2021年の3月より、ドコモ、au(KDDI)、ソフトバンクの3キャリアからサービスを開始したオンライン専用の料金プランが「povo」です。
開始当初は、月々20㎇が3000円弱で利用できるサービスで共通していましたが、執筆時点(2022年6月中旬)では、ドコモの「ahamo」で、4950円/月で100㎇利用できる「ahamo大盛り」オプション、ソフトバンクの「LINEMO」では、990円/月で3㎇利用できる「ミニプラン」を提供するなど、通信キャリアそれぞれが特色をもったサービスに進化しています。
そんな中、au(KDDI)のオンライン専用ブランド「povo」は、2021年9月29日より、「povo 2.0」へと大幅にアップデートされ、基本料金が0円で、使用するデータ通信料やコンテンツに合わせて、「トッピング」を購入する仕組みを採用。自分の使い方に合わせたカスタマイズがしやすいブランドとなっています。
【参照】povo 2.0
基本料金0円の「povo 2.0」ですが、データ通信のトッピングを行っていない場合の通信速度は、送受信最大128kbpsと低速になるため、Wi-Fi環境のない屋外などで利用する場合は、トッピングを行うのが一般的です。しかし、「♯ギガ活」を利用することで、トッピングを一定期間行わなくても、通常の速度で4G、5G通信が利用できるのをご存じでしょうか。
本記事では、「♯ギガ活」の利用方法や対象店舗、利用できる回数を紹介していきます。よりお得にデータ通信が利用できるので、povo 2.0を契約中の人や、これから新規契約を検討している人は、ぜひご確認ください。
【参照】ギガ活
povo 2.0で使える「#ギガ活」ってなに? 利用にエントリーは必要なの?
♯ギガ活は、対象の飲食店やドラッグストアなどで、設定された金額以上の買い物をすると、「プロモコード」という、データ通信用のトッピングがもらえるプログラムです。プロモコードをもらうための買い物方法は、大きく分けて2通りになります。
1つは、♯ギガ活にエントリーし、対象店舗で、「au PAY」のコード払い、ネット払い、残高払いを利用する方法。買い物から約1週間後に、登録したメールアドレスに、プロモコードが届きます。エントリーは、初めに一度行うだけで良いので、比較的簡単にプロモコードがもらえる方法となっています。
もう1つは、対象の店舗で一定金額以上の買い物を行うともらえる、「データボーナスカード」に、プロモコードが記載されているので、こちらをpovo 2.0アプリに入力して、データ通信量を受け取る方法。♯ギガ活へのエントリーは不要ですが、数に限りがあるので、条件を満たした場合でも、データボーナスカードを受け取れない可能性があります。
povoの「♯ギガ活」プロモコードはどこでもらえる? 対象店舗をチェック!
♯ギガ活のプロモコードは、対象の店舗で一定金額以上の買い物をした場合に受け取れると紹介しました。
対象店舗は、全国の餃子の王将、すき家、ドトールコーヒーショップといった飲食店に加え、ローソンやサンドラッグ、ビッグエコー、アート引越センターといった、様々な店舗が含まれています。
お店によって、プロモコードを受け取るための買い物金額や、受け取れるデータ通信量、有効期限が違うので、詳細は下記URLをご確認ください。
【参照】povo 2.0/♯ギガ活
povoの「♯ギガ活」はプロモコードには「利用開始期限」と「データ通信の有効期限」があるので注意!
対象の店舗で買い物をした際に受け取れるプロモコードには、利用開始期限と、データ通信の有効期限があります。
例えば、筆者がローソンにて、au PAYを使って買い物をした際に受け取ったプロモコード(上図)では、「コードの入力期限」が2022年7月15日、利用開始後のデータ通信量と有効期限は、300MBで3日間となっています。
つまり、povo 2.0アプリにプロモコードを入力した場合、300MBが利用可能となりますが、有効期限は3日間なので、4日後にデータ通信量が余っていても、高速のデータ通信が行えなくなります。
povoの「♯ギガ活」利用に回数制限はある?
対象店舗で買い物をした場合に受け取れるプロモコードは、一度使用した場合、再利用ができなくなっています。また、プロモコードを第三者に譲渡することも、原則禁止となっています。
ただし、プロモコードは対象店舗で買い物をするたびにもらえるので、ローソンで500円分の買い物をした後に、サンドラッグで500円分以上の購入をすれば、300MB/3日間のプロモコードが2つもらえます。
普段買い物をするエリアに、♯ギガ活の対象店舗がある場合には、お得にプロモコードをもらえる可能性があるので、ぜひ活用してみてください。
【参照】povo 2.0/♯ギガ活
※データは2022年6月中旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
※製品のご利用はあくまで自己責任にてお願いします。
文/佐藤文彦