

直近30年の平均猛暑日日数は、統計開始時点から30年の猛暑日の日数と比較しておよそ3.3倍という指摘もこの公開ページには記載されている。

昔と今とでは猛暑日自体の頻度もそれだけ高まっているということとなる。

翻って「昔の夏は今ほど過酷な暑さに見舞われていなかった」というような記憶を持つ人が多いのも、実際に今ほど猛暑日は多くなかったわけなので、それも当たり前である。

たしかに何十年も前から、時折尋常な気温を記録することはあったけども、猛暑日の頻度自体も昔は今ほどの高さでもなかったのだから。

今年の夏も恐らく、日本各地で酷暑が猛威を振るうはず。

おりしも6月27日には東京電力が管内に対して電力需給ひっ迫注意報を発令した。

幸いにも当日は電力使用率は午後3時から午後4時までには安定的な状況となりひとまずの危機は去ったが、東京電力は熱中症対策としてのエアコンの使用はしっかりと呼び掛けている。

「節電のために」とエアコンの使い控えをすると、室内熱中症リスクを高めてしまうことにもなりかねない。

今後電力需給ひっ迫注意報が発令されたとしても、エアコン以外の家電の使い控えなどで対処していこう。

文/松本ミゾレ

【参考】
goo天気「過去の天気」
気象庁「歴代全国ランキング」
気象庁「大雨や猛暑日など(極端現象)のこれまでの変化」

編集/inox.

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文/DIME編集部

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