2022年5月から関東甲信越地区、2023年内を目途に全店へ導入予定
良品計画とローソンは、ローソン店舗への「無印良品」の本格導入を開始した。
両社は、2020年6月からローソン店舗で「無印良品」を導入する実験販売を行なってきたが、いよいよ2022年5月から本格導入を開始。約半年間で、関東甲信越地区の約5,000店に拡大し、その後、2023年中を目途に全店へ導入予定としている。
展開するのは生活の基本となる約200アイテム。専用の販促物を使用した複数にわたる棚で展開し、店舗の立地やユーザーの要望に合わせて、商品ラインナップの拡充を協議していくという。主な品揃えは靴下(230円)、化粧水(携帯用 250円~)、レトルトカレー(250円~)、文具(ノート70円~)、菓子(バウム150円)などとなる。
良品計画は、「感じ良い暮らしと社会」の実現のために、生活の基本となる商品やサービスを、手に取りやすい価格で、全国津々浦々まで届けすることを目指している。また、各地域の店舗を地域のコミュニティセンターと位置付け、地域の活性化に貢献していきたい、という考えを持っている。
一方、ローソンは、「私たちは“みんなと暮らすマチ”を幸せにします。」というグル―プ理念のもと、社会課題を捉え、地域社会の暮らしに新しい便利を届ける、「マチのほっとステーション」の実現を目指している。
このような両社の理念が一致して、今回の全国展開に至ったという。
なお、今後は、共同でのPB商品開発や、サービスの開発なども行なっていくとしている。
関連情報
https://ryohin-keikaku.jp/
https://www.lawson.co.jp/
構成/立原尚子