ご家庭で使う掃除機には大きく分けてスティック型とキャニスター型があります。そして、ゴミの集め方として紙パック式とサイクロン式に大別されます。
それぞれの長所や短所を知り、自分に合った掃除機を見つけましょう。
スティック掃除機とキャニスター掃除機の違い
手持ちにも便利なスティック掃除機は使いたい時にサッと使えて、軽いタイプが多く、階段などの段差でも掃除がしやすいです。比較的スリムな掃除機がラインアップするので、ちょっとしたスペースへ収納できるのも魅力です。
一方、タイヤなどで移動させるキャニスター掃除機はパワフルな吸引力のものが多く、ゴミを溜めるスペースも確保しやすいため、ゴミをしっかりと吸い取りたい人におすすめの掃除機です。
それではスティック掃除機とキャニスター掃除機のおすすめ商品を、紙パック式とサイクロン式のそれぞれに分けて紹介します。
【参考】ノジマ 掃除機の選び方
紙パック式とサイクロン式どっちがいい?
掃除機のゴミの集め方は、“紙パック式”と“サイクロン式”の2つに大別されます。
紙パック式は、ゴミが溜まったらパックを捨てて交換するタイプが主流。ゴミ捨て頻度は通常使用で約2~3か月に1回が目安となります。
また、ゴミを集める部分のお手入れが楽なタイプが多いのも、紙パック式の長所でしょう。
一方、サイクロン式は、ゴミを集める部分のお手入れが1〜2週間に1回程度必要となりますが、紙パック代が不要なので、総じて経済的です。
【参考】ノジマ 掃除機の選び方
セパレート式で軽いかけ心地。スティック掃除機×紙パック式【パナソニックMC-NS10K】
ゴミをためるダストボックスと、本体部分が分かれているセパレート式です。手元重量が0.45kgと軽く、クリーンドックから取り出しスイッチをオンするだけで、掃除が楽にできます。
また、クリーンドックに戻すとゴミを自動で収集出来るのも魅力。紙パック内に溜まったゴミを、ナノイーⅩで除菌と脱臭をしてニオイを抑えてくれる機能も重宝するはずです。
【参考】セパレート型コードレススティック掃除機 MC-NS10K
ほこり感知センサーでパワーを制御。スティック掃除機×紙パック式【アイリスオーヤマ IC-SLDCP12】
ほこり感知センサーを採用し、ゴミとほこりが多い場所ではパワフル運転で、少ない場所ではひかえめ運転に切り替えてパワーを制御してくれます。消費電力を抑えやすいため、自動モードで約30分連続使用を可能にします。
また、静電気でほこりを吸着する“静電モップ”を搭載。掃除機では取りにくいほこりもつかまえて、捕らえたほこりは掃除機スタンドに内蔵したクリーナーから吸引可能。清潔さを保てます。
【参考】極細軽量スティッククリーナー モップ・マルチツール付 SBD-E4P
ダイソン掃除機ならこれ! 高い吸引力と静かな音が魅力。コードレス掃除機×サイクロン式【Dyson V8 Slim Fluffy Extra】
F1マシンに搭載されるエンジンの約5倍もの速さに相当する、毎分最大10万7000回転を可能にする“ダイソン デジタルモーターV8”が、高い吸引力を実現します。
また、音響工学に基づいた静音設計が施されたことで、余計な振動を吸収し、運転音を抑えることができました。掃除機の音が気になる……そんな人におすすめしたいモデルです。
さらに、 “収納用ブラケット”により、本体やツールを収納しつつ、充電もできます。いつも充電状態を保てて、また、必要な時に取り出しやすく便利です。
【参考】Dyson V8 Slim Fluffy Extra (SV10K EXT BU)
1.1kgと軽いからサッと取り出して楽々お掃除。コードレス掃除機×サイクロン式【日立 ラクかるスティックPV-BL3J】
素材にアルミを採用し、小型で軽量となった“ハイパワー3Dファンモーター”を搭載。前後幅を抑えた軽量ヘッドなどの設計により、1.1kg(本体、延長パイプ、電池の合計質量)と軽量ボディを実現しています。
軽くて手元が楽になることで、段差や高い場所の掃除もスムーズにできるはずです。
さらに、掃除機のブラシ先端がループ形状になっている “からまんブラシ”で、髪の毛などが絡まりづらく、ブラシ部分はワンタッチで着脱でき、水洗いも可能です。
1万円以下で買えて安い! スティック掃除機×サイクロン式【ニトリ YS0004】
1万円以下で買えるお手ごろ価格の掃除機がほしい人におすすめ。
掃除機の吸い込み口には、拭き掃除が同時にできる、水洗い可能なクロスが付属。さらに、ハンディクリーナーとして使える2WAYタイプとなっており、使い勝手も抜群です。
【参考】コードレス 2wayスティッククリーナー(YS0004)
軽さとフラットヘッドで掃除がしやすい。キャニスター掃除機×紙パック式【三菱電機 TC-FD2B】
本体質量が2.4kgと軽く持ちやすいので、部屋を移動して掃除するのに便利。また、フラットヘッド構造を採用し、高さ約10cmの隙間ならヘッド部分が入るので、家具下やベッド下の掃除もしやすいです。
紙パックが1.5Lと大容量で、交換回数も少なく手間も省けます。紙パック費用の節約にもつながるでしょう。
“からまないブラシ”でお手入れの手間を軽減。キャニスター掃除機×紙パック式【パナソニック MC-JP840K】
密集ブラシで髪の毛などのゴミをしっかりキャッチし、円すい形のダブルブラシがゴミを中央に集めて吸引する“からまないブラシ”が搭載されており、ブラシに髪の毛などが絡まりづらくお手入れが楽です。
また、“らくらくセンター収納”により、ホースを曲げずにすっきりと立たせて収納できるのも魅力です。
“ごみくっきりライト”でゴミを見えやすくする。キャニスター掃除機×サイクロン式【日立 パワかるサイクロンCV-SP900J】
緑色のLEDライトで照らしゴミと影の明暗の差でゴミを見えやすくする“ごみくっきりライト”が搭載されているので、見えにくいゴミまで掃除がしやすいです。
ヘッド部分が家具の下でも届きやすい“ぺタリンコ構造”になっています。これにより、部屋の隅々まで掃除しやすいでしょう。
丸ごと水洗いできるダストケースでいつでも清潔。キャニスター掃除機×サイクロン式【三菱電機 TC-ED2B】
高速回転するファンモーターの遠心力で、風とゴミを分離させるので吸引力が強いです。また、密度の高い毛を使用したブラシなので、髪の毛やゴミが奥まで入りこまずからみにくいです。
ダストケースは、丸ごと水洗いできるのでいつでも清潔に保つことができるでしょう。
【参考】三菱電機 TC-ED2B
※データは2022年6月上旬時点での編集部調べ。
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文/山田ナナ