社会人として働くのであればビジネスマナーを疎かにするわけにはいかないが、一朝一夕では身に付かないことも多い。そこで最近まで学生だったZ世代の若手社員たちは、どんなビジネスマナーに苦戦しているのだろうか?
そこでmanebiは21歳以上~25歳以下からなるZ世代の会社員300人を対象にした「ビジネスマナーに関する調査」を実施。先日、その結果を発表した。
苦手なビジネスマナーは「電話応対」が最多に
苦手なビジネスマナーを聞いたところ、「電話応対」(42.7%)が最も多く、以下「メールでのビジネス文書作成」や「敬語・言葉遣い」と続き、言葉に関するビジネスマナーが苦手な傾向にあることがわかった。
得意なビジネスマナーについて聞いたところ、「得意なものはない」が40.0%で最多だった。以下、2位「挨拶・返事」(22.7%)、3位「電話応対」(15.0%)と続いた。
必要だと思うビジネスマナーについて聞いたところ、「挨拶・返事」が60.7%でトップだった。以下、2位「敬語・言葉遣い」(59.0%)、3位「身だしなみへの気遣い」(52.0%)と続いた。
ビジネスマナーで失敗してしまったこと・困ったことを自由回答形式で聞いた結果、名刺交換や電話応対などの実務で困惑することが多いことが見て取れた。また、言葉遣いに関する失敗談が多く、言葉に関する苦手意識が高くなっていることが読み取れる。
<調査概要>
調査内容:Z世代のビジネスマナーに関する意識調査
調査方法:インターネット調査
調査実施日:2022年4月28日 ~ 2022年4月29日
有効回答数:300
調査対象者:21歳以上 25歳以下の会社員
出典元:株式会社manebi
構成/こじへい