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わずか16.5gの超ミニカメラ「JNN D7+」でどんな映像を撮れるのか?

2022.07.08

今や、ほぼ全てのスマホに搭載されているといっても過言ではない、デジタルカメラ機能。

しかし、本体サイズが手の平に隠れるほど小型なデジタルカメラは、意外と少ないのが実情だ。

そこで今回は、USBメモリにもなる16.5gで超小型、フルHD搭載で動画&静止画にも対応するミニカメラ、「JNN D7+」をご紹介。その性能は本当に機能するのか? 検証してみた。

「ミニカメラ」は1台で何でもこなせる時代

このミニカメラ「JNN D7+」だが、単にUSBメモリにもなるデジタルカメラ、という訳ではない。あくまでも高解像度1080Pカメラを搭載し、録音・録画・Webカメラをこの1台に集約したものだ。

自宅でのテレワークや職場での議事録の録音、さらにはアウトドアで威力を発揮するカメラだ。

実はここ最近、筆者は街を歩いていると危険な思いをすることがあった。ドライブレコーダーやウォーキングレコーダーを持ち歩ければ良いのだろうが、デジカメを構えながら持ち歩いていたら、不審者と間違えられてしまうので、撮影にちゅうちょせざるを得なかった。

そんな時にこそのミニカメラだ。「JNN D7+」は、日常を記録するライフログカメラとして大変有益な製品であり、危険予知への大きな武器になるだろう。

では早速、この「JNN D7+」を今すぐ使ってみよう……と言いたいところだが、そもそも「カメラ」や「USBメモリ」を、どの様に使えば良いのか見当がつかないという方のために、まずは、開梱をしながら「JNN D7+」を順次説明していこう。

試用品の箱を含めた実測サイズは約14.5×9×3.2cm、実測重量は116gなので、これならケースのままでも普段から気軽に持ち運べるだろう。

筐体はプラスチックなので、荒っぽい使い方をするのであれば何らかの本体保護対策をした方が良いだろう、無論、普段使いなら支障はなさそうだ。

本体裏面がこちら。今回の試用品の容量は16GBだが、商品版では32GB、64GB、128G版がリリースされる。

裏面の中国語をスマホのgoogle翻訳アプリで撮影しみてると、日本語訳が出てきた。「16ギガバイト/違法使用禁止!」とのこと。意外な所で翻訳アプリが役に立った。

大体500円硬貨2枚ほどの大きさと、とても軽い。持っている事を忘れてしまうくらいだ。

では、いよいよ、「JNN D7+」をセッティングしていこう。

本体にはバッテリーが内蔵されており、USB Type-C端子から付属のUSBケーブルを使えば、直ちに充電が開始される。

ただし、Wi-Fiに接続する機能はない。

バッテリー容量は300mAhある。少々物足りないかもしれないが、PCやモバイルバッテリーに接続すれば、充電しながらでも使えるので、長時間の録画にも対応可能だ。

満充電完了となったら、いよいよ撮影開始だ。

本体脇の右側のスライドスイッチでにOFF・録音・録画を切り替えられる。一番下に下ろした状態がオフ、中間位置が録画モード、一番上まで引き上げると録音モードになる。繰り返し使ううちに、指の感触だけで切り替えられるようになるはず。

録音もしくは録画モードにスイッチをスライドすると、裏側にある青ランプ&赤ランプが3回点滅した後、自動的に録音や録画を開始する。スイッチをOFFにすると自動保存してシャットダウンだ。

それでは、撮影を開始する。最大1080P(フルHD)/30fpsに対応しているので、録画映像は高精細だ。

ちなみに高性能な8コアチップを搭載しているのでWebカメラがわりにもなる。さらに自動ループ機能もあるので、ドライブレコーダー代わりに使ってみても良いかもしれない

これぞ多機能カメラの本領発揮だ。この機能だけで元は取れるかもしれない。

そして、USBケーブルでPCに接続すると、充電だけでなく、録音・録画したファイルを直接取り込める。

ミニカメラ「JNN D7+」の主な仕様

ビデオフォーマット:AVI
録音フォーマット:WAV
ビデオ解像度:1920×1080 30fps
バッテリー容量:300mAh
録音時間:2.5h
録画時間:2h
ストレージ:32GB/64GB/128GB
サイズ:51.5×38×15mm
重量:約16.5g

「JNN D7+」の価格は1万1430円となっている。

参考サイト

【FURUの本音ジャッジ】
超小型         ★★★★★
超軽量         ★★★★★
超USBになれる     ★★★★
超デザインの美しさ   ★★★★
超持ち運びやすさ    ★★★★★

ミニカメラ「JNN D7+」は、録音・録画・Webカメラ・USBメモリの4つの機能を搭載しているので、ライフログカメラの役割りをしっかりこなしてくれるだろう。さらに、講義・会議録音用・インタビュー・メモ、そして取材用など、あらゆる場面での活躍が期待される、今後の進化がさらに期待される、注目のデジタルガジェットだ。

文/FURU

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