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【DEEN池森秀一の蕎麦ログ】信州そばを堪能できる銀座 真田 SIXの「鶏南蛮せいろ」

2022.06.25

鶏南蛮せいろ

銀座で食べた〝信州そばの鶏南蛮せいろ〟

 この日は、衣装のフィッティングのため、東京都・銀座にある大型商業施設「GINZA SIX」へ足を運んだ。いや、むしろ気になるお蕎麦屋さんがあったから、この施設を選んだといってもいい。お目当ては「銀座 真田 SIX」。食材やお酒のほとんどを長野県・信州の契約農家から仕入れているこだわりのお店で、当然、お蕎麦も信州産。日本蕎麦の本場・信州のお蕎麦を都心でいただけるのだから心が躍った。

 僕はお蕎麦屋さんに入ると必ずおしながきに目を通すが、結局シンプルな「せいろ」か「かけ」、あるいはその両方を選ぶことが多い。だが、この日は違った。これは5月30日発売予定のレシピ本を作る中で気づいたことだけれど、僕にとって〝つけ蕎麦〟は乾麺蕎麦レシピの十八番。だからこそ「鶏南蛮せいろ」の文字に釘づけになった。名店のつけ蕎麦を味わってみたい! またうれしいことに、お蕎麦は十割蕎麦へ変更できるというので、迷うことなく注文した。

 料理を待つ間、店内を眺めていたが、ランチタイムであってもコースを注文するお客さんが多い印象を受けた。僕はコンサートで〝夢の時間を思う存分、楽しんでください〟と話す時がある。「銀座 真田 SIX」では、洗練された空間で、ゆったり食事を楽しめる。これもお蕎麦屋さんの概念を覆す新しい楽しみ方なのだろうか、などと思いに耽っていた。

 まずは、お蕎麦をひと口。十割蕎麦は太打ちで、そば粉の香りが口の中いっぱいに広がった。このまま平らげたくなるほど旨いのだが、グッとこらえ、つけ汁に浸したお蕎麦をズズズッとすする。だしがしっかり効いたつけ汁、具材のバランス、温度も絶妙で、一気に食べてしまった。残ったつけ汁を蕎麦湯で割れば、至福のひととき。僕にとって夢の時間だ。

 話は変わるが、僕がプロデュースする蕎麦カフェ「SOBA CAFE IKEMORI」では、お蕎麦の後にスイーツをゆっくりと楽しんでもらいたいと考えている。目指しているのは、夢の時間を存分に楽しめる場所。そんな気持ちにさせてくれる、すばらしいお店だった。ご馳走さまでした。

 ちなみに、この日は数十年ぶりに渋谷のセンター街を歩いた。街の変貌ぶりにも衝撃を受けた。次は渋谷のお蕎麦屋さんを開拓してみるのもおもしろそうだ。

『鶏南蛮せいろ』2035円

鶏南蛮せいろ

銀座 真田 SIX

銀座 真田 SIX

[住]東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 6F
[電]03・3573・8871 [休]なし http://ginza-sanada.com/

文/池森秀一

いけもり しゅういち

DEENのヴォーカリストであり、YouTubeチャンネル『信州戸隠池森そば 赤坂店』の店主。4月29日よりニューシングル『mirror ball』好評配信中!5月30日に初のレシピ本『分とく山・野﨑洋光監修 DEEN池森の「創作」乾麺蕎麦レシピ』(小学館)を発売。

※「池森秀一の蕎麦ログ」は、雑誌「DIME」で好評連載中。なお、本記事はDIME7月号に掲載されたものです。

※本記事内に記載されている商品やサービスの価格は2022年4月30日時点のもので変更になる場合があります。ご了承ください。

DEEN池森秀一さんの乾麺蕎麦創作レシピ本、絶賛発売中!

人気バンドDEENのボーカル・池森秀一さんは15年以上、365日ほぼ毎日食べ続けるほど、こよなく蕎麦を愛するオタク。人気テレビ番組「マツコの知らない世界」(TBS)や「家事ヤロウ!!!」(テレビ朝日)への出演で、その偏愛ぶりをご存じの方も多いのではないだろうか。

そんな池森さんと日本を代表する料理人「分とく山」の野﨑洋光さんによる、乾麺蕎麦を使った創作料理での夢の競演が実現した。それぞれが考案したオリジナルの乾麺蕎麦レシピ全50品を、蕎麦に対する熱い思いやこだわりとともに紹介するレシピ本『分とく山・野﨑洋光監修 DEEN池森の「創作」乾麺蕎麦レシピ』が発売された。

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◆関連情報
https://www.shogakukan.co.jp/books/09311517

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