フジテレビが毎週月曜の21時にドラマを放送する枠としておなじみの「月9」。長い歴史を持つ同枠において、特に勢いがあったとされているのが視聴率20%を超える作品も数多く生まれた1990年代だ。
「gooランキング」は、“もう一度見たい1990年代のフジテレビ月9ドラマ”についてアンケートを行い、結果をランキング化した。どの作品が上位に選ばれたのか? さっそくランキングを見ていこう。
1位「101回目のプロポーズ」
1991年7月~9月にかけて放送され、武田鉄矢演じる真面目が取りえのさえない中年会社員と浅野温子演じる女性チェロ奏者の恋愛を描いて話題となった『101回目のプロポーズ』は、平均視聴率23.6%、最高視聴率36.7%を記録した大ヒット作。
見合いで断られ続けてきた男性が、100回目の見合いで亡くなった婚約者のことを忘れられない女性に出会い、次第に女性の心を開いていくストーリーの本作。アジア各国でもヒットを記録し、日中共同で映画も製作された。
劇中のせりふ「僕は死にません」が当時の流行語ともなった。
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2位「東京ラブストーリー」
1991年1月~3月に放送され、平均視聴率22.9%、最高視聴率32.9%を記録した『東京ラブストーリー』は、大都会・東京を舞台に、織田裕二演じる永尾完治と、鈴木保奈美演じる赤名リカとの恋愛模様を描いた作品。
主人公二人に、完治の高校時代の友人である三上健一(江口洋介)、関口さとみ(有森也実)を加えた4人を中心に物語が展開する本作。放送当時は社会現象を起こすほどの人気となり、小田和正の主題歌も大ヒットした。
「1990年代恋愛ドラマの金字塔」と評され、後にリメーク版も制作された。
3位「ロングバケーション」
1996年4月~6月にかけて放送された、木村拓哉と山口智子主演の『ロングバケーション』は、撮影の舞台が観光スポットになる、放送時間になると街から女性の姿が消えるなど、社会現象を巻き起こした人気作。
結婚式で花婿に逃げられたモデルと、花婿のルームメイトだった売れないピアニストとの同居生活をコミカルに描いた本作。主演の二人以外にも竹野内豊をはじめ人気俳優が多数出演し、平均視聴率は29.6%を記録した。
「ロンバケ」の通称で親しまれ、最終回には36.7%の高視聴率を記録した。
【調査概要】
調査方法:gooランキング編集部が「Freeasy」モニターに対してアンケートを行い、その結果を集計したもの。
投票合計数:有効回答者数:500名(20~40代男女:複数回答)
調査日:2022年5月9日
関連情報
https://ranking.goo.ne.jp/column/8062/
構成/オニザワミカ