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4大キャリアの「経済圏」利用実態、最もユーザーが多いのは?

2022.06.17

この記事で言う「経済圏」とは、docomo、au、SoftBank(Yahoo!)、楽天など1つの会社が運営している様々なサービス群(ECサイト、通信会社、決済サービス、金融サービス、エンタメ系サービスなど)を指す。これらの経済圏では、共通するポイント、アカウントを利用することで利便性が高く、またよりお得にサービスを利用することができる。

MMD研究所では、そんな「経済圏」のサービス利用に関する調査を実施。予備調査で18歳~69歳の男女25,000人、本調査で6つの経済圏のメイン利用者2,988人を対象に行われたもので先日、その結果が発表された。

メイン利用の大手4キャリアの経済圏ユーザー、利用している通信会社とポイントはそれぞれの経済圏内のサービスがトップ

18歳~69歳の男女25,000人を対象に、現在利用しているスマートフォンについて聞いたところ、91.6%がスマートフォンを持っていると回答した。

次に、スマートフォンを持っている22,899人を対象に、現在利用しているスマートフォンを契約している通信会社を聞いたところ、上位4キャリアは「docomo(29.0%)」「au(17.4%)」「SoftBank(11.1%)」「Rakuten UN-LIMIT (8.4%)」となり、オンライン専用プランの「ahamo(4.5%)」「povo(2.8%)」「LINEMO(1.1%)」を合わせると4キャリアのシェアは74.3%となり、そこにキャリアサブブランドの「Y!mobile(8.7%)」「UQ mobile(5.6%)」を合わせると88.7%、「MVNO」は9.8%となった。

最も意識している経済圏別に見ると、ドコモ経済圏(n=1,941)とイオン経済圏(n=929)は「docomo」、au経済圏(n=1,267)は「au」、ソフトバンク経済圏(n=554)とPayPay経済圏(n=1,346)は「SoftBank」、楽天経済圏(n=5,534)は「Rakuten UN-LIMIT」がそれぞれトップとなった。

次に、18歳~69歳の男女25,000人を対象に、現在最も利用しているポイントを聞いたところ、「楽天ポイント」が34.6%と最も多く、次に「dポイント」が13.4%、「Tポイント」が10.3%となった。

最も意識している経済圏別に見ると、ドコモ経済圏(n=2,004)は「dポイント」、au経済圏(n=1,317)は「Pontaポイント」、ソフトバンク経済圏(n=584)は「Tポイント」、楽天経済圏(n=5,843)は「楽天ポイント」、イオン経済圏(n=1,017)は「WAON POINT」、PayPay経済圏(n=1,370)は「PayPayポイント」がそれぞれトップとなった。

メイン利用の経済圏ユーザーの利用している決済サービス、大手3キャリアとPayPay経済圏はQRコード決済がトップ

スマートフォンを持っている22,899人を対象に、現在利用しているQRコード決済を複数回答で聞いたところ、「PayPay」が41.7%と最も多く、次に「d払い」と「楽天ペイ」が19.1%、「au PAY」が14.0%となった。

最も意識している経済圏別に見ると、ドコモ経済圏(n=1,941)は「d払い」、au経済圏(n=1,267)は「au PAY」、ソフトバンク経済圏(n=554)と楽天経済圏(n=5,534)とイオン経済圏(n=929)とPayPay経済圏(n=1,346)は「PayPay」がそれぞれトップとなった。

続いて、現在利用しているスマートフォン非接触決済を複数回答で聞いたところ、「モバイルSuica」が10.1%と最も多く、次に「iD」が7.7%、「楽天Edy」が5.5%となった。

最も意識している経済圏別に見ると、ドコモ経済圏(n=1,941)は「iD」、au経済圏(n=1,267)とソフトバンク経済圏(n=554)と楽天経済圏(n=5,534)とPayPay経済圏(n=1,346)は「モバイルSuica」、イオン経済圏(n=929)は「モバイルWAON」がそれぞれトップとなった。

次に、18歳~69歳の男女25,000人を対象に、現在利用しているクレジットカードを複数回答で聞いたところ、「楽天カード」が41.4%と最も多く、次に「イオンカード」が15.6%、「PayPayカード」が12.8%となった。

最も意識している経済圏別に見ると、ドコモ経済圏(n=2,004)は「dカード GOLD」、au経済圏(n=1,317)は「au PAY カード」、ソフトバンク経済圏(n=584)とPayPay経済圏(n=1,370)は「PayPayカード」、楽天経済圏(n=5,843)は「楽天カード」、イオン経済圏(n=1,017)は「イオンカード」がそれぞれトップとなった。

メイン利用の経済圏ユーザーの利用している総合ECサイト、ドコモ、au、イオン経済圏は「Amazon」がトップ

18歳~69歳の男女25,000人を対象に、現在利用している総合ECサイトを複数回答で聞いたところ、「楽天市場」が59.3%と最も多く、次に「Amazon」が53.4%、「Yahoo!ショッピング」が31.9%となった。

最も意識している経済圏別に見ると、ドコモ経済圏(n=2,004)とau経済圏(n=1,317)とイオン経済圏(n=1,017)は「Amazon」、ソフトバンク経済圏(n=584)とPayPay経済圏(n=1,370)は「Yahoo!ショッピング」、楽天経済圏(n=5,843)は「楽天市場」がそれぞれトップとなった。

メイン利用している経済圏で最初に利用したサービスのトップ、ドコモ、ソフトバンク経済圏は「ポイント」

予備調査から6つの経済圏のメイン利用者2,988人を抽出し、メイン利用の経済圏で最初に利用したサービスを聞いたところ、ドコモ経済圏(n=500)とソフトバンク経済圏(n=488)は「ポイント(ポイントカード作成)」、au経済圏(n=500)は「通信会社」、楽天経済圏(n=500)は「買い物する場所」、イオン経済圏(n=500)は「非接触決済」、PayPay経済圏(n=500)は「QRコード決済」がそれぞれトップとなった。

※ソフトバンク経済圏にはYahoo!が入り、PayPay経済圏とは別として扱っている。
※本調査レポートは小数点以下任意の桁を四捨五入して表記しているため、積み上げ計算すると誤差が生じる場合がある。

<調査概要>
調査期間:2022年4月15日~4月19日
有効回答:予備調査25,000人、本調査2,988人
調査方法:インターネット調査
調査対象:<予備調査>18歳~69歳の男女
     <本調査>6つの経済圏のメイン利用者
※ドコモ経済圏(n=500)、au経済圏(n=500)、ソフトバンク経済圏(n=488)、楽天経済圏(n=500)、イオン経済圏(n=500)、PayPay経済圏(n=500)
設問数 :予備調査15問、本調査10問

出典元:MMD研究所

構成/こじへい

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