DIME8月号付録「LEDテープライト」を使った間接照明のアイデア11選
毎号、旬な付録を付けることに全力を注いでいる雑誌・DIME!最新号の付録はインテリアや車内装飾に使えるロングサイズの「LEDテープライト」です!
というわけで今回は、DIME付録のLEDテープライトの使い方とレビューをご紹介。インテリアショップに勤めていた筆者が提案するおしゃれな間接照明のアイデア集もあるので参考にしてみてください。
インテリアアイテムにもなる「LEDテープライト」とは?
LEDテープライトとは、平たいテープ状の基盤に多数のLEDチップを一定間隔で並べ、配線とともに組み込んだ照明器具のこと。テープのように柔軟性があり、軽くて熱を持ちにくいという特徴から場所を選ばず使用でき、ショップの装飾やイルミネーションなどにも多用されています。
手軽に使えることから近頃は個人で取り入れる人も増えていて、特にインテリアの間接照明にする使い方は定番の人気です。ネット通販以外にはニトリなどの大手インテリアショップでもLEDテープライトが販売されていて、LEDの色、サイズ、給電方法など、様々なラインナップが登場しています。
DIME8月号付録「LEDテープライト250」のスペックと基本的な使い方
DIME付録の「LEDテープライト250」は、全長250cmのロングタイプ。USB給電可能で裏面が粘着テープになっているため、モバイルバッテリーを利用すればコンセントのない場所でも使うことができるのがメリットです。
【LEDテープライト250のスペック】
全長:250cm
調光:8段階
調色:3パターン
給電:USB Type-A端子
仕様:リモコンでON/OFF可・テープ部分のみ防水防滴仕様(IP54)
ライトの明るさは8段階に調光可能です。電源をオンにした時点で最大の明るさになっていて、リモコンの調光ボタンを押すたびに1段階暗くなります。
少し分かりにくいですが、上から順に最大(8)→最小(1)の明るさで撮影しているので参考にしてください。
8
7
6
5
4
3
2
1
3~1くらいになるとかなり弱めの光になりますね。
LEDテープライト250は調光だけでなく調色も可能で、リモコンの調色ボタンを押すたびに白色→電球色→温白色とライトの色が切り替わります。
白色
電球色
温白色
電球色はリラックスしたいときやナチュラル系のインテリアに、白色はスタイリッシュで都会的なインテリアにマッチする色です。温白色は中間色として近年部屋の照明として人気が出ている色で、ほどよい明るさと温かみがどんなインテリアにも溶け込んでくれます。
気分やインテリアに合わせて明るさや色合いが調節できるのは便利だし、楽しいですね。
【LEDテープライト250の使い方】
使い方は簡単で、リールからLEDテープライトを引き出し、必要な長さにカットするだけ。
あとはテープ裏の剥離紙を剥がして使いたい場所に貼るだけです。
もし剥がすときに家具や家電が汚れるのが気になる場合は、こんな風にマスキングテープを貼った上からLEDテープライトを貼ると良いですよ!
電源はコンセント(USBタップ)もしくはモバイルバッテリーなどを使用しましょう。点灯や調光にはリモコンを使用します。
注意点としては、必ずテープ上のハサミのマークがついている部分でカットすること。また、1度カットしてしまうと元に戻すことはできず、余った部分のLEDテープライトは使うことができなくなります。
その他の注意事項については箱の裏に記載してあるので、使用前にはよく読んでおきましょう。
ちなみに、もし気分によって色々な場所で使用する可能性があるのであれば、余分な部分はカットせずにリールに巻きつけたままで使用することをおすすめします。
リール部分を見えない場所に隠せば、カットせずとも意外とおさまり良くディスプレイできますよ。
LEDテープライトを使った間接照明アイデア【リビング編】
まずは定番、LEDテープライトを使ってリビングに間接照明スポットを作るアイデアです。
基本的にLEDテープライトを使った間接照明は1部屋の中で2ヶ所程度にとどめておくのが上品でおすすめです。おしゃれだからといって同じ空間内のあちらこちらに設置してしまうと、やりすぎ感が出て反対にダサく見えてしまうので注意しましょう。
※天井や高い位置にLEDテープライトを設置する際は安全を考慮して電源の確保を行ってくださいね
①テレビ、またはテレビボードの裏
おしゃれで雰囲気あるインテリアにしたいならまずはテレビ裏の間接照明から!といっても過言ではないほど定番かつ外さない活用法がこちらです。
テーブルライトなどを利用して間接照明を作る方法もありますが、LEDテープライトを使えば気軽にDIYできてしまうのが良いところ。人の視線が集中するテレビ周辺に間接照明スポットを配置することで、リビングがグッとおしゃれになりますよ。
光の角度は好みですが、個人的にはテレビの上よりも下側からぼんやり光が漏れる方が圧迫感がないのでおすすめです。
②ソファの裏、または下
ソファの裏にライティングを配置するのも、定番の間接照明ワザです。壁側にライトが当たるため、空間に奥行きが出て部屋を広く見せてくれます。
おすすめは、ソファの裏側全体よりも、どこかの角の1ヶ所だけにLEDテープライトを貼る方法。ポツンと灯るライトがポイントになっておしゃれですよ。
ちなみに、間接照明=壁などに反射した光を利用したインテリアなので、壁付けされているソファじゃないと使えない方法なので注意してください。
もし壁付けされていないソファの間接照明としてLEDテープライトを使用したいのであれば、ソファの下(座面の底)に貼って床を照らすように調整するのもアリです。
③コーヒーテーブルの裏
コーヒーテーブルの裏は気軽に実践できる間接照明アイデアのひとつです。
ワンルームなどで部屋にソファやテレビボードがない場合、コーヒーテーブルの裏側にLEDテープライトを貼り、床を照らす間接照明スポットを作ると良いでしょう。黒やダークな色合いのラグを組み合わせるとライティングが映えてムードが出ますよ!
