小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

スムーズな非接触決済を実現したiPad POSレジ「Square スタンド」が画期的な理由

2022.06.03

コロナ禍でキャッシュレス化が加速している。クレジットカードもタッチ決済できるものが増え、非接触な支払いスタイルが増えてきた。5月から発売が開始された『Square スタンド(第2世代)』もその1つ。実際に操作を試してきたので、利用者と事業者それぞれのメリットについて紹介しよう。

『Square スタンド(第2世代)』(2万9980円)。Square ショップにて販売中。10.2インチまたは10.5インチの『iPad』(第7~第9世代、iPad Air、iPad Pro)に対応。

本体がくるりと回転して明細を見ながら安心して決済できる

『Square スタンド(第2世代)』は事業者が自分の『iPad』を差し込むことで、決済がスムーズにできる高機能なオールインワンiPad POSレジだ。見た目のシンプルさはもちろん、支払い時も実にスマートに操作ができる。

一番の特徴は、スタンド本体がくるりと回転すること。その際、ディスプレイに買い物明細を表示するので、利用者はその内容を確認して、安心して支払いができる。

本体の下に回転台があり、180度くるりと回転する。

本体に非接触決済とカードリーダーを搭載しているので、本体だけで決済ができる。決済時にはLEDライトが点灯し、操作する場所を案内してくれるのもわかりやすい。初めての利用者でも戸惑うことなくスムーズに支払いできるところがメリットだ。

買い物明細を確認して支払える。この場合は、非接触決済の支払い方法が点灯。

支払い方法は、電子マネー、クレジットカード・デビットカードによるタッチ決済、ICチップでのクレジットカード決済。主要な決済サービスに対応しているので、多くの人がいずれかの方法で支払うことができる。

●利用できる決済サービス

Visa、Mastercard、アメリカン・エキスプレス、JCB、ダイナースクラブ、DISCOVER、iD、QUICPay、Apple Pay、タッチ決済、Suica、PASMO、Kitaca、TOICA、manaca、ICOCA、SUGOCA、nimoca、はやかけん

ICチップでの決済は暗証番号入力やサインにも対応。

なお、前モデルの『Square スタンド(第1世代)』は、日本では2019年より提供された。今回のモデルとの大きな違いは、決済端末が本体とは別になっていたこと。今回のモデルで非接触決済とICチップの決済を本体に搭載したので、本体のみですべての操作ができるようになった。

『Square スタンド(第1世代)』。決済端末が別にあり、クレジットカード決済や非接触決済に対応。

小売業に関するあらゆる情報を一元管理できる

Squareでは、小売業に特化したPOSレジアプリ『Square リテールPOSレジ』を提供。『Square スタンド』で商品の売上げ管理や在庫管理、出退勤の記録などの従業員管理も行なうことができる。業務に関するあらゆる情報を一元管理できるところがメリット。しかも月額料金などは無料で、事業者が負担するのはキャッシュレス決済時の決済手数料のみになる。

あらゆる事業を1つのデバイスで管理できる。

売上げデータをあらゆる視点から考察することができる。

決済手数料は決済サービスによって異なる。

5月10日から予約受付や管理、顧客管理、決済機能などが統合された『Square 予約』のサービスも始まり、実店舗での予約はもちろん、オンラインから24時間365日、予約を受け付けることができるようになった。自動予約リマインダーや無連絡キャンセルの防止対策など、予約管理に欠かせない機能が揃い、業務を効率化できる。これらのサービスもSquareの加盟店であれば、基本、無料で利用することができる。

スタッフごとの空き状況がわかったり、Googleカレンダーとの連携で予定の一元管理もできる。

『Square スタンド』にはUSBハブが同梱されているので、レシートプリンターやバーコードスキャナー、キャッシュドロワーなどと接続して、利用することもできる。

加盟店からはスッキリ配置でき、スムーズに操作できるところが好評価

4月に行なわれた『Square スタンド(第2世代)』の発表会では、Square ハードウェアのプロダクトマーケティング責任者であるローラ・ジョーンズ氏が、新しい『Square スタンド』を開発するに至った背景を語った。

「Square スタンドは2013年にアメリカで発売しました。それから9年、事業者の皆様と会話をする中で、Squareのサービスを大幅に拡充してきました。中でも異なるツールを沢山組み合わせているために管理が難しく、かつコストがかかるという課題を見聞きして、ビジネスのあらゆる場面を一箇所で管理できるようにすることがSquareの最優先事項の一つとなりました」と、ローラ・ジョーンズ氏。

ハードウェア プロダクトマーケティング責任者 ローラ・ジョーンズ氏。

そこでハードウェア、ソフトウェア、および決済ツールが統合されたソリューションを構築することが事業者の課題解決に繋がると、『Square スタンド(第2世代)』が誕生。この新製品は日本を含む8つの国(アメリカ、カナダ、日本、オーストラリア、イギリス、アイルランド、フランス、スペイン)で同時に発表された。

『Square スタンド(第2世代)』をすでに利用している加盟店の事業者に、感想を聞くこともできた。

「iPadを用意するだけで決済ができ、領収書もメールで送れるので、とても便利です。回転させるとちょうどお客さんの前で止まるんですよ。カフェは土日にバタバタしますが、特に説明しなくてもお客さんが操作できるので、忙しい日もスムーズ。導入コストもリーズナブルだと思っています」と、池袋のカフェ「WAVY COFFEE ROASTERS」の上原彰哲氏。

「花屋のカウンターはアレンジメントを作るなど、作業台も兼ねているので、余計な機器がなく、本体1つだけで全てまかなえるのがいいですね。仕事柄、水を使うので、配線がゴチャゴチャせずに、スッキリしていることも大切。お客さんにもスムーズに操作して頂いています」と、名古屋のフラワーショップ「Florist 花昭」の久野充博氏。

利用者はもちろん、事業者も便利に利用できる新しい『Square スタンド』。今後、利用する事業者が増え、身近な店舗でも見かけることが増えていきそうだ。

Square

取材・文/綿谷禎子

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年4月16日(火) 発売

DIME最新号は「名探偵コナン」特集!進化を続ける人気作品の魅力、制作の舞台裏まで徹底取材!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。