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全国のサウナーが絶賛!新潟のサウナ「じょんのび館」に行列ができる理由

2022.06.19PR

サウナ宝来洲(ホライズン)、Snow Peak FIELD SUITE SPA HEADQUARTERS、In The Earth、カーブドッチヴィネスパ…など、昨年から今年にかけて新潟県にあるサウナ施設が注目を集めている。中でも、2021年12月にリニューアルし、サウナ―から絶賛を浴びているのが、新潟市西蒲区にある「日帰り温泉 じょんのび館」だ。一体どんな施設なのか、実際に訪問してみた。

JR越後線巻駅からバス、あるいは北陸道巻潟東ICから車で20分のところに佇む、じょんのび館。入ってすぐの場所に、地元で採れた野菜が売っているのも、地域に根差した施設ならでは。

入館料はタオルなしで大人680円、子ども300円。200円でタオルを借りても大人1人880円。東京の銭湯でサウナに入るのとほとんど変わらない価格だ。

サウナのあるお風呂は“森のサウナ”がある「源氏蛍の湯」と、スチームサウナのある「平家蛍の湯」との2か所。男湯と女湯が日替わりになっており、ドライサウナはどちらの浴場にも備えている。

サウナ―の要望に応えて神導線が実現!「源氏蛍の湯」

この日は男性側だった「源氏蛍の湯」に足を踏み入れると、温泉をふんだんに使った、趣向を凝らしたさまざまな内湯が登場。ナトリウム、カルシウム−塩化物温泉で、透明でまろやかな湯だ。サウナに入らない人も、温泉で大満足できる。

そして室内100℃オーバーのドライサウナ。

サウナ室を出てすぐの場所にある水風呂。

内湯の外には、外気浴スペースが用意されている。浴室内にもあちこちに休憩椅子が設置されているので、好きな場所で休むことができる。

巨大ストーブにロウリュできる“森のサウナ”

さらにもうひとつ、フィンランド式のロウリュができるのが“森のサウナ”だ。一面の大きな窓から、豊かな緑を眺めることができ、大きな施設の中にいるのに、アウトドアサウナの趣さえ感じる。

部屋の広さに対し、驚くほどストーンが積まれた大きなストーブが圧巻だ。座面の奥行きも広めに取られているので、好きな位置で、リラックスしてサウナを楽しむことができる。

そしてサウナを出て、すぐのところにも半屋外の水風呂がある。これは角田山の天然水を100%かけ流しで使用しているもので、外気の解放感と、水の心地よさを一度に味わうことができるのだ。

さらにすぐ脇には、緑を眺めながら外気浴ができるスペースがある。先ほどの外気浴スペースとは別の場所だ。いくつか置かれた椅子の中には、足を水平にあげられることで人気の、コールマンのインフィニティチェアもしっかり置かれている。


じょんのび館を運営する株式会社福井開発のマネジャー山崎隆弘さんに話を聞いた。

「今回のリニューアルで、一番大きく変わったのが、私たちは“森林浴デッキ”と呼んでいる、森のサウナの横の外気浴スペースができたことです。

もともと外気浴スペースはあったのですが、森のサウナから水風呂、外気浴とすぐに移動したいという要望をお客様から多くいただいていたんです。コンパクトではあるのですが、近くに小川が流れていて音が聞こえたり、天気のいい日は星が見えるような、ロケーションと導線がいい場所を作ることができました」

また、通路から外に出ると露天温泉が広がる。まるで高級温泉旅館のような趣で、ここで外気浴を楽しみ、温泉で締めるのもアリだ。

試行錯誤の末、スチームサウナを復活!「平家蛍の湯」

サウナ―の間では、じょんのび館といえば森のサウナのある「源氏蛍の湯」がクローズアップされがちだが、自分が訪れた日が「平家蛍の湯」側であっても、残念に思うことはない。「平家蛍の湯」には、山崎さん渾身のスチームサウナがあるのだ。

「ミストサウナはもともとあったのですが、リニューアル前は長い間故障していて、休憩所のように使われていました。そこを壁なども綺麗に修繕し、スチームサウナとして復活しました。

リニューアルする前に、静岡のサウナの聖地“しきじ”で薬草サウナを体験してみて、とてもいいなと思ったんです。設備は全く違うけど、なんとか近づけることができないかと考えました。

室内の温度計と連動してスチームが出るので、温度計の位置を下げていって、スチームを出し続けるようにしたりして、今は立っているとちょうどいいくらいの高温を感じられます」

