猫を飼う時に欠かせないアイテムの1つが猫用トイレです。でも、大きさや形、機能など多くの種類があるので選ぶのに迷ってしまいますよね。そこで今回は、おすすめの猫用トイレを6つピックアップしました。猫用トイレの選び方の基本から説明していきます。
【関連記事】猫トイレ&猫砂のおすすめ17選!臭わない、おしゃれトイレや多頭飼い向けまでセレクト
どんな種類がある? 猫用トイレの選び方
猫用トイレを購入する時には、猫の性格や飼育状況に合ったものを選びましょう。猫用トイレの種類別に、その特徴を紹介します。
臆病な猫にはドーム型のトイレが安心
猫にとって排泄は無防備な状態になるので、本能的に見られるのを嫌うといわれています。その点、ドーム型の猫用トイレは中が薄暗く、猫が安心して使えるため、特に繊細な性格の猫におすすめ。臭いが部屋に広がりにくく、おしゃれなデザインが多いのも特徴です。
【参考】ニオイが広がらず掃除も簡単!アイデアが秀逸なミスターカードの「カプセル猫トイレ」
省スペースに置ける猫用トイレは?
ドーム型などカバーのある猫トイレは、部屋のスペースを広く取ってしまいがちです。なるべくコンパクトにしたい時は、カバーのないオープン型を選びましょう。部屋の角に置ける三角形のコーナートイレもあります。
猫用システムトイレのメリット・デメリット
システムトイレは一般的に2層式になっていて、上段のすのこには猫砂を、下段にはシートを敷いて使います。猫がおしっこをすると猫砂とすのこを通過して下段のシートで吸収し、フンをすのこでキャッチします。
シートは週に1回程度の交換で済むため、処理がラクです。システムトイレ用の猫砂とシートは消臭効果が高いので、臭い対策にもなります。しかし、専用の猫砂とシートだとコストがかかる場合もあります。
子猫にはどんなトイレがおすすめ?
体の小さな子猫のトイレは、出入口の段差が低いものにしましょう。ただし、子猫は体が小さいとはいえ、猫用トイレの大きさは猫の体長の1.5倍以上が目安です。また、本体は深いほうが砂の飛び散りを防げます。
手間いらずで最強!? 自動の猫用トイレってどうなの?
留守がちな家なら、自動トイレという選択肢もあります。自動でトイレをきれいにするので、飼い主が掃除をする手間がかかりません。アプリと連携して、猫の健康状態をチェックできるものもあります。価格は5万円くらいからです。
2022年最新版! おすすめの猫用トイレ6選
猫用トイレの特徴が把握できたところで、具体的におすすめの商品を紹介していきます。掃除のしやすさなど、飼い主のニーズも考慮して選びました。
フード付きで砂が飛び散らない! おすすめの猫トイレ
こちらの猫用トイレは大きなフード付きで、猫が砂をかいた時に飛び散るのを防ぎます。
フードはスライドオープンし、手入れも簡単。デオトイレ専用の猫砂とシートは消臭効果が高く、猫砂は1か月、シートは1週間に1度の交換でOKです。
上から構造+サンド+シートで臭わないからおすすめ! アイリスオーヤマの猫トイレ
「PUNT-530S」は、アイリス史上最も高い消臭力を誇る猫用トイレです。
消臭シートと脱臭サンドの上に、猫の出入り口のあるフタを被せた「上から構造」を採用。“臭いは空気より重い”という特性を活かしたこの構造は、フタが下に溜まった臭いを閉じ込めるため、部屋に臭いが広がるのを防止します。さらに、消臭効果の高い猫砂とシートで気になる臭いを軽減します。
大型猫にもおすすめ! おしゃれで安いドーム型猫トイレ
LUCKY MARKETの折りたたみ可能な猫用トイレ。使用時の大きさは約40×44×39cmと大きめで大型猫でも使いやすいです。
正面のドアから入って天井から出る設計になっていて、猫砂の飛び出しを防ぎます。Amazonでの販売価格は3600円前後とリーズナブル。
大型猫ものびのび使えるおすすめのシステムトイレ
幅が約75cmとワイドサイズで、大きめの猫や複数飼育向きの猫用トイレ、花王「のびのびリラックス」。
2層構造のシステムトイレで、出入り口が2ヶ所あり、猫がスムーズに出入り可能です。シートを敷かずにセットすると、おしっこをためることができるので、猫の健康状態をチェックしやすくなります。おしっこが簡単にとれるよう注ぎ口付き。
【参考】花王 公式サイト製品詳細ページ
デザイン賞を受賞したインテリアになじむおしゃれな猫トイレ
pidanの猫用トイレは、世界三大デザイン賞の1つである「Red Dot Design Award」を2016年に受賞。本体に日本の抗菌技術を採用し、高い消臭性も期待できます。
インテリアの一部として部屋になじむスタイリッシュなデザインの猫用トイレです。
ケージ用ってあるの? ケージ内に収めたいなら小さめサイズの猫トイレを
「ケージ用」と特に定められたものはありませんが、ケージの中で使うならコンパクトなものを選びましょう。
こちらのリッチェル「ラプレ ネコトイレ 深型」のサイズは約29×40×16cm。小さくても深さがあるので猫砂を多めに入れられ、汚れた部分だけの処理で済みます。本体の内側に掛けられるスコップ付き。
トイレは毎日使うものだから、猫がストレスを感じないように快適にしておきたいですよね。この記事を参考に、愛猫が満足できる猫用トイレを選んでください。
※データは2022年6月上旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
※製品のご利用、操作はあくまで自己責任にてお願いします。
文/ねこリセット