誰しも家に1足は、汚れたりくたびれたりして履いていないスニーカーがあるだろう。レザー製だったり、スウェード使いだったりして、洗うのを躊躇したまま下駄箱に眠らせていたら、もったいない話だ。
ファッション業界でも愛用者の多い、スニーカー用洗剤があるのをご存じだろうか。「ジェイソンマーク(JASON MARKK)」は2007年にロサンゼルスで設立されたブランドで、その高品質な使い心地で、スニーカーを長く大切に履きたい人たちから、支持されている。いったいどんなスニーカー洗剤なのか、その詳細と実際に洗ってみたレビューを紹介していこう。
天然由来で洗浄力も高い。スニーカー専門店からもお墨付き
ジェイソンマークがが最初にリリースしたのは、天然由来で安心してスニーカーを洗える洗剤「プレミアム シュークリーナー」だ。スニーカーを痛めることなく、すっきり綺麗に洗い上げることができ、環境にも配慮されているということで、瞬く間に話題を集めた。
その好評を受け、防水スプレーやスウェードのお手入れキットなど、さまざまな商品をラインアップ。世界中で5000店舗以上のスニーカーショップやセレクトショップ、百貨店で取扱いされていて、スニーカークリーナーといえばこのブランドなのだ。
実際に洗えばわかる、その実力
ジェイソンマークの代名詞ともいえる、シグネチャー商品が「エッセンシャルキット」だ。
ジェイソンマーク エッセンシャルキット2530円(税込)
前述の「プレミアムシュークリーナー」がアップデートされ、より環境に配慮されただけでなく、生分解性も向上、クリーニング&コンディショニング力も大幅に向上した洗剤と、スタンダードクリーニングブラシがセットになっている。
「プレミアム シュークリーナー」は水洗いが不要の洗剤のため、キャンバスはもちろん、レザーやスウェード、ヌバック、ナイロン、コットン、ニットなどさまざまな素材に安心して使え、多くのスニーカー以外にも、家具やラグ、帽子などいろいろな素材にも実は使えるという逸品。
その洗い心地を証明すべく、先輩から「もうあまり履いていない」というレザーのスニーカーを借りてみた。白だったはずのスニーカーだが、長年の汚れでうっすら茶色くなり、履きシワにも汚れがたまっている。
かかと部分もこの通り。もしや白ではなくグレージュ色のスニーカーなのでは?という気すらしてくる。
さっそくエッセンシャルキットのスタンダードクリーニングブラシを取り出し、水で濡らし、軽く水を切る。
ブラシに「プレミアム シュークリーナー」をつける。
スニーカーをブラシで軽くこすっていくと、みるまに汚れが落ちていく。
全体をどんどん洗っていく。
洗剤のボトルは118ml入りで小さく感じるかもしれないが、泡立ちが良いので少しの量で洗うことができる。公式からはこれ1本で約100足分洗えるとされており、長く使うことが可能だ。
色落ちや、2色使いのスニーカーなどで色移りが気になる場合は、細かくブラシを動かして、色の濃い部分の泡が薄い部分につかないように注意すること。
タオルや布で泡をすべて拭い、洗浄は完了。一般的なスニーカー用洗剤はこの後水洗いする必要があるが、「プレミアム シュークリーナー」はその必要がない。洗浄力に加え、水洗いが必要ないことで乾かす時間がかからない。実際にどれくらい綺麗になったかというと…
上が洗浄後、下が洗浄前のものだ。グレージュにも見えたスニーカーが「白」といっていい範囲まで蘇っている。
かかと部分もこの通り。
両方の靴を洗った結果がこちら。長年蓄積された汚れのすべてがリセットされたわけではないが、もう少し履いて楽しめるくらいには復活した。
筆者自身、実は昔からこの洗剤を自宅で使っており、その実力を先輩にも照明できてうれしい限り(笑)。
洗うのを躊躇してしまうレザースニーカー。ジェイソンマークのエッセンシャルキットなら、愛用中のスニーカーや眠っているスニーカーも水に濡らさず手軽にお手入れできる。YouTuberなどからも絶賛を受けているこのキットの実力を、ぜひお試しあれ。
エッセンシャルキット(スニーカークリーナー)詳細価格:2530円(税込)
内容:
・4 oz.プレミアム シュークリーナー 118ml(スニーカー洗浄約100足分)
・スタンダードクリーニングブラシ(ミッドソールやアンダーソールなどのクリーニングに最適)
取材・文/DIME編集部