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東大、京大は何位?世界の自然科学研究機関ランキング

2022.06.20

日本と英国の研究機関は世界のトップ10入りを逃し、2015年以降で最も低いランクを記録

6月16日に発表された2022年版の「Nature Index Annual Tables」は、質の高い自然科学研究を発表している機関と国について分析しているものであり、2022年のランキング表では、中国の機関が唯一、その研究成果の発表(アウトプット)を大きく伸ばしていることを示している。

中国の研究機関が圧倒的な存在感を示す

上位10機関のうち、4機関が中国の機関であり、中国の機関が1機関のみ上位にランクインした2021年から大きくその数を増やしている。

2012年以来、中国科学院は、Nature Indexでトップの地位を維持しており、2021年のShare*は1,963.00だ。これは、2位のハーバード大学(米国)のShare*である910.93の2倍以上となる。3位は5年連続でマックスプランク協会(ドイツ)で、そのShareは782.72だ。

2022 Nature Index Annual Tablesにおいて、中国科学院大学が初めて世界のトップ10にランクインし、13位から8位に躍進したとともに、東京大学が8位から14位にランクダウンし、これは2015年以降最も低い順位だ。

また、中国科学技術大学が2つ順位を上げて9位、北京大学も2つ順位を上げて10位のポジションを確保した。これにより、英国のトップ機関であるオックスフォード大学とケンブリッジ大学は、2022年のランキングでは、それぞれ13位と16位となる。昨年(2021年)の機関ランキング表では、これら2大学はそれぞれ、9位と10位だった。

Nature Indexの上位10カ国を見ると、米国は2021年のShareが19,857.35で首位を維持しているものの、2021年のアウトプットは6.2%減で、上位10カ国で最大の減少率となり、Adjusted Share**で測定すると2015年から最も急激に減少した。2位の中国のShareは16,753.86で、2021年のアウトプットは14.4%増加し、2022年版のランキング表の上位10カ国の中で最大の増加率だった。

上位10カ国の順位は2021年と変わらず、米国、中国、ドイツ、英国、日本、フランス、カナダ、韓国、スイス、オーストラリアが上位を占めている。上位10カ国のうち、アウトプットが増加したのは中国(+14.4%)と韓国(+2.3%)のみで、日本を含むほかの8カ国はアウトプットが減少している。

Nature Indexはゼロサムゲームであり、Indexに登録されているジャーナルに掲載される論文の数は年間約6万本と有限であることを留意する必要がある。今回、中国の研究機関がアウトプットを非常に伸ばしてきたために、Indexの対象となる82誌における出版の競争において、結果として、ほかの国の研究機関はその順位が下がった。

Nature Indexの創設者であるデイヴィッド・スウィンバンクス氏は、次のようにコメントしている。

「今年のNature Index Annual Tablesは、中国が大規模で定評のある研究機関を通じた研究への投資が、自然科学分野での持続的な研究成果をもたらしていることを示しています。2021年、中国の研究への投資は中国のGDPの2.4%を占め、この分野における中国のコミットメントを示しました。今年は、ほかの国、特にドイツ、英国、フランス、日本で見られた変化と比べると、中国の資金提供による研究の成長への影響がより際立っています」

Nature Index 2022:日本の研究力

2022年のNature Index Annual Tablesでは、日本のShareは3,185.12、アウトプットは5.2%減少し、米国(-6.2%)、英国(-5.7%)、フランス(-5.7%)に続く第4位の減少幅だ。

2022年の世界の研究機関ランキングでトップ100にランクインしたのは、東京大学(2022年:14位、2021年:8位、2020年:11位)、京都大学(2022年:37位、2021年:37位、2020年:37位)、大阪大学(2022年:64位、2021年:65位、2020年:63位)、および理化学研究所(2022年:87位、2021年:74位、2020年:101位)だ。

上位100位内の日本の機関は、大阪大学(+0.1%)を除き、2021年中のアウトプットが減少した。日本の機関の2021年のAdjusted Shareは、京都大学が4.2%、東京大学が5.5%、理化学研究所が7.9%減少していた。

2021年にトップ100機関(2022年に更新)にランクインした東北大学および名古屋大学は、今回トップ100からランクダウンした。

日本の機関はライフサイエンス分野で強みを発揮し、大阪大学、熊本大学、および慶應義塾大学がRising Institutions(2020―2021年)のトップ50にランクインした。

*Nature Indexの特徴的な指標であるShare(シェア)は、機関、都市、国・地域に割り当てられた論文の小数カウントで、その機関や地域に所属する著者の割合が考慮されている。

** Adjusted Share(調整後のシェア)は、Nature Indexに掲載されている論文の総数の年間変動が考慮されている。

※ この順位は2022年6月16日時点のもの。

出典元:ネイチャー・ジャパン株式会社

構成/こじへい

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