古くから交通の要衝地で街道文化が息づく草津市が人気
関西、中京、北陸を結ぶクロスポイントに位置し、主要都市とのアクセスもよい滋賀県。日本最大の琵琶湖は四季折々のアクティビティも提供してくれる。
大東建託は、そんな魅力あふれる滋賀県居住の20歳以上の男女、2019年~2022年合計6,880名を対象に「いい部屋ネット 街の住みここちランキング2022<滋賀県版>」「いい部屋ネット 住みたい街ランキング2022<滋賀県版>」として集計したので、結果をお伝えしよう。
※近接駅を統合し、2つ以上近接駅を統合した場合は、駅名の後にA(area)を付記している。
生活の利便性と美しい自然がバランスよく調和した「びわ湖浜大津A」が1位
住みここち(駅)ランキング1位は、昨年は2位のびわ湖浜大津Aが獲得した。2位は、昨年は回答者数が30名に満たなかったため集計対象外だった瓦ヶ浜Aで、トップ2の駅はいずれも大津市にある駅である。
3位は、昨年は1位の南草津という結果に。9位にランクインしている瀬田も、トップ2と同じく大津市にある駅だ。
(自治体)1位は、4年連続で駅前の商業施設が充実しており、交通の利便性も高い草津市が安定した高い評価を得ていた。また、2位~5位も昨年と全く同じ順位に。
住みここちにの良い(駅)に関して59項目の設問を設けの因子分析から得られた8つの要素別で、ランキングを集計したところ、「生活利便性」因子では、JR東海道本線沿線のターミナル駅の草津と、その近隣の駅(南草津・瀬田・守山)の評価が高くなっていた。
「自然・観光」因子では、湖北エリア(長浜)や、大津エリア(瓦ヶ浜A・びわ湖浜大津A)、湖東エリア(彦根)など、琵琶湖や彦根城など人気の観光地にある駅の評価が高くなっている。「防災」因子では、栗東市にある駅(手原・栗東)の評価が高い。
(自治体)別に因子分析を行ったところ、「生活利便性」因子では、JR東海道本線沿線のターミナル駅がある草津市と、草津市近隣の京都や大阪にもアクセスの良い自治体(守山市・栗東市)が高い評価を得ていた。
「親しみやすさ」因子でも、草津市と、草津市近隣の自治体(守山市・栗東市・大津市)の評価が高くなっている。「静かさ治安」「物価・家賃」「自然・観光」「防災」の4つの因子で、東近江エリアにある蒲生郡日野町の評価が高く、いずれも1位に。
住みたい街(駅)(自治体)トップはともに草津市が獲得
1位には3年連続で草津が輝いた。2位と3位も変わらず、京都・梅田Aという結果になっている。5位は、京都河原町Aが昨年16位から大きく順位を上げてランクインした。
1位は、「住みたい街(自治体)ランキング」でも1位の草津市であった。昨年は滋賀県の自治体のみを対象として集計していたが、今年は全国の自治体を対象とした結果、2位には東京23区がランクインしている。3位は、昨年2位だった大津市がランクイン。
調査概要
調査方法:マクロミルの登録モニタに対してインターネット経由で調査票を配布・回収。
回答者:
滋賀県居住の20歳以上の男女、2019年~2022年合計6,880名を対象に集計。
[男女比] 男性46.1%:女性53.9%
[未既婚] 未婚30.9%:既婚69.1% [子供] なし 41.8%:あり 58.2%
[世代比] 20歳第15.6%、30歳第24.7%、40歳第24.9%、50歳第19.5%、60歳以上15.3%
調査期間:
2022年3月8日(火)~3月29日(火):2022年調査(回答者数:2,091名)
2021年3月17日(水)~3月30日(火):2021年調査(回答者数:2,017名)
2020年3月17日(火)~4月3日(金):2020年調査 (回答者数:1,545名)
2019年3月26日(火)~4月8日(月):2019年調査 (回答者数:1,227名)
計6,880名
関連情報:https://www.kentaku.co.jp/
構成/Ara