筆者が訪問した時点では、女湯は「平家蛍の湯」だったので、実際に体験してみたところ、東京にあるミストサウナやスチームサウナは、温度が低めでゆるやかなところが多いが(※女湯の場合)、圧倒的なスチーム量にしっかり高めの温度で、短時間で「ファー、気持ちいい!」と感じることができた。

「今後は、椅子を高くするとかして、座った時に最適な温度にするなど、さらにアップデートを重ねる予定です。私自身まだまだ満足していないので、さらに育てていきます」(山崎さん)

現在は地元で採れる野草を蒸した薬草を使ったスチームサウナになっており、さらに“しきじ”に近づいている。

そのほか、「平家蛍の湯」の内湯には、ジェット風呂があり、大きな窓で解放感のあるドライサウナも楽しめる。

外のととのいスペースには緑があふれ、こちらにもかけ流しの露天温泉風呂が備えられている。

ゆったりした休憩スペースにはソファベッドが据え置かれ、本気で寝てしまいそうだ…。

■“サ飯”からも目が離せない!

じょんのび館で1日フルにのんびり過ごしたくなる大きなポイントのひとつが、充実した食堂メニューだ。

ご高齢者から子供まで楽しめる、幅広いメニューがあるうえ、地元の食材をふんだんに使ったものや、日本酒の飲み比べがあるのも新潟県の施設ならでは。

「おじさんのささやかな贅沢」というメニューは、刺身や煮物、揚げ物などの小鉢がセットになっており、ビールのお供にピッタリだ。これで880円。

「こんなに安すぎちゃダメだろう、ってお客さんに言われます」と話すのは、食堂の店長のジョニー江口こと江口智裕さん。キャラクター性抜群の、看板店長だ。

「食堂のメニューはほぼ手作りで、かねおさんという元ハンバーグ店を地元で営んでいたスタッフによる手ごねハンバーグが人気です。サウナ―の方から特に人気なのはクッパや油淋鶏ですね。クッパは激辛ではなく旨辛に押さえているので、女性からも好評です」(江口さん)

地元西浦の食材で作った、江口さん曰く「かあちゃん飯」の“にしかん飯”も、食材のおいしさをいかした小鉢がずらり並び、880円。

筆者が訪れたタイミングでは粕汁を味わうことができ、ヘルシーかつ一度に地元の味をいろいろ楽しめ、満足感も満点だ。いずれのメニューにもおいしいコシヒカリのご飯つきで、“米どころ”の実力を堪能できる。

食事のおいしさに加え、食堂は、しゃがむのがつらい高齢者にも優しいテーブルと椅子のしつらえ。そのテーブルや物販の棚など、すべてがウッドの温かみのあるインテリアで統一され、おしゃれでくつろげる雰囲気なのが嬉しい。

「リニューアルにあたり、これらの家具はすべてスタッフの手作りで一新したんですよ」と江口さん。

コロナ禍で休館中にリニューアルを実施したため、建築家に設計してもらった図面をもとに、スタッフ総出で板を切り、やすりをかけたりして、椅子やテーブル、棚などをつくったそうだ。

「自分たちで作ったものなら愛着がわきますし、もっと使いやすく変えたり、壊れたときも自分たちで修理ができます。初めて電動のこぎりなどを使うスタッフもいましたが、やればできるもんだなと」

食堂以外にも、じょんのび館のあちこちに「スタッフの手作り」が置かれている。

サウナ施設だけ見ても花マルで、施設全体を見ても、スタッフのきめ細やかな心遣いが光り最高の居心地を実現している、じょんのび館。

「リニューアル後は、グループで訪れる若いサウナ―の人が増えた」と山崎さん。ますます人気になること間違いなしなので、北陸サウナ旅の際には、ぜひ候補に入れてみてほしい。

・日帰り温泉 じょんのび館
住所:新潟県新潟市西蒲区福井4067番地
電話番号:0256-72-4126
営業時間:10:00~22:00
お食事処営業時間:11:00~21:30(L.O.21:00)
定休日:第一水曜日、第三水曜日、12月31日※12月、1月は第三水曜日のみ
※休館日が祝日の場合は翌日休み
https://www.jonnobi.com/

取材・文/安念美和子(nenko)

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定価1320円(税込)
発売日2022.06.30
判型/頁B5判/128頁
https://www.shogakukan.co.jp/books/09104258

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