④折り上げ、または折り下げ天井の縁
リビングダイニングに折り下げ天井や折り上げ天井があるお家なら、ぜひ間接照明に利用しましょう。
注文住宅などで折り下げ・折り上げ天井にした場合、埋め込み式の間接照明用ライトを付けて作るパターンがほとんどかと思いますが、もしついていないのであればLEDテープライトを活用することもできます。
⑤カーテンボックスの中
カーテンボックスの中も、おしゃれな間接照明インテリアにはぴったりの場所です。
折り下げ式のカーテンボックスなら手前側の側面に、折り上げ式(天井埋め込み式)のカーテンボックスであれば手前側の側面か手前の天井面にLEDテープライトを貼ると、カーテンの上部だけ上品に照らしてくれるのでおしゃれです。
後付けのカーテンボックスの場合は、カーテンボックスの上部にLEDテープライトを貼って天井をライトアップすることもできます。
⑥造作棚やカップボード(吊り戸棚)の上、または下
その他にも飾り棚の棚板や、キッチンの吊戸棚の上や下など、造作棚を利用するのもおすすめです。
おしゃれな間接照明にするには貼り付けたLEDテープライトが目線に入らない方が良いので、棚の中でも目線より高いか低い位置のみに貼るのがポイントです。
LEDテープライトを使った間接照明アイデア【玄関編】
続いて、お家の顔である玄関に、LEDテープライトを使って間接照明を作るアイデアです。
①シューズボックスの下
玄関でLEDテープライトを貼る場所として狙い目なのが、シューズボックスの下(底面)です。
造作のシューズボックスならば吊り戸棚式になっていることが多いので、底面にLEDテープライトを貼ってみてください。足元をぼんやり照らす間接照明のある、おしゃれな玄関の出来上がりです。
ただしこの方法だと土間(たたき)部分や玄関の床が明るく照らされてしまうため、汚れていると台無しになってしまうのでその点は注意してくださいね。
②框の下
玄関の「框(かまち)」は上がり框とも言って、土間から家に上がる境目部分のことです。
玄関框は土間側に少しだけ突き出したような作りになっていることが多いので、突き出しの下部分にLEDテープライトを貼ると足元を照らす間接照明を作ることができます。
まるで旅館や飲食店の入り口のようにおしゃれな雰囲気を演出してくれますが、LEDテープライトの電源やコンセントが目線に入らない工夫が必要になる方法です。
③ニッチの中
玄関や廊下にディスプレイ用のニッチがあるお家であれば、ニッチ内を間接照明スポットにするのもおすすめです。
ニッチの天井部分にLEDテープライトを貼り、ニッチに飾ってある雑貨をライティングすることでインテリアショップのような演出ができますよ。
LEDテープライトを使った間接照明アイデア【寝室編】
最後にご紹介するのは、寝室でLEDテープライトを使うアイデアです。
①ベッドのヘッドボードの裏、またはベッドの下
寝室の間接照明として定番なのが、ベッド周りのライティングです。ヘッドボードの裏面にLEDテープライトを貼るだけで、リラックスムード漂う間接照明になります。
寝室にLEDテープライトを使うのであれば、色は電球色がおすすめ。温かな色味の光で壁面がぼんやり照らされた、リラックスできるベッドルームが出来上がります。
ヘッドボードがないベッドや、空間に余裕のある寝室であれば、ベッド下に間接照明スポットを作るのも良いですね。ただし、寝室は特にやりすぎるとギラギラとしていやらしくなりがちなので、ライティングの角度や範囲に気をつけてください。
②ピクチャーボードなどウォールインテリアの裏
寝室の壁にピクチャーボードやフォトフレームなどを飾っているのであれば、LEDテープライトを組み合わせて間接照明にすることもできます。
ピクチャーボードなどの裏面にLEDテープライトを貼り、壁を照らすことで夜間灯やベッドサイドライトの役割をしてくれるでしょう。ウォールインテリアにLEDテープライトを設置する際は、電源やリモコンなどが表に出ないように工夫をしましょう。
LEDテープライトを使って間接照明を楽しもう
DIME8月号付録のLEDテープライト250を使った、間接照明アイデアでした。
近頃は通販やホームセンターなどでも手に入るLEDテープライトですが、雑誌付録としてついてくるのはかなり画期的。この機会にぜひ手に入れて、映えるインテリアに活用してはいかがでしょうか。
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文/黒岩ヨシコ
編集/inox.