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人気2大ファンド「全世界株」と「米国株」、どちらを買うのが正解?

2022.06.24

どうもこんにちは、投資Youtuberのぽんちよです!

最近ライブ配信をしていると、「全世界と米国株、どちらの投資信託も購入して分散してみました」というコメントを目にします。現在、米国株式・全世界株式は、どちらも各ネット証券で人気ランキング上位の投資信託となっています。この人気2銘柄で迷った際に、「迷うぐらいなら両方購入してしまおう」「人気2銘柄を購入すれば分散になるし、一石二鳥」と考えている人もいるでしょう。

しかしそれって本当に分散できているのでしょうか? もしかしたら、知らず知らずのうちにバランスの崩れたポートフォリオになっているかもしれません。今回は人気2大ファンド「全世界株・米国株」の両方を買うことに意味があるのか? それぞれの構成比をもとに考えていきたいと思います。

また、最後に全世界株と米国株の両方を買う場合、つみたてNISAで購入するならどちらがおすすめかも紹介していきたいと思います。

全世界株は全世界に”均等に”分散されてはない

みなさんは全世界に分散する投資と聞いて、どのようなイメージを抱くでしょうか?

もしかしたら各国に均等に分散していると思っている方もいるかもしません。ではここで、全世界株に投資ができる投資信託、「eMAXIS Slim全世界株式」を例に挙げ、そのポートフォリオを見ていきましょう。この投資信託は、時価総額加重平均法に基づいて、全世界の株に分散投資できるようなポートフォリオとなっています。時価総額加重平均とは、各国の時価総額の比率に応じて、時価総額が大きい国の投資比率を上げ、小さい国の投資比率を下げるといったポートフォリオの組み方です。

eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)の目論見書より引用

この投資信託の国別の構成を見てみると、59.6%をアメリカが占めています。そして、日本、イギリス、フランス…と続きます。ここで注目して欲しいのは、全世界株のうちアメリカの割合が半分以上も占めているということです。その理由は、現在世界を牽引する企業の多くが米国企業であるため、時価総額が大きくなり、米国株への投資割合が大きくなってしまうからです。特に米国企業でも時価総額が大きいのは、GAFAM(グーグル・アマゾン・フェイスブック・アップル・マイクソロフト)の5社で、これらの企業だけで全世界株の13.8%を占めています。

つまり、全世界株に1万円投資したら1380円はGAFAMに投資しているということになります。また、アメリカを除く先進国は28.4%、中国や台湾等の新興国は12%という比率で構成されています。全世界分散といっても、時価総額の小さい新興国株への投資は非常に小さいことがわかります。

では、米国株の投資信託についてみていきましょう。代表的なものは「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」「SBI・V・S&P500」といった米国株式指数S&P500(※)に連動する投資信託です。これらの投資信託は、当たり前ですが、米国株100%のポートフォリオとなっています。またS&P500指数も、全世界株式と同様に時価総額加重平均型指数となっており、時価総額の大きいGAFAMへの投資割合が大きくなっており、その投資割合は21.8%となっています。

全世界株投資でも米国株投資でも、どちらもGAFAMの影響度が非常に多いことを覚えておきましょう。

※/ニューヨーク証券取引所、NYSE MKT、NASDAQに上場している企業の中から代表的な500社を選出し、その銘柄の株価を基に算出された指数。

全世界株・米国株と両方持つことは分散になるのか?

では、ここで問題となる「全世界株と米国株を半分ずつ持つこと」には意味はあるのか」について考えます。以下の円グラフが全世界株と米国株を半分ずつ、1対1で保有した場合のポートフォリオです。

全世界分散では、アメリカの比率が59.6%であったのに対し、米国株・全世界株を両方投資することにより、79.7%に増えています。一方アメリカ以外の先進国は、28.4%から14.3%に、新興国も12%から6%へと比率が大きく減り、アメリカに過剰に投資をしているポートフォリオとなっています。そもそも、全世界株は時価総額に基づくバランスのとれたポートフォリオとなっていました。

さらに追加で米国株式を購入することで、本来のバランスが崩れたポートフォリオになってしまいます。「全世界株と米国株をどちらも購入し、分散しました」という方は、このような米国株偏重のポートフォリオを思い描けていたでしょうか? もし「イメージと違った」「もう少し米国株の割合は小さいと思っていた」と感じたのなら、投資信託の積立設定を一度見直してみましょう。

つみたてNISAで買うならどっちがいいの?非課税メリットを使い倒せ

全世界株式と米国株式の特徴と構成についてみてきましたが、両方保有しても分散にはなりません。では、全世界株と米国株はどちらに投資すべきなのでしょうか。

私が投資初心者におすすめしたいのは、全世界株式です。米国株式のみに投資してしまうと、結局アメリカへの一国集中投資になってしまい、アメリカ経済が低迷してしまった場合に、ダメージが非常に大きいです。

一方、全世界株式は、現在アメリカの比率が高くなっているものの、時価総額加重平均法に基づき世界の国々に満遍なく投資できるため、一国の経済に依存することはありません。このため投資初心者にとっては、より安全でリスクの低い全世界株をおすすめします。

しかし、「どうしても米国株式に投資したい」「全世界株式と米国株式、どちらも買いたい」という人もいるかもしれません。そういった人は特定口座で全世界株式を購入し、非課税で投資できるつみたてNISAで米国株連動の投資信託を購入しましょう。米国株は全世界株に比べリスクは高いものの、大きなリターンを狙うことができ、つみたてNISAの非課税メリットを最大化できます。

文/ぽんちよ
投資系YouTuber。2019年10月からYouTubeチャンネル『投資家ぽんちよ』を開設し、投資や副業、セミリタイアに関わることを発信している。サラリーマンとして働きながら活動していたが、2022年3月にFIRE達成。YouTubeチャンネルはこちら

構成/こじへい

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文/DIME編集部

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