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ウェザーニューズが今年の台風傾向を発表、発生予想は23個

2022.06.12

関西空港の連絡橋にタンカーが衝突した2018年の台風21号、千葉県で大停電を起こした2019年の台風15号など台風によって大きな被害を受けたことは記憶に新しい。

では、今年の台風はどうなるのだろうか。ウェザーニューズは、2022年の「台風傾向」を発表したので、詳しくお伝えしていこう。

台風発生数は平年より少ない23個前後、9月以降の台風に注意

今シーズンは、太平洋高気圧が平年よりも北への張り出しを強める影響で、7~8月に発生する台風は沖縄から中国大陸・朝鮮半島へ向かうことが多くなりそうだ。9月以降は偏西風が南下し、台風は沖縄から本州付近へ向かう進路をとることが多くなる予想される。

関東に接近する可能性が高まるのもこのタイミングで、台風の進路や雨風の影響に注意が必要。台風の発生個数は平年より少ない23個前後となる予想されている。

台風の発生位置について

シーズン中はラニーニャ現象が継続する可能性が高く、また、負のインド洋ダイポールモード現象が発生することでインド洋南東部の海面水温が高くなる予想となっている。これらの影響で、北西太平洋熱帯域の対流活動は平年よりも西にずれて、積乱雲の発生を促す。

台風は、これらの積乱雲が集まることで発生するため、今年の台風の発生位置は平年よりも西寄りになる見込みだ。

この場合、海面水温が高い海域を通る時間が短くなったり、大陸へ向かう進路が多くなるなど、台風の発生から消滅までの寿命が短くなる傾向がある。

また、日本の近海で発生することもあるため、その場合、発生から日本への接近までの時間が、短くなる可能性も。

図1:フィリピン近海の対流活動と太平洋高気圧の関係(8月)

図2:月別の台風進路傾向

月別の台風の進路について

今シーズンの太平洋高気圧は、平年よりも北への張り出しが強い予想に(図1)。月別の台風進路傾向を見ると、7~8月までは台風は沖縄から中国大陸・朝鮮半島へ向かうことが多くなりそうだ。

ただ8月は、太平洋高気圧が勢力を弱める時期もあり、台風を動かす風が弱くなることで複雑な進路をとったり、動きが遅くなったりしながら日本付近に接近する可能性も。

9月以降、偏西風が南下してくると、台風は沖縄から本州付近へ向かうことが多くなる予想で、台風の進路や雨風の影響に注意が必要だ。

台風の発生数について

今シーズンの台風発生数は、4月に発生した2個を含めて23個前後の予想されている。シーズン中はラニーニャ現象が継続することと、負のインド洋ダイポールモード現象が発生することで、平年より西寄りで海水温が上昇しやすい傾向に。

このため、南シナ海やフィリピン周辺での対流活動が平年に比べてやや活発になる。一方で、平年であれば対流活動が活発なフィリピンの東海上では、対流活動が不活発に。

このため、主な台風発生域における全体的な対流活動は平年に比べるとやや不活発になる見込みで、台風の発生数は平年の25.1個(※1)より少なくなりそうだ。

類似年の台風発生数

1951年以降、エルニーニョ監視海域(NOAA/米海洋大気局)の予想海面水温とインド洋の予想海面水温が、今年の予測と類似している年は、4例(2021、2000、1996、1995年)。

各年の台風発生数は22~26個、平均すると23.5個で、類似年の台風発生数は平年並か少ない状況になるそうだ。

参考1:ラニーニャ現象

ラニーニャ現象は、太平洋赤道域の日付変更線付近から南米沿岸にかけての海面水温が平年より低くなる現象だ。

東風が平常時よりも強く、太平洋赤道域の西部に温かい海水がより厚く蓄積する。この影響で、台風発生域の海面水温は平年より西寄りで高くなり、台風の発生位置が、平年に比べて西にずれる傾向がある。

図3:ラニーニャ現象 模式図

参考2:負のインド洋ダイポールモード現象

負のインド洋ダイポールモード現象は、インド洋熱帯域南東部で海面水温が平年より高く、西部で平年より低くなる現象のこと。この海面水温の変化に伴い、インド洋東部では通常に比べて対流活動が活発になる。

図4:負のインド洋ダイポールモード現象 模式図

関連情報:https://weathernews.jp/s/news/typh/

構成/Ara


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